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FTR飯能のマーシャル下見

こんにちは、JAMです。


この度、今年初開催の大会ボランティアに申し込みました。
今回はマーシャルです(要資格)。

地元の奥武蔵での大会ですが、コースの一部が通った事のない箇所だったので下見に行って来ました。

選手の安全を守る立場としてはどんなコースなのか、可能な限り把握しておきたいですからね。近いし。

ちなみに、私は運営に一切関わっていない一般ボランティアです。
私に意見や苦情を言わないで下さいね。


初めてのコースに行くまでに往復では面白くないので、行きも初めてのコースに行ってみることにしました。

こちらは登山道ではなく、地図上には旧作業道としてグレー破線が付いているコース。
道が不鮮明である事が予想されます。



えー、予想以上でした(汗)


昔使ってた踏み跡はほぼ無く、私のような物好きがごく稀に来て通った踏み跡がかすかにある程度。


それならまだしも、その内踏み跡すらなくなり、地形図を頼りにかつての作業道を探しながら凄い勾配を上ったり、稜線を辿ったりの大冒険となりました。
まぁ、慣れてますけどね。

こういうところに来ると、登山道に来るのとはまた一層違った非日常感というか、ホントに下手したら遭難するよねっていう、なんとも不思議な感覚になります。
今回はまだ難易度としてはかなり低いですが。


また、普段の登山道が踏み固められているお陰でどんなに歩きやすいか実感します。今回のような人がほとんど通らない急斜面って、勾配のキツさだけで無く、柔らかく崩れやすい足場なので、登る推進力が地面に伝わり辛いんですよね。
なので滑らないように気を使いつつ、力を込めても余り進まないので普段以上に疲れます(汗)


ヒィヒィいいながら最後の岩の稜線を登り、やっと車道に出られました。


結果的には途中から作業道らしきものは微塵もありませんでした。



さて、車道を進み目的のコースのアプローチを目指します。
登山地図には実線で書かれたコースですが、コースの入り口に覚えはありません。
どんなところだろう??



こんなところでした。
コリャわからんわ。


看板も案内も何もないガードレールの切れ目。
ホントにこんなコースで大丈夫なの?と不安になります。

この入り口は長いあいだ整備されずにいたようで、道路から降りてすぐのところがナナメに踏み崩されています。
道路からの段差も大きいので、そのまま斜面にズルっと滑りそうで注意が必要でした。


コースに入って直ぐは、やはりあまり人が通ってない感じ。


でも少し進むとなかなか良い感じになってきましたよ!


でも中盤以降は倒木が多くなってきました。
こちらの完全にコースを塞いでいるものは、、


撤去してきました。


写真を見ると分かりますが、放置された植林なので落ちた枝が散乱しています。
人が入らなくなった登山道あるあるです。

こういう枝がなかなか厄介で、踏むと枝が反り返り、足に引っかかるんですよね。
歩きでもつまずくし、走ってたら下手したらヘッドスライディング状態に転ぶ人も出てきそう。

今回は遅いスタートだったので整備の時間が無く放置でしたが、なかなか良い感じの下りなので大会までに整備出来たら、かなり印象の良い下りになりそうです。



他にも何本か倒木があったのですが、マイナートレイルだし色んな面で運営に迷惑がかかっても良くないし、避ければ通れる箇所はそのままにしました。






大会コースは途中から左へ曲がるのですが、登る途中に出口を眺めたら、民家の敷地の様な感じで入って良いのか分かりませんでした。
なので今回は実線のコースで降りました。
ですがこの実線コースも途中から道がよく分からなくなり、最後はプチ大冒険で道路まで出ました(汗)


