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山は蘇る

こんにちは、JAMです。


先日の大雨の翌日。
先日も通った県民の森~金昌寺のトレイルに行きました。

長い年月をかけて作られ、長い年月保たれているトレイルの多くは強く逞しい。
前日の大雨でも荒れたりなどの影響はほぼ無く、少しの湿り気が残り土は柔らかくなっているものの、
山に慣れていない方が見れば何事も無かったかのように私たちを迎えてくれます。




このコースには思い入れがありまして、私がトレイルランを始めた頃に初めて行きましたが、
初めて行った頃はあまり人が通ってなさそうなコースで、ちょうど先日紹介したような荒れた印象のコースでした。
jam-style.hatenadiary.com


その後、私が主催したゆるゆるトレイルランのイベントでこのコースを使用し、偶然にも当時大会運営団体の1人であった人も参加してくれた。
後にこのコースで大会が開催される事となり、トレイルを走る方々にもこのコースが知られる事となった。

駅から遠く、距離も長い事から、今でもハイカーはあまり通りませんが、
トレイルを走る人は頻繁に見かける様になりました。
このように定期的に一定の人が入る様になったこのコースでは、私が初めて行った時とは違った変化が生まれてきています。



ひとつはこの箇所。
かつては落ち葉が堆積し、落ち葉の下にはゴロゴロとした石が潜み、一見フカフカのトレイルのようですが実際は石に気を配る気の抜けないトレイル。



それが今ではこんなにも落ち葉が踏み固められ、ゴロゴロした岩も取り除かれとても気持ちよく走れるトレイルに。



ひとつはこの箇所。
かつては落ち枝が多く堆積し、足に引っかかるし躓くし決して走りやすいとは言えないトレイル。



それが今では枝はなくなりこんなにも綺麗な路面のトレイルに蘇りました。



人が入らなければ植物が遮り、枝や葉が堆積し、落石が路面に残り続け、際限なく荒れ続ける。
後には人が立ち入ることができない状態になることも多いし、そういう現場をいくつも見てきた。

それが人が入ることにより、その一人ひとりが少しづつ障害物をどかし、路面を踏み固め綺麗にしてきた。

人が入ることにより山が綺麗になる。
この瞬間をまさに体験できている。

「山は何度でも蘇る」

言葉では聞く機会があるかもしれませんが、今こうして実際に体験できていることは、今後の活動への自信にもなりますし、とても有意義な経験でもあります。



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FTR飯能の下見その2

こんにちは、JAMです。


先日アップしたコースの続きに行ってきました。
今回は「R299~子の権現」です。



先日行ったコース「飯盛山~A3北川小学校跡」。
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正丸駅に駐車してジョグで5分。
国道299線の横断個所でコース合流。
ちなみにこの国道、この付近には信号がなく、休日は交通量も多いので、
横断するには結構待たされそうな気がします。
試走などで無理な横断は危険です。

更に、前回の記事で触れた関係者以外立ち入り禁止区間は、
A3北川小学校跡~この国道299の間のトレイルです。



さて、国道からゆるーい登りのロードを1kmほど進む。
トレイルの入り口は登山地図にも線が載っていないコースなので、入り口が分かりづらい事は想定していました。
地図で現在地を確認しながら探したので大丈夫でしたが、道標も小さな看板もないホントに分かりづらい箇所がトレイルの入り口でした。
走りながらでは見つけられないでしょうね。



トレイル入り口。


入り口からコースを覗く。


全く通られていない感じではありませんが、基本的にはほとんど登山者は来ない道だと思います。
路面も斜めに崩れがちで、しばらく手を入れている感じもありません。


すぐにあるこの橋は怖くて乗れませんでした。



間もなく樹林帯に入りますが、入ってしまえば踏み跡はハッキリしています。


徐々に勾配がキツくなりこれから向かう森坂峠へ向かって直登気味に進みます。
今日は疲労の蓄積があるので登りがキツいです(汗)


