2015-FTR100【その11】
こんにちは、JAMです。
前回までの記事
2015-FTR100【その1】
2015-FTR100【その2】
2015-FTR100【その3】
2015-FTR100【その4】
2015-FTR100【その5】
2015-FTR100【その6】
2015-FTR100【その7】
2015-FTR100【その8】
2015-FTR100【その9】
2015-FTR100【その10】
続きです。
6:50 A9刈場坂峠を再スタート。
ちなみに、ここまでの成績はこんな感じでした。
なんか順位がグーンと上がってるぞ!?
さすがにコース上でこんなには抜いてない。
リタイアしたか、エイドで大休憩をしている人が多いのか?
とにかく、意外な印象。
90km。
この最終区間。
ペースを上げようと決めていた。
序盤はアップダウンを繰り返すものの、
今までに比べれは大したこと無い。
登りもガシガシ登る。
下りはもちろん、平坦も走り続ける。
実は、今大会で私にとってとても嬉しい事がある。
6年目にして初めて家族がゴールに来てくれるのだ。
まぁ妻は、お願いされたから若干イヤイヤという感じなのだが(汗)
それでも、迎えてくれる人を目指して突き進む。
これのパワーというヤツを、今回私も感じる事ができた。
本日は午後から雨予報でも、早朝は陽の光も見えた。
ゴールまでは持ちこたえてくれそうだ。
前の選手がどんどん近づく。
この辺りになれば、ペースの早い私が後ろに付けば、
皆さんすぐに譲ってくれる。
実にありがたい事だ。
抜き去った後はどんどん引き離し、
更に先の選手が近づいてくる。
それを延々と繰り返す。
A9刈場坂峠あたりからタイムチャートと睨めっこ。
私の当初の予定では30時間のゴールを目指していた。
しかし、スタートしてみると序盤は26時間より早いペース。
中盤は26~28時間のペースを維持。
後半の落ち込みで28~30時間のペースに落ち着いていた。
トータルでは予定通りって事になるのかな。
ここまで元気で来ている。
これならタイムにも少しこだわりたいと思った。
この区間でペースを上げれば29時間以内の可能性がある。
時刻にして10時までにゴールを目指す。
コースタイムの乗率にして0.5程度だろう。
ここからの長い下りなら何とかなるかも知れない。
ヤッたる!!
この区間もグリーンラインを行ったり来たり。
奥武蔵のアップダウンは永久に不滅なのだ。
多少の登りは走っちゃうほど力強く進む。
7:36 大野峠。
峠への登りは激登り、必死に登る。
ここはパラグライダーの出発地点。
ここには何度も訪れた事がある。
素晴らしい思い出もある。
ここがコースだなんて、、、なんて幸せなんだろう。。。
幸せを噛み締める。
俄然ペースアップだぜ!
平坦はジョグで。
登りはガシガシ、ガシガシ追い抜く。
長い登り、、、その先に見える選手。
次はあの青ジャケさんだな。。、
7:55 丸山山頂。
下りは普通の山走りペースまで上げる。
なのに前がなかなか見えて来ない。
や、やるやないか。。。
お!やっと見えてきたぞ!
青ジャケさんの前に4、5人の方が見える。
平坦、下りはなかなかのペースで進んでいる。
この東屋を過ぎればもう登りはない。
せいぜい数m程度のスロープ的な上りだけだ。
森林館を抜け4番金昌寺へ。
先行集団はなかなかのペース。
なかなか追いつかない。
95km地点。
緩い登りをペースを維持して進む。
するとようやく追い付いてきたぞ!
追い付いた♪
下りは私の方がペースがイイ。
前を伺うい、3名をパス。
緑シャツさんがペースを上げる。
一定の距離を保ったまま近づかせない。
もっと上げたペースでは私の脚がもたない。
自分の山走りペースを維持。
元気だったら楽しい下り。
でも落ち葉の下にはゴロ石が隠れているから、
集中して足の置き場を見極める。
私の後ろには青ジャケさんが付いてきている。
走りながら、少し会話をしながら下った。
更にガレて勾配がキツくなる下り。
この辺りに来れば目標の10時までのゴールに手が届きそうだ。
走りながら家に電話をかける。
「9:30~10:00の間でゴールを目指している、よろしく~」
と伝え走り続ける。
緑シャツさんには近づけない。
電話をかけたあと、思っていたより下りが長かった(汗)
あれ?もしかして時間ヤバイ!?
最後の急下りを越えて、街の音が聞こえてくる。
9:05 思ったより10分近く過ぎてやっと札所4番、金昌寺。
コースタイム2:25のところ、1:10で駆け抜けた。
なんとか乗率0.5を切ることができた。
青ジャケさんも付いたり離れたり、ここまで一緒に走り続けた。
私はロードが致命的に遅い事を告げて、ここでお別れ。
颯爽と走っていった。
私も自分の出来る範囲の速さで走り続ける。
ここで手を抜くと間に合わない時間だ。
キツイ、、、このロードのスピード維持が、
今大会で一番キツかった。
持参の高低表には家族にメッセージを書いてもらっていた。
「諦めない」
「ゴールで待ってる」
ペースを落としたくなるとき、そのメッセージを見て頑張る。
途中、信号に引っかかる。
スタッフが「あと4kmです」だったかな?
