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2011-05-19:両神山

こんにちは、JAMです!



先日、1年ぶりの両神山へ行ってきました。
言わずと知れた日本100名山のひとつ。

秩父の名山は県境に多くあるのに対して、
両神山は埼玉県に独立した山なので、
埼玉県民にとっても思い入れの深い山だと思います。
(山に登る人にとってはね(笑))


前回も丁度同じような時期で、新緑がとても美しく
そして山頂の展望が素晴らしかったのを覚えています。

前回はトレイルランニングを始めて間もなくで、
知識も経験も非常に乏しい中、見よう見まねでのトレランでした。
今回、1年間の積み重ねがどれほどのモノかを確かめる意味でも
楽しみであり意味のあるトレランとして行ってきました。
今回も日向大谷からのコース、トレランならこのコースでしょう。


さて、今回もスクーターでの移動。
駐車場の問題をほぼ気にすること無く出かけられるので便利。
去年、両神山へ行ったのは土日の休みで、スタートも10時頃というかなり遅め。
多くある駐車場は全部埋まってて、登山道入口1km程離れた
広めの路肩に車を停めました。

今回も同じようなスタート時間。
今回は平日だったので駐車場は結構空いてましたが、
やはり登山道に近いところは全て埋まってます。
そんなのを横目に僕はスクーターでブイーンと通り過ぎ
邪魔にならないちょっと広めの路肩に停めました。
何よりガソリン代も安い!(笑)


9:26
登山道に入りスタート。




ここは初めのうちは川沿いのトラバース。





適度なアップダウンで気持ちよく進める道。
下り基調もあり昨年も気持ちよくジョグ出来たのを覚えています。
今回は上りもほとんどジョグで登りました。







トレイルの脇には普通に大木がドーンと聳え立ってたりします。
神社とかにあったら御神木になっちゃうような立派な大木が普通に。
ここは山全体が山岳信仰により守られ神聖に奉られてるよう。

自然のスケールと、太陽光により輝く新緑の木々の葉。
とても気持ちよくて「自然との一体感を楽しむ」っていう
僕のトレイルの楽しみ方を明確に思い出させてくれる、
「やっぱり俺はこういうのが好きでトレイルやってるんだなぁ」
っていうのが良く分かる、そんな心地よいトレイルでした。



川を渡り、ガレてる箇所もあります。





勾配もキツくなりだし歩いて登ります。
ダラダラと登ること無く、心の中で
富士登山富士登山!!」とリズムをとって
あまり省エネスタイルの登り方になりすぎず、
ガシガシと登るようにしました(笑)







なぜ富士登山かというと、何度か触れた事がありますが、
僕のトレイルランナーとしての目標の一つが、
富士登山競争」の山頂コースを時間内完走することだから。
昨年、5合目コースを体験しましたが省エネの歩き方では
時間内完走は絶対に無理だと分かったからです。

それ以来、練習ではキツイ登りでペースが遅くなったり
甘えて休み休み登りたくなってしまった時、
富士登山競争を思い出すよう心で唱えるようにしてます。
んで、自分を鼓舞してガシガシ登るようにしてます。
もちろん出来る範囲で、無理になったら休みます(笑)
最近、また出来るように回復してきたのが嬉しい♪



さらに進むと川から離れ、更にキツイ勾配区間へ。









ここまで来るとこの先にある「清滝小屋」が近いハズ!
と思ってました。。。が、意外に距離があった(汗)

スタートしてから1時間が過ぎた。
どうもシャリバテっぽく力が出なくなってきたので、
立ち止まりちょっと補給、アンパンを半分程ガブつく。









最近は途中で飴を舐めたり、ジェルやゼリーで補給とかしなくなった。
レースでは計画的に補給しますが、練習ではしてない。
何と言うか、もっと体脂肪を燃やせる体になりたいのです。
早め早めに補給しちゃうと胃から摂取したエネルギーを消費しちゃうでしょ?
なので、体脂肪を使う余地がない。
こんなにも体に有り余っているというのに!そうこんなにも!!(笑)
なので、練習での補給はちょっと遅めにしてるんですけど、、、
この有り余った体脂肪を積極的に燃やしてエネルギーに変えるよう。
この方法が合っているのか、間違っているのかは僕には分かりません。。。