森坂峠へ出ました。
ここから稜線上を進むので勾配は緩めになります。


細かいアップダウンはありますが、しっかりした道だし元気なら楽しい道です。


イモリ山の手前の登りはキツい勾配です。


イモリ山直下では目の前にそびえる岩山に「エッ!」と思いますが、左側から巻くので一安心。


でもヒィヒィ言いながら巻き道を登り終えました。


細かいアップダウンをしながら気持ちよい道を進む。


撤去中の送電鉄塔



そして、西吾野駅方面から続く赤実践コースに合流すると、道が一気に広くなりました。
こちらが子の権現への表参道何でしょうか?
違うとしても今のメインコースです。


広く歩きやすい道。
植林は手入れされているようです。



またもや古びた丸太橋。
あと何年持つかな?という感じです。



だんだん勾配がキツくなります。



神社に近づくと立派な樹木も増えてきました。



最後の最後は段差も大きくヒィヒィヒィです(汗)



子の権現すぐ下のロードに出ました!



今回の区間は大会では中盤を越えた折り返しはじめの地点。
この後には飯能アルプスのアップダウン区間が控えます。

登りの区間なので選手にとってはキツい区間ですが、コース自体は変化に富んだ楽しい区間なので、今後に備え無理のないペースで楽しみながら進んでいけたら良いと思います。
実際そんな余裕はないんですけどね。



以上。
オツカレ。


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飯能アルプス~奥武蔵丸山トレイルランの見学

こんにちは、JAMです。


日曜日の午前中はお家でゴロゴロしていたんですが、午後は走りたいなぁと思いコースを考えました。
で、今日はSAJ主催の「飯能アルプス~奥武蔵丸山トレイルラン」があったなぁと思いだし、
応援ってつもりではないけど、少しでも雰囲気を感じようかとコースに行ってみようと思いました。

あんまり選手が沢山いるコース走るのは気が引けるので、選手かバラける後半でボリュームより少し早い方がいる時間帯に行くよう調整しました。


町営グラウンドの駐車場に止めて、行きはオールロードで県民の森を目指します。
延々と登り。来月のウルトラの練習には丁度いい。

でも、予定していた自販機で飲み物を買えなかったので、山の中の5km先の自販機で水分が買えるか心配で集中できませんでした(言い訳)。
今日は風も強く、山の地形によっては突風が吹くほど。山の稜線ではもっと強い風が吹いているかもしれない。
汗をかいた身体がどんどん冷やされてしまうので、遅い時間に稜線で強風に吹かれたら厳しいなと思いました。


途中の風景「棚田と武甲山」。


気持ちはなるべく走るつもりなのに直ぐに歩いてしまう。。
来月のウルトラがとても心配。。


無事に自販機で飲み物を購入し安心。
途中からトレイルへ入り直登コースで県民の森を目指す。

防火帯の直登にゼェハァしながら進む。
こういうところをスタスタ登れるくらいまで戻したいなぁ。



そんなこんなでようやく県民の森へ。
関東平野がキレイに見えましたよ。


狙い通り、選手はまだまだ全然まばら。
1分間に1,2人通る程度。
おそらくですが上位の1/3以内くらいの方達だと思う。
これなら邪魔せず走れます。

まぁ本来、選手とかハイカーとか、私のような一般で来た人とか、どちらも優先とかないので気にする事ではないのですが、
気持ち的にお互いの干渉を避けるよう、少しでも配慮したら良いんじゃないかなぁと思いまして。


選手達はトレイルで30km地点。
私はロードと少しのトレイルで10km地点。
実力は私の方が劣りますが、疲労と下り基調を考慮すると私の方がかなり余裕があります。

前の方には詰めないよう、かなり距離を取って走ります。
全体的なペースは私の方が早いですが、登りのピッチの速さが普段の私の周りの選手とは違いますね。
そして、走れるところはなるべく走る。平坦はもちろん緩い登りもなるべく走る。
むぅ、懐かしい。。



途中、ペースが合わない方に何人かの選手が詰まり気味になってたんですが、私は後ろから来たペースの早い方に素早く譲り、
その方の後について一緒にパスさせてもらいました。

その方は先行し、その後はしばらく私は単独で走りました。
今日は新しいシューズだったのでその感触を確かめながら、気持ちの良い下りを気持ちのいい程度のペースで。


気持ちの良い区間が終わると勾配が少しキツくなるんですが、足の疲労が蓄積した選手たちはここでガクッとペースが落ちますね。
後ろからの気配は全く感じないので、ここから私もペースを落とし、前にプレッシャーをかけないよう10m以上は距離を開けました。
そのまま、下り終わりの金昌寺まで行きました。

