にほんブログ村 その他スポーツブログ トレイルランニングへにほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへにほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

UTMFの運営へ苦言

こんにちは、JAMです。


いよいよ発表されました、UTMFのコース。

積雪により、まさか今回は開催見送りか!?と思ってたんですが、
無事に開催されるようですね。
嬉しいような、そうじゃないような。。。



2014 UTMF コース概要



要点は、

1,2012年以来の時計回りへ

2,A5太郎坊~A6水ヶ塚がロード

3,2に伴い砂礫のコースはナシ(涙)

4,本栖湖周辺の林道が追加

5,全長169kmへ



コースうんぬんについては各々色んな事を感じると思いますが、
自分としては特に意見はありません。

細かなコースの変更でどうこう変わるような実力ではないので。
険しかろうと、なだらかであろと、文句は言いませんよ。



ただ、制限時間についての変更はかなりの衝撃です(汗)
これって倫理上どうなの?


どういう事かというと、
下の2つの行程表を見比べると解ります。


2014 UTMF 行程表



2012 UTMF 行程表



上は今年の2014年のもの。
下は同じ時計回りで開催された2012年のものです。


それぞれのデータ。

2012年は全長が156kmで制限時間が48時間。
2014年は全長が169kmで制限時間が46時間。

この関係により2014年は、「13km長く2時間短い」です。

距離が伸びたのはともかく、コースが全て一緒ではないのでこれは許容範囲です。
完走できるかどうかは別として。


問題はそこではないのです。
そんな事はどうでもよく思えるほど大事な変更がサラッとされてます。

「A8西富士中学校」の関門時刻に注目して下さい。

2012年では関門時刻が21時、スタート後30時間です。

それが、、、
2014年では関門時刻が16時、スタート後25時間です。

なんと!5時間もの短縮ですよ!!


コレって凄すぎない!?
自分のように制限時間キリギリをゆくジョガーにとっては死活問題ですよ!

例えば、2012年の場合はA7こどもの国で十分な休養が可能でした。
それまで関門をギリギリで通過してきた人でもA7まで辿り着ければ
十分な余裕を得ることが出来ました。

もちろんそこでは、その先の準備を十分できるし、マッサージだって受けれます。
さらには2,3時間の仮眠だって十分に出来る時間の余裕です。


しかし、2014年でA8関門が5時間も短縮されると、
こういった余裕の時間が全て無くなってしまいます。

途中での休憩時間が無くなり、ぶっ続けで169kmに挑む事になりそうです。

これだとレースの難易度が何段階も違いますよね?


これが事前に分かっていれば、レースの難易度を考えてエントリーを
見送った人だって居るかもしれません。

自分にとってはとても高額なエントリーフィー。
しかし、過去の情報から考えて「完走の可能性は十分ある」と考えたからこそ
エントリーを決めました。

なんとか苦しんでも、46時間を楽しむ事ができそうだ。
その時間で経験できる価値は代金に見合う!
と思ったからこそエントリーしたのです。

しかし、今回の変更が事前に分かっていればどうでしょう?
この時間では「自分には厳しすぎる」と考えたかも知れません。

半分で関門に引っかかる可能性が高いならエントリー代が高すぎる!
と思いエントリーしない選択肢もありました。


エントリー受付、代金を徴収した後で内容を大幅に変更するのって、、、詐欺?
法的には大丈夫でも、、、倫理上はどうなの?
トレラン界はまだそんな「なあなあ」な関係を続けるの?と思ってしまいます。

トレランを主導しているグループは全員が知り合いで、
その中では「なあなあ」な関係で通じるかも知れません。
そういったトップ選手達に憧れる方々はその決定に疑問も感じず従うでしょう。

しかし、多くの方は一般参加者でありただのトレランユーザーです。
特定の団体との関わりは無いし、全てを穏便に流せる訳ではありません。

ここまでの規模で、高額な代金を要求しているのなら、
マイナースポーツという事に甘えないで、もっと真剣に誠実な運営をしてほしいです。


運営の人の目に止まれ~~!!


オツカレ~!


にほんブログ村 アウトドアブログ トレイルランニングへ
にほんブログ村