UTMF/STY競技規則についての私見
こんにちは、JAMです!
多くの方が興味あるであろうUTMF/STY。
そのUTMF/STYの競技規則についての私見を述べたいと思います。
私見であり自分が勝手に思っている事なので議論する気はありません
こういう考えをしてる人も居るよ、と。そんな程度です。
それぞれの意見を発する事は発展・成熟するためには良い事だと思います。
意見を発する事、受け入れる事、考える事を恐れて人任せにすると、
どっかの国の政治家や官僚のようにバカの野放し状態になりますからね。
さて、今回のUTMF/STY。
選手や今後参加したいと思っている方が気になっているのはやはり「装備」についてでしょう。
UTMF/STY_競技規則・注意事項
昨年と比べ大きく追加・変更されている点は以下の点でしょうか。
====================================================================================
「必携品(装備として必ず携行するもの)」
11,保温のためのフリースなどの長袖シャツ。綿素材は認められません。
12,保温のための足首までを覆うズボンあるいはタイツ。
または膝までを覆うタイツと膝までを覆うハイソックスの組み合わせ。
いずれも綿素材は認められません。
13,保温のための手袋、耳までを隠す帽子。
14,雨天に備えてフードつきレインジャケットとレインパンツ。
どちらも〈ゴアテックス〉あるいはそれと同等の防水、透湿機能を持ち、
縫い目をシームテープで防水加工してあるもの。
====================================================================================
これについてネット上で幾つかの意見を目にしました。
その中には「昨年より厳しくなったな」「ひと月前倒しだからな」と言う意見が大半でしょうか。
否定的な意見などはあまり無いようで、その点は良かったと思います。
ですが、それだけで思考が終わってしまって良いのでしょうか?
私は良くないと思います。
そんな悠長な意見だけではダメなんですよ、自然相手には。
今回追加された物はルール上での「必携」である事は確かなんですが、
昨年の時点でも時期、標高、時間帯を考えれば「常識的は必携品」である装備です。
この大会に参加するなら装備して当然でしょ?と思います。
では、ナゼそんな常識的なモノをわざわざ「必携」のリストに入れたのか?
昨年は記載されていなかったにも係わらず、ナゼ今年は?
「ひと月前倒しだから?」「昨年より厳しくした?」
答えはカンタン!その常識が浸透していないからだと思います。
私が思うに昨年の大会で主催者が思う以上に遥かに装備の甘い
参加者が多かったのではないか?と思っています。
※私見です
昨年は出走前と、天子山塊の手前で装備チェックがありました。
当然私も受けましたし、周りにも同時に受ける方が何人かいました。
その自分の周りの数人の方の中でも装備が不十分な方が多かったです。
・雨具が半透明のビニールカッパの方
・保温ウェアがウィンドジャケットだけの方
・圧倒的にバックパックの小さい方
短い時間、少ない人数でもこれだけの方が明らかな装備不十分でした。
このまま通すのか?リーダーに確認か?チェックを受ける方は長陀の列だ!
その際のスタッフの困りようは可愛そうでした。
スタッフに選手の出走停止なんて判断は下せないと思います。
事実、天子山塊で上記の装備の方を見ましたし。
その判断についてスタッフを責めることなんてできません。
今回追加された必携品は、主催側の意識的には昨年と大して変えていないと思います。
ただ、その「常識的な装備」すら装備しない参加者が多かったために
仕方なく必携品に加えたんだと自分は思っています。
私があえてこの場で述べるまでもないと思いますが、
大会主催者はもちろん、関係者、スタッフ、選手。
また、この大会には一切関係ない山へ関わる全ての方々。
その全員がこうした大会での事故を望んではいません。
しかし、事故は起こすのではなく起きてしまうのです。
参加者の根拠のない過剰な自信など全く無意味です。
山頂でトラブルがあったとき、最悪の事故は防がなくてはなりません。
その時、あなたの根拠のない過剰な自信は何の役にも立ちません。
御託は要らない!『まず持て、装備しろ!』です。
これがあなた以外の全員が、あなたへ強く望む事です。
第2回目となるUTMF/STY。
一見、規則の強化でより熟成度が増したように思われますが、その背景には
まだまだ参加者の山への経験・認識不足、レベルの低さが露呈されたように思います。
昨年は装備が甘かったにもかかわらず大きなトラブルが無かったのは
終始天候に恵まれたからですね。
とても運が良かった、ほとんど運だけで成功を成し遂げた。
そう言っても決して過言では無いと思います。
装備の甘かった選手もそうだ。
あの時、突然の雨に降られたら?