という事で、地元でありながら知らないマイナーコースでしたが、コース自体は全て下りの走れるトレイルでとても良かったです。
あとは整備がどれだけできるか。

あと今回のコースのすぐ先も関係者以外立ち入り禁止区間があるので、下見に行く時は無断で入って大会の迷惑にならない様に気をつけて下さいね。


以上。
オツカレ〜

オツカレA8!ゆるゆるトレイル

こんにちは、JAMです。

先日、UTMF-A8エイドスタッフのプチ反省会&オツカレ会として、飯能アルプスでゆるゆるとトレイルを楽しんできました。
ゆるゆるとは言え飯能アルプス。。

余りにも久々のトレイルという事で、今回の為に事前に2回も山に行ったという。。
久しぶりの1発目の山のキツさは半端ないですからね。

ゆる募によりメンバーは私を含めて5名。
いわゆるトレイル界隈では古株な方々がほとんど。
コアな話もありそうです。

今回は吾野駅をスタートして南側の前坂へ出て、飯能アルプスで飯能市内を目指しました。


吾野駅を9:30頃スタート。
一応コースの詳しい私が先導。

登り始めてすぐはなかなかの直登区間
前には小さいお子さんを連れた団体さんにより、のんびりとしたペースで後続は安心。
私は少しペース遅れが気掛かり。

程なく譲って頂き進むと、さっきの団体から先行していた親子が4.5名。
そこからお子さんが1人付いて行けずに遅れ出す。

先行の親?祖母?は全然待とうとしない。
お子さんは「待ってよー!(怒)」と何度も言っているのに。
親:「待ってれば後ろから来るからー」と。

お子さんを抜かし、我々が間に挟まれる形でその状態が続く。
こちらの気分はあまり良いものではない。
更にお子さんは遅れだし、親の姿が見えなくなるであろう状態に痺れを切らした我々メンバーが先行の親に声をかけた。

「もう完全に1人になってしまうので、待ってあげませんか?」

かつて世間を騒がしたニュースで、7歳の子供を躾のつもりで林道に置き去りにし、5分後に戻ってみたら居なくなっていた事があった。
子供は無事だったが見つかったのは7日後で数km離れた自衛隊の施設内であった。

子供は予想外の行動をします。
山の中で見えなくなるまで離れてしまうなんて怖くて出来ません。
何より遅れたお子さんは楽しくないでしょうに。


メンバー全員が1人でも安全に行動できるなら構いませんが、地図も見れず装備もない、その場に不慣れな方を置いていってしまう行動は、山の中では相応しくないと思う。
そういう人は誰かを誘って山に行ってはいけない人です。
何より遅れたメンバーは楽しくないでしょうに。

団体で山に来たならみんなで楽しく行動すれば良いのに。
ペースが合わない事がイヤなら一緒に山には行かない方がいい。
そういう人に誘われても断る意思表示も必要。

あれ!?なんか違う人達に向けた話しになってるな。


そんな事がありつつも、キツくて楽しい飯能アルプスを進んでいく。
今日は暑すぎず、新緑も綺麗なトレイル日和。




キツい区間を避けて敢えて吾野駅スタートにしたのだが、それでもアップダウンの連続が厳しい。
メンバーの中には久々トレイル1発目の人が2名も居るので大変そうだ。

常に後ろを気にしてペース配分し、適度に休憩を挟む。
そういう気遣いの出来ないただ早いだけの人は、ペースの違う人をトレイルに誘って先導してはいけない。
は!!またこの話しに!(汗)


お疲れのご様子。


ゆるゆるマイペースでOK!


今日は暑くて遠くの方は霞んでた。



予定ではもう少し周り道をする予定でしたが、途中でソフトクリームを食べてからはまったりモード。
今日はこのまま温泉と反省会へ直行となりました。
けっこうヘロヘロだったのでこれで良かったです。


反省会の前に新しい駅前のお店でクラフトビールを一杯。
私の選んだのはスッキリしてて飲みやすかった。


反省会は定番の激安中華へ。
お酒も3,4杯飲んで、料理もお腹一杯食べて、一人2000円以下という衝撃。

皆さん、楽しかったです。
オツカレ~!!

2019UTMF-A8の感想2(残念編)

こんにちは、JAMです。

前回の記事で大会としての大まかな感想を書きました。

その記事をSNSでもアップし紹介したんですが、コメントにてとても残念な想いをしました。


私も今まで400名以上の大会ボランティアさんをまとめる立場もしていたし、大会ともなれば選手が1000名を超える事もあります。
その経験から、人が多くなれば多くなるほど色々な価値観や感覚を持っている事を学びました。
例えば一つの価値観があったとして、殆どの人は私と同じ価値観を共有する事が出来たとしても、全員が同じ価値観という事はまずありません。
その共有出来ない方の割合が10%だったとしても、1000名居れば100人、たった1%だったとしても10人いる事になります。