そこからのロードもなるべく走るようにしましたが、気持ちも身体も弱く何度か歩いてしまった(汗)
弱ぇ。。


普段は1人で走っているので、少しでも気持ちが乗らないと下りでも歩いてしまうんですが、
今日は周りのペースを意識しながらだったので、必然的にほぼ走り続けることができよい練習になりました。

また、最近とは違う選手層の方と走ったのですが、特別に何か違う訳ではなく
日々の努力の差からくる、ほんの少しのペースの差であったり、ダレない気持ちの差だったり。


私は別に大会で速く走ることには全く興味はありませんが、
山を楽しむ人としての「強さ」というのは常に備えておきたいと思っています。
こと「走る速さ」という点に関しては今日の周りにいた方々は私より強いので、
良い刺激を頂くことができました。


痩せて、鍛えて、強くなる!
オツカレ。



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FTR飯能のマーシャル下見

こんにちは、JAMです。


この度、今年初開催の大会ボランティアに申し込みました。
今回はマーシャルです(要資格)。

地元の奥武蔵での大会ですが、コースの一部が通った事のない箇所だったので下見に行って来ました。

選手の安全を守る立場としてはどんなコースなのか、可能な限り把握しておきたいですからね。近いし。

ちなみに、私は運営に一切関わっていない一般ボランティアです。
私に意見や苦情を言わないで下さいね。


初めてのコースに行くまでに往復では面白くないので、行きも初めてのコースに行ってみることにしました。

こちらは登山道ではなく、地図上には旧作業道としてグレー破線が付いているコース。
道が不鮮明である事が予想されます。



えー、予想以上でした(汗)


昔使ってた踏み跡はほぼ無く、私のような物好きがごく稀に来て通った踏み跡がかすかにある程度。


それならまだしも、その内踏み跡すらなくなり、地形図を頼りにかつての作業道を探しながら凄い勾配を上ったり、稜線を辿ったりの大冒険となりました。
まぁ、慣れてますけどね。

こういうところに来ると、登山道に来るのとはまた一層違った非日常感というか、ホントに下手したら遭難するよねっていう、なんとも不思議な感覚になります。
今回はまだ難易度としてはかなり低いですが。


また、普段の登山道が踏み固められているお陰でどんなに歩きやすいか実感します。今回のような人がほとんど通らない急斜面って、勾配のキツさだけで無く、柔らかく崩れやすい足場なので、登る推進力が地面に伝わり辛いんですよね。
なので滑らないように気を使いつつ、力を込めても余り進まないので普段以上に疲れます(汗)


ヒィヒィいいながら最後の岩の稜線を登り、やっと車道に出られました。


結果的には途中から作業道らしきものは微塵もありませんでした。



さて、車道を進み目的のコースのアプローチを目指します。
登山地図には実線で書かれたコースですが、コースの入り口に覚えはありません。
どんなところだろう??



こんなところでした。
コリャわからんわ。


看板も案内も何もないガードレールの切れ目。
ホントにこんなコースで大丈夫なの?と不安になります。

この入り口は長いあいだ整備されずにいたようで、道路から降りてすぐのところがナナメに踏み崩されています。
道路からの段差も大きいので、そのまま斜面にズルっと滑りそうで注意が必要でした。


コースに入って直ぐは、やはりあまり人が通ってない感じ。


でも少し進むとなかなか良い感じになってきましたよ!


でも中盤以降は倒木が多くなってきました。
こちらの完全にコースを塞いでいるものは、、


撤去してきました。


写真を見ると分かりますが、放置された植林なので落ちた枝が散乱しています。
人が入らなくなった登山道あるあるです。

こういう枝がなかなか厄介で、踏むと枝が反り返り、足に引っかかるんですよね。
歩きでもつまずくし、走ってたら下手したらヘッドスライディング状態に転ぶ人も出てきそう。