あの時、急激に気温が低下していたら?
あの時、足を痛めて動けなくなったら?
はたして今の自分があったのだろうか?
いいえ、上記の事が起こらなかったのは運が良かったから。
あなたには天候を左右する力はありません。
あたたには絶対に負傷しない強靭な肉体もありません。
トラブルが絶対に起こらない強運もありません。
運が悪かったら事故は起こっていた、運だけで今がある。
それぐらいの謙虚さでも十分お釣りがくると思います。
自らの力ではどうにも出来ない大自然を相手にしているんだから。
だから今年の2回目は万全で無くてはいけない。
まだ日本での歴史が浅いにもかかわらず、世界基準へと急速な発展を続けるこの大会。
参加者の意識も同時に成長していかないと思わぬ事が起こりそうで心配ですね。
今回の記事は山屋さんに見せるのが恥ずかしいような内容です。
トレイルランニングに対して「やっぱりな」的な印象を持たれる可能性もあるでしょう。
しかし、そうした経験を確実に「活かして」、次へつなげていければ良いのではないでしょうか?
何事においても「次」がある事は幸せな事です。
しかし、それを当たり前として捉えてはいけませんよね。
末長く「次」が続くように努めなくてはいけないと思います。
1人のトレイルナンナーの、意見の1つです。。。
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多くの方が興味あるであろうUTMF/STY。
そのUTMF/STYの競技規則についての私見を述べたいと思います。
私見であり自分が勝手に思っている事なので議論する気はありません
こういう考えをしてる人も居るよ、と。そんな程度です。
それぞれの意見を発する事は発展・成熟するためには良い事だと思います。
意見を発する事、受け入れる事、考える事を恐れて人任せにすると、
どっかの国の政治家や官僚のようにバカの野放し状態になりますからね。
さて、今回のUTMF/STY。
選手や今後参加したいと思っている方が気になっているのはやはり「装備」についてでしょう。
UTMF/STY_競技規則・注意事項
昨年と比べ大きく追加・変更されている点は以下の点でしょうか。
====================================================================================
「必携品(装備として必ず携行するもの)」
11,保温のためのフリースなどの長袖シャツ。綿素材は認められません。
12,保温のための足首までを覆うズボンあるいはタイツ。
または膝までを覆うタイツと膝までを覆うハイソックスの組み合わせ。
いずれも綿素材は認められません。
13,保温のための手袋、耳までを隠す帽子。
14,雨天に備えてフードつきレインジャケットとレインパンツ。
どちらも〈ゴアテックス〉あるいはそれと同等の防水、透湿機能を持ち、
縫い目をシームテープで防水加工してあるもの。
====================================================================================
これについてネット上で幾つかの意見を目にしました。
その中には「昨年より厳しくなったな」「ひと月前倒しだからな」と言う意見が大半でしょうか。
否定的な意見などはあまり無いようで、その点は良かったと思います。
ですが、それだけで思考が終わってしまって良いのでしょうか?
私は良くないと思います。
そんな悠長な意見だけではダメなんですよ、自然相手には。
今回追加された物はルール上での「必携」である事は確かなんですが、
昨年の時点でも時期、標高、時間帯を考えれば「常識的は必携品」である装備です。
この大会に参加するなら装備して当然でしょ?と思います。
では、ナゼそんな常識的なモノをわざわざ「必携」のリストに入れたのか?
