にほんブログ村 その他スポーツブログ トレイルランニングへにほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへにほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

パーフェクト ライフ

こんにちは、JAMです!



今日は自分の走りの考え方をつぶやきます。
人それぞれ色んな知識や経験から学び、
それぞれの価値観が生まれている。
なので、今回のつぶやきは自分の考えを述べた独り言のような、
まさしくつぶやきです。




僕も多くの方々と同様、走り始めは足に優しいクッション性の高い
ランニングシューズを好んで履いてました。
バスケをしているせいか、ナイキのエアや、アシックスのGELなど
クッションに関する知識はあったし、クッションはある方がイイと思ってました。
いや、今も思ってない訳ではない。


始めるときは仲間も居ないし、情報・知識は全然無く、
もちろん裸足ランニング等の考え方があることなんて知りませんでした。

情報は雑誌かWEB。
そのうちに「トレイルランニング」なるものを知る。
「山を走る!?ありえんだろ!スゲェ人達だな!」
と、物凄く敷居の高いものだと思ってましたが、
現在は人を集めてまでそれをやってる変人に。。。(汗)

その頃「BORN TO RUN」なる本が話題になってる事も知りました。
「裸足の民族の速さの謎を解き明かす本」と、勝手に思ってました。
あまり書物に興味がないので、特に気にする事もなく。


走り始めて1年程経過し、特に今まで怪我も無く過ごす事が出来ました。
記録は伸びないけど、走る事は純粋に楽しく、特に山の自然との一体感は
日常生活では決して味わう事の出来ない至福の時間となった。
なので、絶対に怪我だけはしたくなかった。
無理をして、怪我をして、色んな事を棒に振る。
そんなのは僕の目指す楽しさではなかったからだ。



その頃には裸足ランニングという文字を時々見かけるようになる。
「裸足で芝生やトラックを気持ちよく走ろうよ!」
見たいな取り組みなのかな?と、漠然と思ってました。
そして自分には特に関係のないものだなと。


しかし時は流れ、ファイブフィンガーズやら何やら、裸足感覚シューズもいくつか登場し、
WEBを活用するランナーにとって「ベアフットランニング」は無視できないものに。
裸足が足を強くする?なんだ、なんなんだ、これは??
「BORN TO RUN」読んで見ようかな。。。ポチってました(笑)


読み始めたんですが、なかなかページが進まない。
思ってたのと内容が違って少しがっかり。。。
(これから読みたい人の為に内容には触れないよう)

教本とまではいかないけど、それなりに走る技術や知識など
そういうのが書いてあるのかと思いきや、普通の物語的展開が続く。。。
登場人物達がなぜ早く走れるのか?その辺の説明はあんまり無い。
当てが外れた感は否めません。

ベアフットがイイと言ってる訳でもなく、
どういう走法がイイと言う訳でもなく、
僕にとってはさほど興味のない人達のやり取り、
人物像を色々と説明され、大会の様子を簡単に説明し、
サラッと終わってしまった(汗)


でも、そんな中にも非常に興味深く、共感する箇所がありました。
本のサブタイトルにもなっている
「人間は走る為に生まれた」
ってところ。
なぜ、そうなのか?生物学的解釈から色んな説明があった。
なるほど、確かにそうかも知れないな!って納得できた。


そして、ベアフットランニングに興味が出てきた。
高性能なシューズが原因で足が故障しやすくなるって事だからだ。
高性能なシューズでは足が弱るし、故障しやすい着地になる。
だから、裸足で走って足の機能をフルに引き出そう!
故障しない走り方、人間本来の走り方を取り戻そう!
そういう感じ。(かなり簡単に書くと)


ただ、100%本を鵜呑みにするつもりはない。
生まれて1年程で靴を覚えて、それ以来履き続けている現代人。
いきなり裸足が最適かというとそれは勿論違う。

きちんと段階を踏んで練習し、裸足でウルトラを走れる筋力を付ける。
それでトレイルを走るのが良いのか?、、、それも違う。
裸足でトレイルを走る、それは現代人においては適さないと思う。

