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トレイルランナーを辞める理由2【転機】

こんにちは、JAMです!


続き。


多くの「トレイルランナー」に対する違和感、そこから来るモヤモヤ。


近頃、そのモヤモヤに対して大きな転機迎えました。
それは先日参加したハピトレin秩父でした。

ハピトレの講師といえば石川弘樹さん。
石川さんといえば「トレイルランニング」の日本のプロ第1号として
古くから普及活動をしてきた方です。
書籍やインタビューでも自然やハイカーとの共存、配慮など
とても熱心に考えている方のように思っていました。

プロデュースする大会でも自然環境への配慮から人数を制限するほど。
トレイルランニング」をするならハイカーの少ないコースを選ぶべきとも。
そうした姿勢には多くの共感するところがあり好感を持っていました。

そうした方が講師を務めHAPPYとまで銘打つセミナーであるパピトレ。
不慣れな方や女性が多く参加する事でも知られ、そういった方に
どのような講義で自然の魅力、楽しみ方を伝えているのか
非常に楽しみにしていました。

しかし、残念ながら参加してみた結果は以前の記事で伝えた通り。
自然の花や植物、地形の成り立ち、風景、気候の変化、
そういった事には一切触れず終始走ってばかりで終わってしまった。
そういうのを楽しもうって姿勢は全然感じられなかった。

講師本人もガツガツとトレイルを踏み荒らし、踏み外し勢いよく駆け下る。
自分の実力を誇示せんとばかりの行動と言動。
「今のは自分で(アナタが)コントロール出来るスピードを越えてたでしょ?」
返す言葉を失いました、、、心底がっかりしました。。。

スタッフの一人の言葉。
「こういうところに来るハイカーは何を求めているんだろうね?」
「別に景色もキレイじゃないじゃん!」
「年配のハイカーには丁度良いのか(笑)」
。。。

参加者の会話。
「○○さんの下りは凄いからねー!直線的に下るから」
「俺は下りは全て直線的に行く!って言ってたらしいからねー!」
、、、トレイルを踏み外すのは最低なマナー違反。。。

あまりにも価値観の違う人と時間を共にし
ずっと気分の晴れない山行となってしまった。。。

しかしそれも私の価値観との違いに過ぎません。
そういう方の姿勢を否定はしません。
ただトレイルを荒らすのは止めて。。。


ここでハッキリと思ったんですよ。
「俺のやっているのはトレイルランニングではないな、、、」、と。
「トレイルランナー」とあまりにも掛け離れすぎている。
そう思ったら全てが納得いくんです。

それは単に走るのが遅いからとか、実力が足りていないからとか、
大会でタイムを求めないとか、そういう単純な事ではないんです。


トレイルランニング」を普及させようとしている方の目指す方向、
またはその方々を崇拝し同じようになりたいと思い目指す方向。
それと自分のやっている趣味の目指す方向が大きく違っている。

そこには「山を走る」っていう部分の共通項しかない訳で、
その他の価値観や目的や楽しみ方が全然違うんです。
それを一括りに「トレイルランニング」としてしまうのは違うのではないか?

山登りだって様々なスタイルがある。
ハイキング、トレッキング、クライミングボルダリング
沢登り、アルパインバックカントリー、ets。。。


「だって競技が違うじゃん!」と言われそう。
そう!競技が違うんです!

この言葉、凄く納得してしまいました。


続く。。。


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