UTMFの場合は2000人を超えて居ますから、そうしたマスは更に大きいですよね。


今回はある顔見知りからのコメントだったのですが、その方は前からちょっと変わってるなぁと思っていた方で。
でも今までは大会などでボランティアしてくれる方だったので邪険には出来ず、私からは深く関わらずほどよい距離を置いていました。
ただ、ちょっと変わっているのでこちらの空気は読まず、今までもちょっと変わったコメントなどをしてきたりする方でした。


今回、その方からのコメントをまとめると、

①友人がA8に行ったが、記録でA8まで進んだ事になっていない
②その原因はA8の誘導の不手際があったのではないか?
という事でした。

???
それって1ボランティアスタッフの私に言う事ですか??


私のコメントとして、
・誘導は万全だった
・運営に確認したらどうか?
・(せっかくボランティアで頑張っている人に対して)そのような事を言われるのは残念です。

と返しました。


僅かな期待として、
「そんな責めるつもりはなかった。申し訳ない。」
なんて、、思わないよなぁ。。
なんて思いもしましたが。。


案の定、
・残念なんて言葉は使って欲しくない(という種子の独特な言い回し)
・友人は楽観視しているが、もらえるポイントが違う
・コメント主も選手だったがA8までは来れなかった
・(私から)運営にA8の誘導の不手際を指摘する

との事でした。

ハァ。。
どうぞご自由に。



この様な価値観の方とはとても相入れる事は出来ないと思います。
私用のSNSなのでこの様な方と関わる義理は全くありません。
速攻でブロックして、リンク記事も削除しました。
(他にコメントやイイねをしてくれた方は申し訳ないです)


どんな価値観を持とうが、それは個人の自由だし構わないと思っています。
今回、A8の誘導を疑うのも自由です。
そんな事はどうでも良いのです。

ただ、見てもない現場の状況に対して、当事者である友人が問題視していないにも関わらず、自分の正義感を元に信憑性があるかも分からない事で、ボランティアスタッフに対して傷付ける様な書き込みをする方。
そんな方とは今後一切関わりたくないです。


この記事を見て「イヤ、お前も落ち度があるんじゃないの?」と思う方もあるでしょう。
もちろん自分が完璧なんて思ってないし、ただあの状況で最善を尽くすよう私を含めみんな頑張ったんです。

そもそも計測はボランティアスタッフの範疇外。
ボランティアを何回もやっているのにそういう事も分からない。

何より、選手として大会に参加していながら、その労いというか、ボランティアに対する感謝というか、そういう事が分からない人とは、ホントに関わるのはマジで勘弁です。


私も今までの活動上、特別親しくない方ともSNSで多くの繋がりを持っています。
ただ、その活動を辞めた今としては、その浅い繋がりはこうした日常の障害にしかならないなと、改めて感じています。

ごく近いうちにSNSのアカウントを作り直します。ってかもう作ってあります。
セキュリティの観点からも、こうしたSNSのアカウントは定期的に変更する必要性を感じていたので、これも良い機会です。


せっかく頑張っても、色々とあるよね。
というお話し。

2019UTMF-A8での感想1

こんにちは、JAMです。

今年も昨年に引き続き、UTMFのA8でボランティアリーダー的な役割で参加してきました。
と言っても昨年の記録を書いたか不明。
UTMFのA8は140km地点、標高1134mに位置し、既設の建築設備が無いので簡易テントによるUTMFで1番小規模で過酷な環境でのエイドになります。
コース的にも前のA7からはアップダウンが連続する山岳エリア、次のA9までもコース中の最高地点であり最高難度の杓子山エリアが構える、その繋ぎとなるとても重要なエイドだと思います。

ご存知の方も多いと思いますが、今年のUTMFは降雪により途中で中止となりました。運営による判断や対処などは多くの方々が意見を述べられています。


雪になりだして10分程度の様子。
みるみる大粒の雪になりみるみる景色が白くなっていった。


直接の降雪エリアに居た者として私の感想は、
・中止はやむを得なかった
・中止判断は概ね適切であった(現場に居ると遅いと思いましたが、全体としては適切かと)
・選手の輸送は大きな不手際は無いものの、改善の余地は大きくある
・こうしたトラブルを想定した運営とは思わないが、臨機応変に対応していた
・トラブルを想定した策を考慮した体制整備の必要性
と簡単にはこんな感じです。