今回は遅いスタートだったので整備の時間が無く放置でしたが、なかなか良い感じの下りなので大会までに整備出来たら、かなり印象の良い下りになりそうです。



他にも何本か倒木があったのですが、マイナートレイルだし色んな面で運営に迷惑がかかっても良くないし、避ければ通れる箇所はそのままにしました。






大会コースは途中から左へ曲がるのですが、登る途中に出口を眺めたら、民家の敷地の様な感じで入って良いのか分かりませんでした。
なので今回は実線のコースで降りました。
ですがこの実線コースも途中から道がよく分からなくなり、最後はプチ大冒険で道路まで出ました(汗)


という事で、地元でありながら知らないマイナーコースでしたが、コース自体は全て下りの走れるトレイルでとても良かったです。
あとは整備がどれだけできるか。

あと今回のコースのすぐ先も関係者以外立ち入り禁止区間があるので、下見に行く時は無断で入って大会の迷惑にならない様に気をつけて下さいね。


以上。
オツカレ〜

オツカレA8!ゆるゆるトレイル

こんにちは、JAMです。

先日、UTMF-A8エイドスタッフのプチ反省会&オツカレ会として、飯能アルプスでゆるゆるとトレイルを楽しんできました。
ゆるゆるとは言え飯能アルプス。。

余りにも久々のトレイルという事で、今回の為に事前に2回も山に行ったという。。
久しぶりの1発目の山のキツさは半端ないですからね。

ゆる募によりメンバーは私を含めて5名。
いわゆるトレイル界隈では古株な方々がほとんど。
コアな話もありそうです。

今回は吾野駅をスタートして南側の前坂へ出て、飯能アルプスで飯能市内を目指しました。


吾野駅を9:30頃スタート。
一応コースの詳しい私が先導。

登り始めてすぐはなかなかの直登区間
前には小さいお子さんを連れた団体さんにより、のんびりとしたペースで後続は安心。
私は少しペース遅れが気掛かり。

程なく譲って頂き進むと、さっきの団体から先行していた親子が4.5名。
そこからお子さんが1人付いて行けずに遅れ出す。

先行の親?祖母?は全然待とうとしない。
お子さんは「待ってよー!(怒)」と何度も言っているのに。
親:「待ってれば後ろから来るからー」と。

お子さんを抜かし、我々が間に挟まれる形でその状態が続く。
こちらの気分はあまり良いものではない。
更にお子さんは遅れだし、親の姿が見えなくなるであろう状態に痺れを切らした我々メンバーが先行の親に声をかけた。

「もう完全に1人になってしまうので、待ってあげませんか?」

かつて世間を騒がしたニュースで、7歳の子供を躾のつもりで林道に置き去りにし、5分後に戻ってみたら居なくなっていた事があった。
子供は無事だったが見つかったのは7日後で数km離れた自衛隊の施設内であった。

子供は予想外の行動をします。
山の中で見えなくなるまで離れてしまうなんて怖くて出来ません。
何より遅れたお子さんは楽しくないでしょうに。


メンバー全員が1人でも安全に行動できるなら構いませんが、地図も見れず装備もない、その場に不慣れな方を置いていってしまう行動は、山の中では相応しくないと思う。
そういう人は誰かを誘って山に行ってはいけない人です。
何より遅れたメンバーは楽しくないでしょうに。

団体で山に来たならみんなで楽しく行動すれば良いのに。
ペースが合わない事がイヤなら一緒に山には行かない方がいい。
そういう人に誘われても断る意思表示も必要。

あれ!?なんか違う人達に向けた話しになってるな。


そんな事がありつつも、キツくて楽しい飯能アルプスを進んでいく。
今日は暑すぎず、新緑も綺麗なトレイル日和。




キツい区間を避けて敢えて吾野駅スタートにしたのだが、それでもアップダウンの連続が厳しい。
メンバーの中には久々トレイル1発目の人が2名も居るので大変そうだ。

常に後ろを気にしてペース配分し、適度に休憩を挟む。
そういう気遣いの出来ないただ早いだけの人は、ペースの違う人をトレイルに誘って先導してはいけない。
は!!またこの話しに!(汗)


お疲れのご様子。


ゆるゆるマイペースでOK!


