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2014-UTMF参戦記【その5】

こんにちは、JAMです。


続きです。

前回まで
2014-UTMF参戦記【その1】
2014-UTMF参戦記【その2】
2014-UTMF参戦記【その3】
2014-UTMF参戦記【その4】


A1富士吉田エイドにて。

コーラを2杯頂き、ボトルに水を補給。

吉田うどんを頂く。
結局、気持ちが悪く麺1本も食べられず。
汁を少し飲んでおしまい。

食べられないならさっさとエイドを出よう。
長袖Tシャツの下にファイントラックのロングTを着て出発。
それでも10分の滞在。


18:07 A1エイド出発、遅れは20分。



杓子山まではまずロードが長い。
自分の計画ではループポイントまでジョグして約40分掛かる見込み。



しかし、ここは温存のため全て歩く。
A1までの明らかなオーバーペースを反省。
ここは回復に努め、本格的な登りに備える。



比較的に住宅街な箇所を通る。
沿道から、お宅の2階から、時折もらえる応援が嬉しい。



住宅街を抜け登りに差し掛かる。



辺りはグッと暗くなってきた。
まずは配布された赤色マーカーのスイッチをオン!



18:37 ループ地点、約30分で到着。
思ったよりかなり早く、遅れがいきなり8分に短縮!





やった!遅れがほとんど無くなってきた!
この調子で行けばなんとかなるかも!と思ってた。

このループの先でヘッドライトを装着。
登りオンリーだし林道なので腰ライトはまだせず。
気持ち悪さもあったし腹部を圧迫させぬよう。


ライトは調光機能付き。
林道の登りだし最低レベルの照度で十分。



あれ!?、、、

、、、おかしい。
スタスタ歩けない。


序盤は勾配的にはスタート直後の林道と大差ないと思う。
しかし、全然身体が動かない。

身体に力が入らず、息も切れる。
ホントにきつかった。
止まってしまいそうなくらい遅くなるときもある。

完全なハンガーノックだ。
ここまでほとんど食べて来られなかったからだ。

固形物は食べたくないのでジェルを飲む。
多少の回復を感じる。

少しばかりスピードが上がる。
しかし、長くは続かない。


この林道では多くの方に抜かれた。
ただただ自分のペースで進むしかなかった。



このままでは仕方が無いので、止まって息を整え行動食を食べる。
バー的な物かな、アップルパイ味とチーズケーキ味。
全然おいしくないし、むしろ気持ちが悪い。
モグモグして水で流し込んだ。
約300Kcalは食べた。

これで少しはマシになって欲しい。

しかし、その後も大きく回復する事はなく、
ペースが上がらないまま、途中何度か止まりながら、
なんとか歩みを進めるしかなかった。


ここまで来ると、まわりも同じようなペースの方が多い。
皆、疲労困憊で無言で登る。
こういう時に気兼ねなく話しかけられる社交性が欲しい。。。


こんな事は初めてだった。
超ロングの終盤でさえ、ゆっくりでも坦々と登り、
途中で止まらないのが自分の取柄だったのに。

なのに今回は止まらずにはいられない。
しかもまだ林道だし。
もうてんでダメだった。


林道が終わり、杓子山への本格的な登山道に差し掛かる。
杓子山山頂への想定時間はとうに過ぎている。

昨年の記憶では、ここからかなり急勾配になるはずだ。
もう既に歩みはゾンビ。
一歩一歩進むしかない。


この間で撮ったものだと思う。
忍野方面の夜景だろうか。



もうバテバテ。
ヒーヒーしながら登る。

どんどん勾配がキツくなる。
ロープが出てきた辺りは嬉しかった。
もう直ぐ山頂の証拠だ。


この山頂は確か鐘があったと思う。
しかし、今回は登っている途中で全然聞こえなかった。

聞き逃しではない、注意して「聞こえないかなぁ」と耳を澄ましながら登った。
山頂付近になったら聞こえるだろうと思ったからだ。
でも、1度位しかその音は聞こえなかった。

みんな余裕が無いんだろうと思った。
疲労で鐘なんて鳴らしてる余裕もないんだ。


20:33 杓子山山頂に到着。
計画から約57分の遅れ。



この区間の遅れに愕然とした。
基本的に山頂では休まないようにしているが、今回ばかりは即行で座り込んだ。

でもただ休む訳ではなかった。
ここでも少し行動食を流し込んだ。
腰のライトも装着した。
ここから下りもあるからね。

もう気持ちは割り切っていた。
こうなったら進めるところまで頑張るしかない。


ほらね。(昨年のSTYで撮影)



3分程の休憩で再スタート。
久しぶりの下りは元気いっぱいだ!



続く。。。


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