昨年は記載されていなかったにも係わらず、ナゼ今年は?
「ひと月前倒しだから?」「昨年より厳しくした?」
答えはカンタン!その常識が浸透していないからだと思います。
私が思うに昨年の大会で主催者が思う以上に遥かに装備の甘い
参加者が多かったのではないか?と思っています。
※私見です
昨年は出走前と、天子山塊の手前で装備チェックがありました。
当然私も受けましたし、周りにも同時に受ける方が何人かいました。
その自分の周りの数人の方の中でも装備が不十分な方が多かったです。
・雨具が半透明のビニールカッパの方
・保温ウェアがウィンドジャケットだけの方
・圧倒的にバックパックの小さい方
短い時間、少ない人数でもこれだけの方が明らかな装備不十分でした。
このまま通すのか?リーダーに確認か?チェックを受ける方は長陀の列だ!
その際のスタッフの困りようは可愛そうでした。
スタッフに選手の出走停止なんて判断は下せないと思います。
事実、天子山塊で上記の装備の方を見ましたし。
その判断についてスタッフを責めることなんてできません。
今回追加された必携品は、主催側の意識的には昨年と大して変えていないと思います。
ただ、その「常識的な装備」すら装備しない参加者が多かったために
仕方なく必携品に加えたんだと自分は思っています。
私があえてこの場で述べるまでもないと思いますが、
大会主催者はもちろん、関係者、スタッフ、選手。
また、この大会には一切関係ない山へ関わる全ての方々。
その全員がこうした大会での事故を望んではいません。
しかし、事故は起こすのではなく起きてしまうのです。
参加者の根拠のない過剰な自信など全く無意味です。
山頂でトラブルがあったとき、最悪の事故は防がなくてはなりません。
その時、あなたの根拠のない過剰な自信は何の役にも立ちません。
御託は要らない!『まず持て、装備しろ!』です。
これがあなた以外の全員が、あなたへ強く望む事です。
第2回目となるUTMF/STY。
一見、規則の強化でより熟成度が増したように思われますが、その背景には
まだまだ参加者の山への経験・認識不足、レベルの低さが露呈されたように思います。
昨年は装備が甘かったにもかかわらず大きなトラブルが無かったのは
終始天候に恵まれたからですね。
とても運が良かった、ほとんど運だけで成功を成し遂げた。
そう言っても決して過言では無いと思います。
装備の甘かった選手もそうだ。
あの時、突然の雨に降られたら?
あの時、急激に気温が低下していたら?
あの時、足を痛めて動けなくなったら?
はたして今の自分があったのだろうか?
いいえ、上記の事が起こらなかったのは運が良かったから。
あなたには天候を左右する力はありません。
あたたには絶対に負傷しない強靭な肉体もありません。
トラブルが絶対に起こらない強運もありません。
運が悪かったら事故は起こっていた、運だけで今がある。
それぐらいの謙虚さでも十分お釣りがくると思います。
自らの力ではどうにも出来ない大自然を相手にしているんだから。
だから今年の2回目は万全で無くてはいけない。
まだ日本での歴史が浅いにもかかわらず、世界基準へと急速な発展を続けるこの大会。
参加者の意識も同時に成長していかないと思わぬ事が起こりそうで心配ですね。
今回の記事は山屋さんに見せるのが恥ずかしいような内容です。
トレイルランニングに対して「やっぱりな」的な印象を持たれる可能性もあるでしょう。
しかし、そうした経験を確実に「活かして」、次へつなげていければ良いのではないでしょうか?
何事においても「次」がある事は幸せな事です。
しかし、それを当たり前として捉えてはいけませんよね。
末長く「次」が続くように努めなくてはいけないと思います。
1人のトレイルナンナーの、意見の1つです。。。
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