当事者としての個人的な感情として、
・気温が下がり続け震えながらA8にたどり着く選手が増えた
・この先の杓子山エリアの降雪が気掛かり
・既に進んでしまった選手が心配
・この状態でもう選手にはこの先には進んで欲しくない
などと思っていた。


A8運営責任者、エイド担当者のMMA渋井さん、ちょうど居合わせた石川さんなどと色々な意見を交わし、この先に選手を進ませるのは危険だという現場での共通認識はあった。

この辺りでワサワサ話し合っていた。


私としては一刻でも早く中止なり運営からの判断が欲しかった。そうした判断が1番欲しかったのはもちろん選手。A8に止まりながら、このまま進むべきか、自己判断を下すべきか、1番葛藤したのは選手であろう。
A8を出発しそうな選手に対し、運営に確認し少し待機してもらう事も何度かあった。

その間もポツポツとA8へやってくる選手達。先に述べた通りA8には充実した設備はないので、こうした時の許容範囲も小さい。時間が経てば経つほど状況は一層厳しくなる。


こんな状況が続く中で、増設のテントがやってきた。既に100名を越す選手が滞在していたので、これは助かった。
元々はまだ雨が降る中で、夜間に対応するために事前に手配しておいたテントだ。
予想に反して降り続く雨のため、まだ昼間の時点で先を見越して手配してくれた運営担当者に感謝です。


それでも手狭になってくるテント。


そして15:00
本部から中止の判断が下された。
私は安堵したと同時に、これからの対応にかかった。

既に長時間エイドで待機している選手達の体調が心配。
こんな状況だからこそ、不調を言い出せない選手も居るだろう。そんな選手をいち早く見つけ出す。その為に救護班はもちろん、エイドスタッフにも気を配るようお願いした。

ここA8は山の中腹なので輸送の車も来るのに時間がかかるし、道も狭くて大きな車両も来れない。
なので元々はサポートはもちろん、一般の見学者も立ち入り禁止にしている。
選手の輸送には時間が掛かるのは容易に想定できた。

救護にいる緊急性の高い方を優先に、みんなで協力し合って耐えた。
その事について大きなトラブルとか不平不満の声は聞こえて来なかった。
この辺りの対応は選手、運営、スタッフのみんなは凄いと思う。
これがトレイルランニング民度だと思いたい。

時間はかかったが、A8からA6へ自走で向かう体制も整った。
これでようやく選手を全て山から下ろす見通しが立ってきた。

私としては、この対応に当初のシフトが完全に崩れ、無休で対応し続けてくれたエイドスタッフにもとても感謝している。
トラブル後の運営中、ずっと申し訳ないなと思いながら仕事をしていた。


ひとしきり振り終えた頃の様子。



そしてその後は美しい姿を見せたM t.富士山。


なんだか纏まらない話しになってしまいましたが(文章力の大幅な低下。。)
2019UTMFも忘れられない思い出となった。
共に過ごした皆さん、ありがとう。


せーの、お疲れー!!

書籍【漁業という日本の問題】

こんにちは、JAMです。


【おススメされた書籍】

●信頼のおける方からおススメされたものは、可能な限り試したいと思ってる。
自分が気に入ったモノを人に進めるには勇気が必要。同意はしてもらえなくても良いけど、下手な人に紹介して下品に拒否されるのは怖い。
おススメを紹介してもらえるって事は少なからず相手も私の事を信頼してくれているものと思っている。

●地元の超絶信頼のおけるイタリアンシェフからのおススメ。料理の腕はもちろん、人柄、ポリシーも素晴らしい。尚且つイケメン。


● 今回は書籍。
「漁業という日本の問題」

他の産業同様に、日本の制度によって漁業は瀕死の状態に追い込まれている。
・官僚主導
既得権益
・事なかれ主義
・etc

世界には成功事例があるにもかかわらず、変われない、変えたく無い、何でも理由を付けて反対し現状維持。そんな連中はどの世界にもいる。そういう人が権力を守ろうとするから強い強い。

今回は漁業の再生方法、解決策を学ぶ事が出来た。と言ってももちろん私が漁業について何かする訳では無いけれど、この漁業の知識も色々な事に応用する事が出来る。

タイトルにもなっている通り、これは漁業を題材とした書籍だが、根本的には「日本の問題」だと言いたい事がよくわかる。

長年積み重なった現代にありふれている
「当たり前」
「常識」
「普通」
が、正しい事とは限らない。
これに気付かず、何の疑問も持たずに生きている人がなんと多い事が。
まさに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」である。


自分の物差しで生きたい。




タメになりました。
ありがとう!