今日は暑くて遠くの方は霞んでた。



予定ではもう少し周り道をする予定でしたが、途中でソフトクリームを食べてからはまったりモード。
今日はこのまま温泉と反省会へ直行となりました。
けっこうヘロヘロだったのでこれで良かったです。


反省会の前に新しい駅前のお店でクラフトビールを一杯。
私の選んだのはスッキリしてて飲みやすかった。


反省会は定番の激安中華へ。
お酒も3,4杯飲んで、料理もお腹一杯食べて、一人2000円以下という衝撃。

皆さん、楽しかったです。
オツカレ~!!

2019UTMF-A8の感想2(残念編)

こんにちは、JAMです。

前回の記事で大会としての大まかな感想を書きました。

その記事をSNSでもアップし紹介したんですが、コメントにてとても残念な想いをしました。


私も今まで400名以上の大会ボランティアさんをまとめる立場もしていたし、大会ともなれば選手が1000名を超える事もあります。
その経験から、人が多くなれば多くなるほど色々な価値観や感覚を持っている事を学びました。
例えば一つの価値観があったとして、殆どの人は私と同じ価値観を共有する事が出来たとしても、全員が同じ価値観という事はまずありません。
その共有出来ない方の割合が10%だったとしても、1000名居れば100人、たった1%だったとしても10人いる事になります。

UTMFの場合は2000人を超えて居ますから、そうしたマスは更に大きいですよね。


今回はある顔見知りからのコメントだったのですが、その方は前からちょっと変わってるなぁと思っていた方で。
でも今までは大会などでボランティアしてくれる方だったので邪険には出来ず、私からは深く関わらずほどよい距離を置いていました。
ただ、ちょっと変わっているのでこちらの空気は読まず、今までもちょっと変わったコメントなどをしてきたりする方でした。


今回、その方からのコメントをまとめると、

①友人がA8に行ったが、記録でA8まで進んだ事になっていない
②その原因はA8の誘導の不手際があったのではないか?
という事でした。

???
それって1ボランティアスタッフの私に言う事ですか??


私のコメントとして、
・誘導は万全だった
・運営に確認したらどうか?
・(せっかくボランティアで頑張っている人に対して)そのような事を言われるのは残念です。

と返しました。


僅かな期待として、
「そんな責めるつもりはなかった。申し訳ない。」
なんて、、思わないよなぁ。。
なんて思いもしましたが。。


案の定、
・残念なんて言葉は使って欲しくない(という種子の独特な言い回し)
・友人は楽観視しているが、もらえるポイントが違う
・コメント主も選手だったがA8までは来れなかった
・(私から)運営にA8の誘導の不手際を指摘する

との事でした。

ハァ。。
どうぞご自由に。



この様な価値観の方とはとても相入れる事は出来ないと思います。
私用のSNSなのでこの様な方と関わる義理は全くありません。
速攻でブロックして、リンク記事も削除しました。
(他にコメントやイイねをしてくれた方は申し訳ないです)


どんな価値観を持とうが、それは個人の自由だし構わないと思っています。
今回、A8の誘導を疑うのも自由です。
そんな事はどうでも良いのです。

ただ、見てもない現場の状況に対して、当事者である友人が問題視していないにも関わらず、自分の正義感を元に信憑性があるかも分からない事で、ボランティアスタッフに対して傷付ける様な書き込みをする方。
そんな方とは今後一切関わりたくないです。


この記事を見て「イヤ、お前も落ち度があるんじゃないの?」と思う方もあるでしょう。
もちろん自分が完璧なんて思ってないし、ただあの状況で最善を尽くすよう私を含めみんな頑張ったんです。

そもそも計測はボランティアスタッフの範疇外。
ボランティアを何回もやっているのにそういう事も分からない。

何より、選手として大会に参加していながら、その労いというか、ボランティアに対する感謝というか、そういう事が分からない人とは、ホントに関わるのはマジで勘弁です。


私も今までの活動上、特別親しくない方ともSNSで多くの繋がりを持っています。
ただ、その活動を辞めた今としては、その浅い繋がりはこうした日常の障害にしかならないなと、改めて感じています。

ごく近いうちにSNSのアカウントを作り直します。ってかもう作ってあります。
セキュリティの観点からも、こうしたSNSのアカウントは定期的に変更する必要性を感じていたので、これも良い機会です。