確かに安全な場所で練習としてなら裸足で走るのはイイ練習かもしれない。
事実僕も裸足感覚のミニマスを履いている。
普通のシューズでは鍛えられない筋肉を鍛え、
それに適した走り方を練習できている実感は凄くある。
今後のランに対して怪我の抑制になるんではないかと大いに期待している。


しかし、トレイルに裸足で入るのは大反対である。

365日裸足で歩き、どんな場所でも行けるほど
足の皮膚が頑丈にならなければ裸足でトレイルに!
なんてとんでもなく無謀な行為だと思う。

そもそもタラウマラ族だって裸足で走ってる訳じゃない。
分厚いタイヤのゴムを使った草履(ワラッチ)を履いている。
ファイブフィンガーズよりもミニマスよりも遥かに堅く厚いゴムだ。
クッション性は無いが、足裏の保護はしっかりしている。

本の文中で、タラウマラ族がベアフット・テッドに「無謀」と言ったのもそのせい。
自分達は慣れてるから大丈夫、っていう意味ではない。
ちゃんと足を守らないと危険だよって言っている。(と思う)

なので、ミニマスを履いてトレイルにって事にはあまり積極的ではない。
神流マウンテンランのコースのように、非常に整備された
走り易いトレイルならばイイかもしれない。
でも、日本のトレイルは岩、木の根、生い茂った植物が多くあって、
足にダメージを与える危険がいっぱい!
流行の裸足で走ってみよう♪なんて勢いだけでは生還さえ危ない!
トレイルには色んな草木や植物、生物が居て、
もちろん毒だって持ってるかもしれない。
足は守る!肌の露出は少なく!に超したことはないと思う。
山と自然をナメちゃイカン!って事だ。

事実、僕自身もミニマスでつま先をぶつけるととんでもなく痛い!
トレイルを素直に楽しめる自身が無い(汗)
確かにトレイルを敏感に感じる足裏感覚は楽しいと思いますが、
それは街中や里山で十分できるし。
山に行ったら自然を楽しみたいって思うのが僕の価値観。


そもそも、「BORN TO RUN」では高機能シューズを悪者のような扱いをして
「高機能シューズが無ければ人は足を怪我しなかった」
というような事を言っていた記憶があるが、100%その通りではないと思う。

確かに、シューズによって足本来の機能の発達を抑制してしまうかもしれない。
それは、高性能によって足が本来の働きをせずに走る事ができる様になり、
正しくない動きを続け、結果的に足を痛めてしまうって事。

「高性能」だから起きてしまう事実、、、そう、「高性能」には変わりないんです!
そりゃあそうですよね、世界中の科学者や研究員、メーカーの開発が考えた
現代最先端の高機能シューズです。
走り易く、足を保護する機能は良くて当たり前なんです。
シューズが悪いんではなく、それによって衰えてしまう事が悪いんです。



だから僕は思います。
ベアフット(的)で足を鍛えて、高性能なシューズを履く!
 = 強く鍛えた足を、高性能で守りながら走る!
これって最強じゃないですか?(楽観的 笑)

これが、僕の思う今のランニングに対する考え。



そして、楽しまなきゃ、楽しくなきゃやる意味が無い!
って言うのが僕の最大の価値観。
それに最近、一つのスパイスが加わった。

楽しみたいのなら、
「努力が最高のスパイス!」
って事。

どこかで聞いた色んなイイ言葉を合わせて自分用にアレンジした。
「空腹は最高のスパイス」って言葉はどっかで聞いたな(笑)


今まではその場を楽しむ事を一番大事にしてきたけど、
この先もっとたのしむなら目標に向けて努力し、
目標達成に徐々に近づいていく楽しさを求めたいと思う。
いつもそれじゃなく、ポイント的に苦しいけど努力する。

====================================
完璧に見える人も
皆 見えないところで 青筋立てて苦しんでる

何かに向かい 手を伸ばし
もがいてる その姿
それこそが PERFECT な LIFE
====================================

この大好きな歌詞を、
この先のランニングにも当てはめて見たいと思ったこの春。。。(笑)





なんだかまとまりのない話しでスイマセン(汗)

◆ランキング参加中!!
にほんブログ村 アウトドアブログ トレイルランニングへにほんブログ村