Amazonの中古で2,3日後発送の品を購入したのだが、発送に7日、到着に12日かかったよ。。

8年振り位のフルマラソン

こんにちは、JAMです。


昨年、勢いに任せてポチッとしてフルマラソンに参加してきました。
超簡単にレポします。

舞台は
「勝田全国マラソン」です。
ぜ、全国??
全国かどうかは分かりませんが、フルマラソンの参加者だけでも1万4千人以上の大規模な大会です。

ワタクシ、フルマラソンは人生で4度目でして、一般的な街中や比較的平坦を走る大会は8年位前の東京マラソン以来です。
実質、2回目とも言う。

私の仕上がりとしましては、過去ワースト2番目の体重を誇りまして(汗)
練習の方は12月、1月の月間走行距離は合わせても40km位という。。
絶望的な仕上がりとなっております。

今シーズン、勢い任せてフルマラソンを3回もポチッポチッポチッ!っとしてしまったので、
今回の大会はあくまで現在の実力を計る為の大会と位置づけしてますが、
本当の現状しか分からず、トレーニングの成果を確認する事が出来ないという。。
でも、フルマラソンはまだまだ未熟練者なので大会の雰囲気や、
自分がどれくらいの距離で、身体、気持ち、補給やその他がどうなるのか?
色々と学ぶ事は出来ます(ポジティブ)


自宅から高速道路を経由して2時間半、会場のある勝田駅よりいくつか手前の駅前駐車場へ。
そこから電車で20分程度かな?会場へ向かいました。

駅から会場へ向かう道中から、街が今日のマラソン大会一色!
商店街の受け入れ態勢、会場までのスタッフの数、地元の関わり具合。
凄いなーと感心しきりでした。

(レポについて写真はほぼ無し)

大会会場。
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会場は広い運動場を貸し切り、各部門の参加人数合わせて2万人の大会ですが、
大きな混雑は無かったように思います。
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15分前、スタート地点へ向かいますが、自分のブロックに向かうまでは流石に人が多く、
自分の目的のブロックにたどり着けない人も居たように感じました。
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スタート直前。
天候に恵まれ気持ちの良いスタートを迎えられました。
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(ここから写真ナシ)


混雑によりスタートしても列は全然進まず。
1分遅れ位でようやく少しづつ歩き出す。
約4分遅れでスタートゲートをくぐる。
ゲートをくぐる頃にはゆっくりとジョグを始める。

1kmくらい進み、角を曲がった先は広ーい上下4車線の道路を走るので、
人は多いものの自分の好きなペースで走る事が出来ます。

私の目標というか想定では、まず完走。
それすら危うい状況なのは間違いない。

でも最低限のは次に繋がる走りがしたいし、
昔取った杵柄ってのもありまして、遅くても5時間以内はまぁ固いよね、
できれば4時間30分なんか切れると嬉しいよね、みたいな感じでした。

なのでペースはキロ7:00くらいから6:45くらい?
調子によっては6:30でいければ。
なんて思いでした。

今思えば練習量からしてこれでも厳しいんですけど。
完全に昔取った杵柄思考がありました。
そんな舐めた考えを思い知るのは10kmもいかないくらいでしたね。。。


スタート後、周りよりも少し遅い位のペースで走る。
周りからズルズル遅れる感じではあるが、自分のキツく無いペースは維持。
1-2kmのタイムを確認すると時計はキロ5:40を指している。
「早っ!いかん!ペースを落とさねば!!」
という事で更にペースを落とす。