時計では残り35分。
イケるか!?
ここで女性に追いつかれる。
??なんだか見覚えある気がするぞ。
!?
去年の武尊山頂岩場での大渋滞中、色々お話しした方だ。
話しかけるとやっぱりそうでした。
私のペースは遅いので先に行ってもらったが、
ここで頑張ってなるべく付いていく。
みなさん軽々と速く走れるんだよなぁ。
必死で苦悩の表情で付いていく。
歩道橋を渡り。
9:31 横瀬駅前を過ぎ線路を潜る。
残り2kmだ!
姿の池への登り。
3度、線路を潜れば最後の登りが待っている!
ここまで来れば大丈夫。
途中は歩きを入れちゃった(汗)
知り合いに喝を入れられ走り出す!
上りも終わり!
ゴール会場で待つ家族の姿が見えた!
約束の時間に元気に走ってゴールできて良かった!
コース上ではゴールの家族の姿を考えるとウルウルしちゃうので、
泣いちゃうかも!?って思ってましたが、
興奮していたので大丈夫!
やったー!
両手を挙げてゴ~~~ル!!!
走り始めて6年。
色々と人並み以上のランニング人生を自負していますが、
ようやく100kmをゴールする事ができました。
その舞台が地元秩父、奥武蔵を舞台にしたトレイルだなんて。
初めて家族に迎えてもらえるなんて。
感慨深い想いでいっぱいです。。。
最終的な結果はこんな感じ。
これはコース上で抜いてきた方の数と一緒くらいかな。
この区間はけっこう抜きましたからね。
う~ん、楽しかった~~!!
第1回なりの混乱はあったようだけど、
第1回にしてはとてもしっかりした運営だった思う。
素晴らしい大会が誕生した、私の地元で。
今後も継続して地元に根付いた大会に育って欲しい。
そして、ラン、山、トレランやらない地元の人にも認知してもらい、
観光や色んな事で関わってもらえるようになって欲しいなと、
地元民としては思います。
とりあえず長かった本編はこれで終わり。
まだ書きたい事はいくつもありますが、
ヤル気が続けば近くに公開できるか?ホントか!?
せ~の、オッツカレ~~~!!!
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2015-FTR100【その2】
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2015-FTR100【その8】
2015-FTR100【その9】
2015-FTR100【その10】
続きです。
6:50 A9刈場坂峠を再スタート。
ちなみに、ここまでの成績はこんな感じでした。
なんか順位がグーンと上がってるぞ!?
さすがにコース上でこんなには抜いてない。
リタイアしたか、エイドで大休憩をしている人が多いのか?
とにかく、意外な印象。
90km。
この最終区間。
ペースを上げようと決めていた。
序盤はアップダウンを繰り返すものの、
今までに比べれは大したこと無い。
登りもガシガシ登る。
下りはもちろん、平坦も走り続ける。
実は、今大会で私にとってとても嬉しい事がある。
6年目にして初めて家族がゴールに来てくれるのだ。
まぁ妻は、お願いされたから若干イヤイヤという感じなのだが(汗)
それでも、迎えてくれる人を目指して突き進む。
これのパワーというヤツを、今回私も感じる事ができた。
本日は午後から雨予報でも、早朝は陽の光も見えた。
ゴールまでは持ちこたえてくれそうだ。
前の選手がどんどん近づく。
この辺りになれば、ペースの早い私が後ろに付けば、
皆さんすぐに譲ってくれる。
実にありがたい事だ。
抜き去った後はどんどん引き離し、
更に先の選手が近づいてくる。
それを延々と繰り返す。
A9刈場坂峠あたりからタイムチャートと睨めっこ。
私の当初の予定では30時間のゴールを目指していた。
しかし、スタートしてみると序盤は26時間より早いペース。
中盤は26~28時間のペースを維持。
後半の落ち込みで28~30時間のペースに落ち着いていた。
トータルでは予定通りって事になるのかな。
ここまで元気で来ている。
これならタイムにも少しこだわりたいと思った。
この区間でペースを上げれば29時間以内の可能性がある。
時刻にして10時までにゴールを目指す。
コースタイムの乗率にして0.5程度だろう。
ここからの長い下りなら何とかなるかも知れない。
ヤッたる!!
この区間もグリーンラインを行ったり来たり。
奥武蔵のアップダウンは永久に不滅なのだ。
多少の登りは走っちゃうほど力強く進む。
7:36 大野峠。
峠への登りは激登り、必死に登る。
ここはパラグライダーの出発地点。
ここには何度も訪れた事がある。
素晴らしい思い出もある。
ここがコースだなんて、、、なんて幸せなんだろう。。。
幸せを噛み締める。
俄然ペースアップだぜ!
