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2013-STY参戦記【その10】

こんにちは、JAMです!


続き。

A10富士小学校にて


ス:「あと15分で関門を締め切りまーす!」
と言う声が聞こえてきた。

出発の準備を整えエイドを後にする。



7:18 エイド出発。
滞在時間23分、予定時間より38分の遅れ。



気温は10℃まで上がってきたが自分にはまだまだ寒い。
ダウンを脱いだ事を多少後悔するほどに。
なんだかいつ頃からか喉も痛くなってきた。
これは去年も同じ感じだったな。



のどかな風景を抜けていく。









途中で公衆トイレ的なところがないかなぁと探したが、、、
無かった、、、残念(汗)



7:30 登山道入口。




道は伐採時の作業道といった感じ。
勾配は決して緩くないw





この区間はSTYでは唯一のストック使用可区間
驚いたことに周りのほとんどの方がストックを持っている。
印象では10人中8人は持っている感じだ。

ストックの効果はバツグン。
前の山でパスした方達にスルスルと抜かれ付いていけない(汗)


しかーし!
昨年はストックの使用可区間が多く、自分も使用し大いに助けられた。
ストックが無かったら完走できていなかったのではないか?
そう思うくらいの恩恵を受けたと思っている。

今年は使用可区間が少ない事もあってあえて持たない事にした。
昨年はストックが無ければダメだった。
今年は無くても完走したい!そういうモチベーションもあった。
だからストックを持ってくれば良かったとか、そういう思いは無かった。

なので、多くの方に抜かれながらではあるが、
一歩一歩ゆっくりと自分のペースで登っていった。


登り始めて暫くすると撮影スタッフが登ってきた。
おそらくサハラマラソンに出ていた方だ。
そろそろUTMFのトップが来るらしい。
その後は後ろが気になって仕方がなかった。



伐採地を過ぎると送電線の巡視路になっている。
送電線の鉄塔を辿りながらドンドン高度を上げる。





この区間の登りは長かった。
登っても登っても終わりが見えない。
それに勾配も大きい。
もうホントに身体の中のエネルギーを使い果たしてしまいそうだった。



それでもまだまだ終わらない登り。




九十九折、トラバース、直登、、、
様々な上りの変化の度にピークかと期待するが、
何度期待が外れたことか。。。




エイドがあった街があんなに小さく見える。




急登ではなくなったがまだ先があった。




またここもピークへの期待を馳せた区間



UTMFのトップはまだ来ない。
今まで所々で情報は得ていた。
トップは日本人らしいがジュリアンも追っているらしい。
自分はどこで抜かれるのか気になってしょうがなかった(笑)








この鉄塔の辺りがピークだったと思う。




ようやくピークを過ぎ下りのトラバースへ。
周りが走るので自分も頑張って走る。




9:14
ロードに出たところに臨時のエイドが出来ていた。





ここでもらったキムチスープが最高においしかった。
人も温かくてホントに元気をもらった。
本当にありがとうございます。

結局ここの登りはエイドを出てから約2時間経過していた。
予定では3時間を見ていたのでかなり挽回できた。
これで予定の時間に追いついた。
しかしこの先が思った以上に長かった。。。

ここからはロードの登り。
マメの痛さがハンパない(汗)
登りは一切走れなかった。

この区間もどんどん抜かされる。
順位は気にしないが自分のペースの遅さがイヤになる。
足が痛いしなかなか進まないのがツライw




道の脇に座って足にワセリンを塗りまくった。
そうしている間に後ろが騒がしい。



UTMFのトップが来た!
残念、速くて正面が撮れなかった(汗)




17分後、ジュリアンとセバスチャンが一緒に走って来た!
セバスチャンはイイ人だね♪





このまま仲良く最後まで行くのかと思いきや、
最後はかなり離れたようですね。


その後もずーっと続く上りのロード。
単調すぎるのと、マメの痛みの自己防衛とで頭がボーっとしてきた。
眠気も少し混じっているんだろう。
自分でも軽くフラついているのがわかる。
とにかく耐えるしかない。






木々の間から遥か下界に河口湖が見える。
果てしなき道のりを思うと泣けてくる。。。



なんで自分はこんなにも足にトラブルが起こるのだろう。
シューズ、ソックス、インソールを選びに選び抜き、
マメ対策に効果絶大と言われる高いワセリンを塗りまくり、
それでも足にはマメだらけ。

マメが出来やすい体質だっていうのは疑いようがない。
ならば自分には長時間は向かないのかな。
もうウルトラや超ロングのトレイルは辞めておこうか?

自分の求めるトレランの形はコレなのか?
ファンランが楽しくて走り始め、
自然が好きだからトレイルを始めた。

別に自分への挑戦をする為ではない。
「楽しむ」ことこそ自分の全てなのだ。

そんな事ばかり考えていた。
脚が比較的元気である分悔しい。

足首は痛いがその他のヒザ、モモ、ふくらはぎ、まだまだ元気である。
タイツやテーピング無しでも全然平気そうだ。
今後は履かないし買わない。
やっぱりシンプルな方が好きだ。


10:24
ようやく林道への分岐点。



ここに来たからってまだまだゴールは遥かに遠い。


つづく。。。



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