思えばエントリー時点では今期の目標としてサブ4を目指していたので、
目標タイム設定が早すぎたか?
スタートブロックが私の実力よりも早すぎたのかも知れません。

ペースを落とすもキロ6:15くらい。
もうここから沼にはまってましたね。

10kmくらいから足に疲労が出てきました。
昔に比べ走り方を改善しているので、筋疲労は少ないだろうと思っていましたが、
練習不足による体調を鑑みないペース配分により、想定以上に負担が大きかったようです。

また、今回改めて思い知らされたのが私が個人的に感じている「マラソン筋」の存在。
そんな部位の筋肉があるわけではありませんが、マラソンの様に長時間同じ動きを続ける上で、
どうしても短時間のトレーニングでは鍛えられない身体の部分が幾つもあります。

それは例えば関節であったり、筋肉と筋肉の隙間に存在するような部分であったり。
はたまた、足裏や衣類の擦れが起こる皮膚であったり。
腕を振り続ける事により披露する胸筋であったり、腕の筋肉であったり。
姿勢を保つ為の背中や腰の筋肉であったり。
長時間動き続けると、どうしてもそういう部分に疲労が出てくる。
これを私は個人的に「マラソン筋」という風に位置づけている。

これらは決して10kmや20kmの練習を数回やっただけでは鍛えられない。
やはりLSDなど長時間動き続ける練習を何度か取り入れないと。

そしてこれらは山の中を何時間も歩き続けても鍛える事は出来ない。
これらがマラソントレイルランニングの練習というか質の違いでもある。
ずっと走り続けるトップの方々は同じように身体を使うのかも知れませんど、
歩きが多く入る多くの一般の方は、同じ走るでも50%は別の身体を使っている感覚です。


さて、とはいえ無理しない程度でなんとかペースを6:20前後を維持し、
距離を進めていきます。
次第に疲労が溜まって来るので、ハーフまでの距離がながかった。。。

その気持ちが裏付けるように、ハーフにたどり着いた頃にはかなりの疲労感。
そりゃそうだよね。練習でも20kmなんて走ったのは11月上旬のトレイルラン以来だ。


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それ以降はもう面白いような低調ぶり。
後半は筋肉が痛み出して歩いたり走ったり。
35km~40kmはほぼ全歩き。
苦痛で顔を歪めながらの歩きでした。

結局5:20分でした。。。
これは6、7年前の、ほぼ山の中の舗装された林道を走るフルマラソンより遅い記録(汗)
これが今の実力です。


今回の久しぶりに参加したフルマラソンは、正直全然楽しくありませんでした。
15km位から痛みと苦しみが出てきて、後は我慢にながら進むだけ。

でもこれって完全に練習不足による筋疲労からくるもので、全ては自分が招いた結果。
もっと例えばよく言う35kmの壁とか、そんなのすら感じられないくらい、
自分の目指していた結果に対して、圧倒的に実力や鍛錬が足りていなかった。

例え同じ撃沈でも、35km位まで頑張って目標に向けた走りが続けていたなら、
今回とは全然違う感想を持つことが出来ていたハズ。
それすら無いのが今回は悔しい。


今回の大会中、苦しみながら
「こんなにキツいのはつまらない」
「やっぱりロードは面白くない」
と思っていましたが、やはり今回でそう結論づけるのは良くない。
もっとしっかりマラソンと向き合って、正しい判断をしたい。

という事で、次回3月の大会へ向けて、今回こそはちゃんと練習をしたいと思います。
で、出来るかなぁ。。。(ドキドキ)


せ~の、おつかれー!!

嬉しいような、恥ずかしいような

こんにちは、JAMです。

先日のことですが、久しぶりに映画を観てきました。
ボヘミアン・ラプソディ
今、大人気との報道でご存知の方も多いと思います。
英国のロックバンド「QUEEN」が題材となっている映画です。

公開前、TVCMが流れていて「観たいなぁ」とは思っていたのですが、
元々映画自体がそんなに好きではないので、今回も「DVDで観よ~」
と思っていました。

ですが、最近はメディアで大絶賛されており、公開数週間にわたり
動員数が増加してるほどの異例なヒット作となっているそうです。

そんなに好評なら観てみたい。
しかも折角見るなら最高の環境で観たい。
楽曲もふんだんに流れるであろうから、特に音にこだわりたい。
予てから極上音響として有名らしい立川の「シネマシティ」に
いく事にしました。