平坦はジョグで。
登りはガシガシ、ガシガシ追い抜く。
長い登り、、、その先に見える選手。
次はあの青ジャケさんだな。。、
7:55 丸山山頂。
下りは普通の山走りペースまで上げる。
なのに前がなかなか見えて来ない。
や、やるやないか。。。
お!やっと見えてきたぞ!
青ジャケさんの前に4、5人の方が見える。
平坦、下りはなかなかのペースで進んでいる。
この東屋を過ぎればもう登りはない。
せいぜい数m程度のスロープ的な上りだけだ。
森林館を抜け4番金昌寺へ。
先行集団はなかなかのペース。
なかなか追いつかない。
95km地点。
緩い登りをペースを維持して進む。
するとようやく追い付いてきたぞ!
追い付いた♪
下りは私の方がペースがイイ。
前を伺うい、3名をパス。
緑シャツさんがペースを上げる。
一定の距離を保ったまま近づかせない。
もっと上げたペースでは私の脚がもたない。
自分の山走りペースを維持。
元気だったら楽しい下り。
でも落ち葉の下にはゴロ石が隠れているから、
集中して足の置き場を見極める。
私の後ろには青ジャケさんが付いてきている。
走りながら、少し会話をしながら下った。
更にガレて勾配がキツくなる下り。
この辺りに来れば目標の10時までのゴールに手が届きそうだ。
走りながら家に電話をかける。
「9:30~10:00の間でゴールを目指している、よろしく~」
と伝え走り続ける。
緑シャツさんには近づけない。
電話をかけたあと、思っていたより下りが長かった(汗)
あれ?もしかして時間ヤバイ!?
最後の急下りを越えて、街の音が聞こえてくる。
9:05 思ったより10分近く過ぎてやっと札所4番、金昌寺。
コースタイム2:25のところ、1:10で駆け抜けた。
なんとか乗率0.5を切ることができた。
青ジャケさんも付いたり離れたり、ここまで一緒に走り続けた。
私はロードが致命的に遅い事を告げて、ここでお別れ。
颯爽と走っていった。
私も自分の出来る範囲の速さで走り続ける。
ここで手を抜くと間に合わない時間だ。
キツイ、、、このロードのスピード維持が、
今大会で一番キツかった。
持参の高低表には家族にメッセージを書いてもらっていた。
「諦めない」
「ゴールで待ってる」
ペースを落としたくなるとき、そのメッセージを見て頑張る。
途中、信号に引っかかる。
スタッフが「あと4kmです」だったかな?
時計では残り35分。
イケるか!?
ここで女性に追いつかれる。
??なんだか見覚えある気がするぞ。
!?
去年の武尊山頂岩場での大渋滞中、色々お話しした方だ。
話しかけるとやっぱりそうでした。
私のペースは遅いので先に行ってもらったが、
ここで頑張ってなるべく付いていく。
みなさん軽々と速く走れるんだよなぁ。
必死で苦悩の表情で付いていく。
歩道橋を渡り。
9:31 横瀬駅前を過ぎ線路を潜る。
残り2kmだ!
姿の池への登り。
3度、線路を潜れば最後の登りが待っている!
ここまで来れば大丈夫。
途中は歩きを入れちゃった(汗)
知り合いに喝を入れられ走り出す!
上りも終わり!
ゴール会場で待つ家族の姿が見えた!
約束の時間に元気に走ってゴールできて良かった!
コース上ではゴールの家族の姿を考えるとウルウルしちゃうので、
泣いちゃうかも!?って思ってましたが、
興奮していたので大丈夫!
やったー!
両手を挙げてゴ~~~ル!!!
走り始めて6年。
色々と人並み以上のランニング人生を自負していますが、
ようやく100kmをゴールする事ができました。
その舞台が地元秩父、奥武蔵を舞台にしたトレイルだなんて。
初めて家族に迎えてもらえるなんて。
感慨深い想いでいっぱいです。。。
最終的な結果はこんな感じ。
これはコース上で抜いてきた方の数と一緒くらいかな。
この区間はけっこう抜きましたからね。
う~ん、楽しかった~~!!
第1回なりの混乱はあったようだけど、
第1回にしてはとてもしっかりした運営だった思う。
素晴らしい大会が誕生した、私の地元で。
今後も継続して地元に根付いた大会に育って欲しい。
そして、ラン、山、トレランやらない地元の人にも認知してもらい、
観光や色んな事で関わってもらえるようになって欲しいなと、
地元民としては思います。
とりあえず長かった本編はこれで終わり。
まだ書きたい事はいくつもありますが、
ヤル気が続けば近くに公開できるか?ホントか!?
せ~の、オッツカレ~~~!!!