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両神山麓トレイルラン-大会ボラ

こんにちは、JAMです。


第3回RaidLight日本百名山両神山麓トレイルラン

6/29、大会当日。
私は西武秩父駅に出動です。
ここで合流するスタッフも数名。

送迎バスの案内をしました。
貸しきり車両は路線バスなので、数名は座れない方が居ましたが、
トラブル無くほぼ予定時刻に出発させる事ができました。

バスを見送った後、スタッフを乗せ会場へ。
地元ロードを通ったのでバスよりも先に着きました。


会場に着く頃にはキレイな青空が出ていて暑いくらい。
天気が良いだけでテンションが上がりますね!単純なんで(笑)



会場で作業して、第1エイドのテントで作業して。
いよいよスタート前20分頃に車で第2エイドへ移動。
ここから歩いてコースを通り、担当のコース誘導地点へ向かいます。


昨日は全然見えなかった山並みが見えています。
折角、出向いてもらった選手には少しでも良いロケーションを
走ってもらいたいですからね。




私はコース最高峰の両神神社奥社の前でご案内。
この先は急な下りがあって滑りやすいのは昨日通って知っていたので、
「この先、下りで~す!」
「大変、滑りやすくなってま~す!」
と元気になるべく明るく案内しました。

ありがとうと言って頂けたり、一言、言葉を交わしたり。
終始、休んだり息を抜くヒマはない仕事で結構大変ですね。

だって、コチラが丁度気を抜いた時に居合わせた選手は、
「スタッフはヤル気なさそうだった」
と思えば良い気持ちはしないし、ちょっとテンションが下がる方も居ると思うんです。
だったら少しでも元気を出してもらえるような振る舞いをした方が
選手の為になるかなぁと思いまして。

そういう振る舞いはどちらかと言えば苦手な方ですが、
任された仕事は一生懸命やります。
なので大変ですが充実感もいっぱいでした。


コースは約5kmのコースの周回です。
5kmの方は1回、10kmの方は2回。
20kmの方とは4回もココを通ります。
どちらかと言えばガッと登ってガッと下るコースなのでタフな大会です。


ゲストランナーの奥宮さん。
2週目の様子。



3週目の様子。
この時は後ろにピッタリとマークされていました(確か)。



4週目は必死のスパートが見て取れて、後ろを気にして必死に下りへ向かっていきました。
相手も相当早い方のようで、本気で逃げないと追いつかれると思っていたそうです。


3時間程経った頃、交代の方が来て第2エイドへ移りました。
急いで食事を済ませると、なんだか雲行きが怪しくなってきました。

第2エイドは近くに東屋があったので、早めにそちらにエイドを移しました。
そうしている間にもポツポツと雨が落ちてきて、
あっという間に土砂降りの雷雨になりました。

早めに退避の準備をしていたから助かりました。
そうでなければ全てがビショビショになってました(汗)

雷が鳴り始めて数分後、稲光の直後くらいにドーンという雷鳴!
それほど遠くないところで落ちたかもしれません。
山には選手が入っていたのでとても心配でしたが、
結果的には何事も無かったようで良かったです。
(まだ山中で誘導していたスタッフは、光と同時に轟音がしてとても怖かったそうです!)

土砂降りは続き、コースには沢のように水が流れていたそう。
第2エイドを出発するとすぐに山に入りますが、
あまりの雨に引き返してきてリタイヤする方や、
ココまで上がって来たものの、この雨で心が折れてリタイヤする方もチラホラ。

一方で、土砂降りの中を第2エイドまで上がってきて元気にスタートする人、
特に、最終盤の選手は満身創痍で上がってきて、元気は無いものの、
嫌な顔もせず前を見据え再スタートしていく姿は胸が熱くなりました。

雨が上がり、ゴールの制限時間に近づいた頃にスイーパーと共に選手がやってきました。
この方もしゃべる元気はなさそうでしたが、坦々と補給し、
坦々とゴールに向かって歩み始めました。

スポーツエイド・ジャパンの大会では、無理に選手を辞めさせたりしません。
この方もゴールの制限時間は絶望的です。
ですが、選手が進む限りは最後まで暖かくサポートします。
だから色んな方が参加しやすいし沢山の方に楽しんでもらえる。
それがスポーツエイド・ジャパン・クオリティ!

スイーパーを見送り、素早くエイドを撤収し、コースの案内を撤去しながら戻ります。
会場に戻った後も仕事はたくさん。
もうほとんどの方はゴールしてしまっていますが、まだほんの数名はコースに残っています。


出来る範囲で会場を片付け、撤収の準備を進めます。
スタッフの数は20数名ほどしか居ないので、色んな人が色んな作業をしないといけません。
私はまだ慣れていませんが、遠慮していても作業は終わらない事は経験上分かっているので、
積極的に動きました。

ただ、まだ代表や運営役員の方に頼っている部分が大きいと思います。
その負担を自分や慣れた方に分散することでもっと効率よく、
もっと楽に、良質なサービスが提供できるようにも思います。


最終ランナーのゴールには多くのスタッフが拍手で迎えました。



その後も多くの片づけをしました。
スタッフ全体の人数が少ないので、1人が色々と作業をします。
こうした少数精鋭での運営により、良心的な運営が成り立っているのが良く分かります。



結局、会場でも雨に降られてしまいました。
最後まで色んな片付けをしてキリが良いところで終わりの乾杯。
今日もお疲れさまでした。

オツカレ~!



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