中央ALPS SKYLINE JAPAN【前編】
こんにちは、JAMです。
今回は「第1回 中央ALPS SKYLINE JAPAN」に参加してきました。
前日の様子はコチラ
昨日は22時30分には寝たのもあって、当日は4時頃に目が覚めました。
淡々と準備を済ませチェックアウト。
駐車場から出るときに偶然にMMAの渋井さんを発見。
参加するのは知ってましたが同じ宿だったとは!
大会用の駐車場が分からず、会場隣接の有料駐車場へ。
結果的にはこの駐車場が便利で良かったです。
1時間前には会場に着きましたが何もすることがなかったので、
慣れてればもっとゆっくりしても良かったかな。
30分前。
みんな会場から遠くへ歩いていく方が多い。
初めは「みんな今から駐車場に戻るの?」なんて思っていましたが、
ふと、そういえばスタート地点が別だった事を思い出す(汗)
情報を入れるのが早すぎると忘れちゃうね(直前にも再確認しろって)
コース図。
高低図。
ということでスタート会場へ到着。
会場にて渋井さんを発見。
少し話す。
そして2018年のUTMF-A8にてご一緒した秋葉さんにも声をかけてもらった。
結果としてはちょっとした不運がありましたが、入賞まであと一歩だったらしい。
凄ぇ!
余談ですがこの会場、すごいやぶ蚊が飛んでた。
普段、蚊に刺されまくりの私ですが、今回1か所だけで済んで良かった。
たくさん刺されてたらエライことになってた。
今回の大会は35kmで300名なのでかなり少ない。
なんだかこういう大会も懐かしい。
また余談ですが、今回の大会は珍しくストックOKな大会。
日本のトレイルランニングではストックNGな大会が多く浸透していない。
なのでOKと知っていても(恐らく知らない人が多いが)使わない人が多かった。
それは良いとして、ストックをもっていないからと言って
「ストックはいらないよね~」
とか、持っている人の近くで言わない方が良いですよ。
人それぞれですし、そう思うのは自由なのですが、
わざわざ聞こえる距離で、聞こえる大きさで言わなくても。
別に正解なんて無いんだからさ。
私は誰がなんと言おうが絶対に使いますけどね。
ストック大好き。
6:00スタート。
少ないので混雑はありません。
駒ヶ池。
窮屈さもなく走れる。
狭い階段で少し詰まりますが、
大沼湖。
既にこんなにバラけてますね。
みなさん、なかなか良いペースです。
私はもちろんマイペース。
もう早く歩きたいと思っている。
コース序盤は舗装路、プチトレイル、林道を何度か変わりながら進む。
事前のイメージでは、こういう林道がしばらく続くのかなぁと思っていましたが。
途中、渡渉する箇所なんかもありまして。
ここでは私は石の上を上手く渡り靴を濡らさず渡れた。
ここでも後からの人が沢に入ってしまい靴を濡らしてしまった方が
「もう濡れても同じだよね~」と。
イヤ、全然ちがうから。
この方達、実はストックの時と同じ方達なんですが、
なぜわざわざそんなこと言うのかなぁ。
自分は失敗してないよ、とでも言いたいのでしょうか?
「わぁ!濡れた~!」とか事実を言えばよいのに、
なんか保身なのか自分をフォローするようなことを言う。
いちいちこんな事に反応する私も「小さいなぁ」とも思うのですが、
私はこういう事は言わないようにしようと思うのでした。
「今は○○が1番でしょ〜」
「○○って古いよね〜」
「○○知らないなんて」
とか。
迷惑掛けなければ価値観は人それぞれで良いから。
6:33
この分岐の個所から本格トレイルに差し掛かります。
時計でここまで2kmだった気がするのですが、結構時間が掛かってますね。
で、コースは直登です。
ハイ、ひたすら直登。
6:45 ロープなんかもありまして。
ここはストック使ってクリアできました。
所々、少し勾配が緩い箇所があるものの、
ずっと登りが続きます。
私はストックを使っているので周りより若干ペースが速い。
途中で休む方をチラホラ抜かしながら進む。
ストックを使うと重心がかなり前に掛けられるので、
足、特にふくらはぎにかかる負担をかなり軽減できる。
使えるなら使ったほうが絶対に楽です。
楽に上りたいならぜひ使ってみてください。
見渡せば明るい樹林帯。
こういう雰囲気は地元の植林地帯では味わえないので来る価値があります。
7:30 2回目のロープ。
ここは路面がズルズルで、さすがにロープを持たないと滑ってしまう。
今回のこの区間は、むか~~し使われていた道を辿りながら
今回のために切り開いたコースのよう。
なので路面が踏み固められてないので柔らかく、登りも下りも滑りやすい。
途中、後ろに10人くらい詰まっているのに譲ってくれない人がいる。
もちろんワザとではないのは分かっています。
みんなキツいんです。
みんな遅いペースで進んでいるので大迷惑って程ではないんですが、
その方の前との距離の開きを見れば、自分がどれだけペースが遅れているか
分かるとはおもうんですが。
別に私は争っている訳ではないのでいいのですが、
なるべく人には迷惑をかけたくないなとは思って生きているので、
ちょっと感覚が分からないですね。
私も10年近く山に行ってますが、山のマナーとか関係なく、
こういう一般的な感覚の違いって多いです。
ベテランの小言みたいであんまり言いたくはないんですけど、
だれも言わない状況がなんだか今の世の中には蔓延している気がする。
最低限、一人ひとりが自立して、他人への迷惑や影響に配慮しながら
行動する必要はあると思いますけどね。
それが息苦しいなら誰もいない場所で自由な振る舞いをすれば良いと思います。
余談多い(汗)
8:20 稜線に出る。
風も少し吹いていて涼しさが増す。
写真には写らなかったけど、大きく崩落している箇所。
残念ながら景色は見えませんでした。
途中、誘導の方から「ここが最高地点」と教えてもらう。
「ここまでの急登には1ヶ月前までイワカガミの大群生があったんだよ」
とも教えてもらった。
なるほど、知る人ぞ知るっていう穴場でしょうか?
すごいな。
最高地点を過ぎるとほぼ登りはなく進む。
ブナでしょうか?気持ちの良い道なのでできれば歩いて楽しみたい。
8:40 池山避難小屋エイド
いやー、長かった。。
私が出た大会の中で間違いなく1番キツい登りでした。
距離8kmで約1100m、2時間40分。
九十九折りは全くなく直登と軽くトラバース気味の登り。
これで路面が踏み固められていたらまだ上りやすかったのでしょうが。
いやぁ、キツかった。。
とはいえ、ストックのおかげで足は全然元気。
水を補充し経口補水液を作る。
エイドには飲み物の他に、果物とパンだったかな?
ここには車は来れないのでスタッフが担ぎ上げてくれたんでしょう。
感謝!
後から気づきましたがここの関門時刻は11:00なので、
関門の時刻設定はかなり緩やかなのかなと思います。
さて、先へ進みますか。
つづく。。
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