なんでそんなにまでして観たいかと言いますと、
ただのミーハー、、、ではないんです。
実はワタクシ、25年位前からQUEENの隠れファンなんです。

出会いは確かまだ10代の頃、洋楽に興味が出てくる頃でして、いわゆる王道のアーティストの代表的な作品を集めたオムニバスを聴きだした時期。
色々聴いた中で気に入ったアーティストはまずベストアルバムを聴いてみる。
そして中々無いですが、気に入ったアーティストについては普通のアルバムも聴きだします。
その中で、最後まで好きでいられるアーティストっていうのは本当た稀で、そのアーティストこそQUEENでした。

なんで隠れなの?と思われるかもしれませんが、
25年前の当時、私の年齢でQUEEN好きなんて人はまず居ませんでしたし、
70年代、80年代の洋楽が好きな方なんてほとんど居なかった。
田舎ですし。

また、当時はネットもない時代ですよ。
少ない情報で出てくるのはフレディの見た目。
ヒゲや胸毛にピタピタのタイツ。
ちょっと奇妙な動き。
そしてセクシャリティに関すること。
それに対して私自身が嫌悪感を感じることはなかったのですが、
まだ10代だった私にとって、胸を張ってファンですとは言える環境ではなかった。

そもそも、私がQUEENとその聞いたことのある作品とが結びついた頃なんて、既にボーカルのフレディ・マーキュリーは無くなってましたし、ほぼほぼ日本のメディアで目にする機会なんて無いし。


でもなぜ、当時の私にとってそんな人に誇りづらいQUEENが好きなのかといえば、とにかく作品が大好きだから。
圧倒的な多彩さ、オリジナリティ、美しいハーモニー。
好きなモノに色々と理由つけて語るのは好きではないのでヤメますが、
とにかく聞いていると「ゾワゾワ」するんです。
私の好きになる音楽家の条件はそれだけ。
ただ「ゾワゾワ」するんです。

それは歌が上手いとか曲がいいとか、そういう基準ではないんですよね。
というかそれは大前提であたりまえ。
その更に先の大好きになるのは「ゾワゾワ」が必須です。
場合によっては人の評価とは違う事も多いですが、
今の歳になると、そんな違いも全く気にならなくなりましたね。
むしろ私の感覚は正しかったんだと、後に証明される事も多く自信にもなります。


そんなQUEENが今またこの時代にみんなに聞いてもらえるのは
嬉しい事は間違いないのですが、それと同時になんだか恥ずかしいような、、そんな感覚がありますね。

ただ、時代は大きく変わったんだなぁと思います。
そこには感慨深い想いすら感じます。

私が10代の頃ではやはりセクシャリティの問題は表に出づらい話題。
そういう方を街はもちろん、TVで見る機会もほとんどなかったし、
出てきても笑いのネタにされるようなまだまだそんな時代。

今回の「ボヘミアン・ラプソディ」はそれも題材に大きく取り上げられている。
それが今や一般に受け入れられ、特に話題の中心になる訳でもなく、
ただ取り上げられるのは楽曲のすばらしさ、
フレディの自分を貫く生き方など。

私は直接はそういう人との接点はありませんが、
そういう関係者にとってもうれしい出来事なのではないでしょうか?


映画に関する感想や評価は控えます。
私はとても楽しみました。
堪える気の無い涙は溢れ、声が漏れるを堪えました。
映画には描ききれない背景も多少は知っているので、なんだか本当に感慨深かったです。

ただ映画は好みだし、今回の作品が全員に見て欲しいとオススメするような
作品ではないと、私個人的には思うので。

映画館にはとても満足しました。
極上の音を求めて選びましたが、映像に関してもとても綺麗でした。
意図的に前すぎの中央を選びましたが、
やはり視界全部が映像に覆われ、映画に集中できるのは私好み。
そこに極上の爆音サウンドで包み込まれのだから、
映画に集中するには最高です。


もちろん最近はQUEENの楽曲をヘビロテしてます。
LIVE DVDも引っ張り出してきて見返してます。
やはり本物は更にイイ。
ゾワゾワしまくりです。

もう1回、極上爆音のシネマシティで観たいなぁ。。。