せっかく頑張っても、色々とあるよね。
というお話し。

2019UTMF-A8での感想1

こんにちは、JAMです。

今年も昨年に引き続き、UTMFのA8でボランティアリーダー的な役割で参加してきました。
と言っても昨年の記録を書いたか不明。
UTMFのA8は140km地点、標高1134mに位置し、既設の建築設備が無いので簡易テントによるUTMFで1番小規模で過酷な環境でのエイドになります。
コース的にも前のA7からはアップダウンが連続する山岳エリア、次のA9までもコース中の最高地点であり最高難度の杓子山エリアが構える、その繋ぎとなるとても重要なエイドだと思います。

ご存知の方も多いと思いますが、今年のUTMFは降雪により途中で中止となりました。運営による判断や対処などは多くの方々が意見を述べられています。


雪になりだして10分程度の様子。
みるみる大粒の雪になりみるみる景色が白くなっていった。


直接の降雪エリアに居た者として私の感想は、
・中止はやむを得なかった
・中止判断は概ね適切であった(現場に居ると遅いと思いましたが、全体としては適切かと)
・選手の輸送は大きな不手際は無いものの、改善の余地は大きくある
・こうしたトラブルを想定した運営とは思わないが、臨機応変に対応していた
・トラブルを想定した策を考慮した体制整備の必要性
と簡単にはこんな感じです。


当事者としての個人的な感情として、
・気温が下がり続け震えながらA8にたどり着く選手が増えた
・この先の杓子山エリアの降雪が気掛かり
・既に進んでしまった選手が心配
・この状態でもう選手にはこの先には進んで欲しくない
などと思っていた。


A8運営責任者、エイド担当者のMMA渋井さん、ちょうど居合わせた石川さんなどと色々な意見を交わし、この先に選手を進ませるのは危険だという現場での共通認識はあった。

この辺りでワサワサ話し合っていた。


私としては一刻でも早く中止なり運営からの判断が欲しかった。そうした判断が1番欲しかったのはもちろん選手。A8に止まりながら、このまま進むべきか、自己判断を下すべきか、1番葛藤したのは選手であろう。
A8を出発しそうな選手に対し、運営に確認し少し待機してもらう事も何度かあった。

その間もポツポツとA8へやってくる選手達。先に述べた通りA8には充実した設備はないので、こうした時の許容範囲も小さい。時間が経てば経つほど状況は一層厳しくなる。


こんな状況が続く中で、増設のテントがやってきた。既に100名を越す選手が滞在していたので、これは助かった。
元々はまだ雨が降る中で、夜間に対応するために事前に手配しておいたテントだ。
予想に反して降り続く雨のため、まだ昼間の時点で先を見越して手配してくれた運営担当者に感謝です。


それでも手狭になってくるテント。


そして15:00
本部から中止の判断が下された。
私は安堵したと同時に、これからの対応にかかった。

既に長時間エイドで待機している選手達の体調が心配。
こんな状況だからこそ、不調を言い出せない選手も居るだろう。そんな選手をいち早く見つけ出す。その為に救護班はもちろん、エイドスタッフにも気を配るようお願いした。

ここA8は山の中腹なので輸送の車も来るのに時間がかかるし、道も狭くて大きな車両も来れない。
なので元々はサポートはもちろん、一般の見学者も立ち入り禁止にしている。
選手の輸送には時間が掛かるのは容易に想定できた。

救護にいる緊急性の高い方を優先に、みんなで協力し合って耐えた。
その事について大きなトラブルとか不平不満の声は聞こえて来なかった。
この辺りの対応は選手、運営、スタッフのみんなは凄いと思う。
これがトレイルランニング民度だと思いたい。

時間はかかったが、A8からA6へ自走で向かう体制も整った。
これでようやく選手を全て山から下ろす見通しが立ってきた。

私としては、この対応に当初のシフトが完全に崩れ、無休で対応し続けてくれたエイドスタッフにもとても感謝している。
トラブル後の運営中、ずっと申し訳ないなと思いながら仕事をしていた。


ひとしきり振り終えた頃の様子。



そしてその後は美しい姿を見せたM t.富士山。


なんだか纏まらない話しになってしまいましたが(文章力の大幅な低下。。)
2019UTMFも忘れられない思い出となった。
共に過ごした皆さん、ありがとう。


せーの、お疲れー!!