10:42
清滝小屋には誰も居なかった、時間が遅いしね。



僕は地図の確認だけして先を急いだ。
なぜなら今日は家庭訪問があるから早く戻らないとイカンのだ(爆)
あんまりゆっくりのんびりしてられない。


小屋の裏から山頂へのルートへ。








キツめの勾配を登ると尾根ルートに出る。
これから自分が目指すべき山頂がここで初めて望める。



この先は木の根、岩、鎖場と、走るのには向く場所ではない。





周りの登山者にも配慮してそれなり感じで登る。
みんな道を譲ってくれるのでガシガシ抜いていくが。
後ろを走ったりしてプレッシャーをかけたりするのは論外。
登山者から見える様な位置ではあまり走らない様にしている。









ちなみに鎖場では鎖を使わなかった。
最近、友達がボルダリングをやったのを羨んでいる(笑)
一応、登る事に対しては職人のプライドのあるJAM。
俺だって上手く出来るぞって気持ちだ(笑)



11:15
第1ピーク辺りにある両神神社。



ここには多くの方が休憩している。
山頂が狭いので休憩ポイントとしてはこちらがメインか。
いやむしろ、混雑時は山頂で腰を下ろしての休憩禁止ってして欲しい。
険しい大岩の上って感じの山頂なので、ホントに狭いし危ない。
前回はそこのテッペンの岩に腰を下ろしカップ麺をすすってる若者(バカ者?)が居たが、
その場所にみんなが立ちたいと思って登っている事が分からないのだろうか?
周りを気遣えないのなら山に登らないで頂きたい。

余談が多いな。。。(汗)




神社を過ぎるとそこからは天空庭園の如く、
ツツジをメインとした花が咲き誇ってた!





花が頭上を覆うような花のトンネルもあった!(言い過ぎ?)
写真では表現できない自分の腕がニクい。。。(汗)

この辺りは足場の良いトレイルも多く、
ジョグできるところは走った。
前回は疲労感でこの辺りでは全く走らなかったので、
少しの成長が伺えて嬉しい。



11:30
山頂へは最後の鎖場を登る!


団体さんが居るらしく大混雑。
今日も真の山頂へは立てなかった(汗)
いつになったら立てるのか。。。








山頂の標柱だけ写真に収めて、山頂から外れた岩場で立ったまま休憩。
景色を見ながら、おにぎり、残りのアンパンを頬張る。
それにしてもここの展望は素晴らしい。。。









眼下には両神山の裾に広がる広大な緑、
八丁尾根方面の鋸のようなギザギザの尾根。
遠くの望めばアルプスの山々、
そして運良く富士山も見えました。

方面を変えれば上州の山々、
武甲山小鹿野町の町並みも見ることが出来ます。
コレだけ気温が高く空気が空気が淀んでいる状態でこの景色。
冬の冷たく澄んだ空気ならどんなに美しい風景が広がるんだろう。。。














さて、現実に戻ります(笑)
あまりゆっくりとは出来ません。
家庭訪問に間に合わせなきゃ!って事で。


11:45
山頂を後にする。
下りも多くの登山者とすれ違うし、先を譲って貰う事も多い。
節度をわきまえた範囲で走る!

鎖場を過ぎた頃には登山者ともほとんど会わなくなったので、
自分の練習に集中する。
去年は途中から疲れであんまり走れなかった。
今年はガレ場や岩の多い場所以外は走った。
1時間程度続く下りなので、腿の前や膝に疲労が溜まるけど、
それでも衝撃を抑えるコントロールをするよう練習。
気を抜くとダンッ!って衝撃の大きい着地になっちゃう。
この辺を体に染み込ませて無意識でやらなきゃだなぁ。

そしてスピード。
この走りでもっとスピードを上げたい。
でもスピードが出ると必然的に負荷も大きくなり、
そしてブレーキ時に衝撃が大きくなりやすい。
一番の近道は減量だって事も解ってるんだけどね(汗)




途中の川で顔を洗ったり、サンバイザーを水に浸したり。
冷たくて気持ち良い♪
暑い時期のトレイルの醍醐味を味わえる季節になったんだなぁ。

終盤、気持ち良く走れる区間で若いファストハイカー?
に追い付いて、譲ってくれるかと思ったんだけど逃げるようにスピード上げた。
それでも追い付いちゃうスピードなんだけど、
無理矢理プレッシャーかけるみたいにするのも嫌なので、
暫く止まって間隔を開けた。
で、気持ち良く走り出してしばらくするとやっぱり追い付いちゃう。
そしてハイカーは急ぎ出す。。。
なのでそこからは歩いた(汗)
それがちょっと残念だった。



13:00



とはいえ、時間的にも余裕で家庭訪問に間に合う時間で降りてこれた。
去年はかなり疲労してたところ、今回はまだまだ余力あり。
成長を感じられて良かった♪






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