にほんブログ村 その他スポーツブログ トレイルランニングへにほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへにほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

2010-11-07:神流マウンテンラン&ウォーク【その3】

9:56 第3AS&ロングクラス第1関門。


スポーツエイド・ジャパンの方とお話ししながらトレイルへ。



ここからはしばらく登り続きます。
僕の方がほんのちょっとペースが早いみたいで先に行かせてもらった。



いくつかの小ピークを越えながら、登り下りを繰り返す。
結構キツイ登りもあります。。。







最後のピークを越え下った先でスーパー林道へ合流。







ここはミドルクラスとの合流地点でもあります。

違うクラスの人達と合流するのって結構イイかも。
まぁ場合によるんだろうけど今回の僕にとっては良かった。


ここはミドルでいう約3km地点。
この辺りでは元気な人もいるし、タイプが全然違う人達が多かった。
思いっきりファンランな方やまだトレランに不慣れそうな方、
俺は全部歩くぜ!って雰囲気が満々な方(笑) 色々で面白い。
女性もグッと増えてそれだけで元気になれる!走れないけど(汗)

トレランの大会って周りに居る人達が固定しがちだから
ここで新しい風が舞い込んだようなそんな感覚だった。
とっても心地よい風でした。。。



鉄塔箇所。ここは見晴らしがよく立ち止まってる方々も。


なんと富士山が見えました!


ここに来たのは試走と合わせ4回目。
富士山が見えたのは初めてです!
写真では分かりづらいなぁ…


なのでズームアップ!




10:19 20km地点。
ペース的には理想と目標の丁度中間。



ほぼ平坦な林道が続く。




相変わらず足は攣りそう。
走ると筋肉が硬直してつまずいた(汗)
こりゃダメだな、、、ひたすら歩く。。。



目標の広場が見えた!
ここからトレイルになる。





ここからのトレイルはキツい登りもないないし
周りには笹が生い茂るキレイなトレイル。
僕的にお気に入りなので楽しみにしてたけど…

キター!ヤバイッ!足攣ったぁーッ!!!(涙)
止まりはせず、ペースをガクッと落としなるべく筋力を使わないようにした。
幸い隊列の最後尾だったので誰にも迷惑かけてない。
どんどん前との差が開き、でもどうにも出来ない自分がもどかしい。。。

ペースが落ちたせいで後ろに追い付かれた。
頑張る気力も薄れ脇によって立ち止まった。。。
攣った足を軽くマッサージ。。。


ここで!!ポンッと肩を叩かれた!そして「JAMさん」との声!
スタート直後のロードで少し話をしたリバーサイドさんだ!
声を掛けてすぐに行ってしまったがありがたかった!
弱った心と身体に力が湧いてきた!

出来るだけ離されないように付いて行くことにした。
おかげで攣った足は急速に治まった!
言葉は交わさなかったが、引っ張ってもらってる気がした。



登り勾配がキツくなる頃には離されてしまった前の隊列にも追い付いた。


この登りが終われば下りだ!よね!?
そう思いながらなんとか力を振り絞る!



下りに突入!


下りでは全然攣りそうにはならない。
前との距離をある程度保ちつつ、ブレーキをかけない下りに徹する。

途中の階段が足への負担が大きくツラい。
少し「仕方ないか…」と思うも、なんとか衝撃を少なくしようと試みる。



スーパー林道に合流。


続けてジョグを試みるも、すぐに硬直(汗)
ふぅ、、、長いロードになるなぁ。。。

ここまで僕を引っ張ってくれたリバーサイドさんも歩いている。
どうやら同じく攣りそうな足と闘っていた。

同じ歩き同士、ペースも同じなので自然と会話が始まる。
こういう場面ではホントに心強い。
とてもありがたかった!





歩きなので景色もたっぷり見る事が出来た!


不本意な歩きではあったが、こういった会話や景色もトレイルならでは。
結果的にトレイルの本質を楽しんでましたね。



次のトレイル入口手前で少し下り基調になった。
下りは荷重を上手いことすればジョグれる(笑)


ここでお先に行かせてもらうことにした。
リバーサイドさんが「頑張って!」と送り出してくれる。
有り難かった!



御僧尾根ルートの入口。




コース最高峰(約1500m)の白髪山、そして下りを経て持倉集落へと続くトレイル。
長いトレイルの始まりだ。

最高峰とはいえ、既にこの場所がかなりの1400m位の場所。
そんなに凄い登りは無いので気持ちは楽だ。




僕は近くにいた方と大体同じペース。


多少詰まる感じだが、僕も無理は出来ないので後ろに付く。
一緒に、おそらくミドルであろう方々を何人か抜く。
写真を見返すと、結構長く一緒だったのが分かって面白い。

この辺で空腹を感じてました。
ジェルの補給は十分にしていたが、やはりお腹に溜まるものが欲しい。
次のエイドは持倉AS。食べ物がいっぱいなので待ち遠しく思う(笑)


ここが最高峰の白髪山だ!
やっぱりあっさり着いた!




ここからはほとんど下り!
そして途中からは激下り!
みんなが心待ちにする極上トレイルその1だ。

この辺りでラスト15kmのはずだが看板に気が付かなかった(汗)


下り基調になる、、、初めは緩やか。。。




下り基調なので気持ち良いペースで走る。
足はいつ攣ってもおかしくない状態。



自衛隊の方とハイタッチ!
元気イイかけ声を掛けてくれる。






そろそろ激下りだなぁ…。
僕にはその前にどうしても済ませておきたい事があった。

実は…(って程の事では無いのだが(汗))
西ミカボから下るトレイルの頃から
靴下の縫い目が小指に当りちょっと痛かった。
今まではタイムも気になったし、
攣りそうって事もあり直すのを先伸ばしにしてた。
それだけ心にゆとりも無かったのかも…。

今まではそんなに激ポイントが無かったから大丈夫だったけど、
ここから先の下りは厳しく、つま先が詰まり易い。
下手をしたら皮が剥けたりして激痛になったら困る。
ここで座れる丸太を見つけ靴を脱ぎ靴下を直した。
うぅ、、、攣りそう。。。(涙)
慎重に靴を履こうと足を入れたとき。。。

ピキーン!!激しく攣ったーーーー!!!
痛てぇ~~!!左ふくらはぎ~(涙)
とっさに木に手を付きストレッチ姿勢!
やべぇ、コース半分塞いじゃってるよぅ。
でも動けない。。。(汗)


さっき抜いた方が追いついて来た!
派手で特徴的な柄のシャツを着ている。
地元の人っぽい感じ。
走りながら声を掛けてくれた。

地:「どうしました?」
J:「攣りました。。。」

でも今思えば、声を掛けてもらったおかげでリラックスでき
身体がほぐれた気がする。
硬直が直ぐに収まり、靴を締め、再スタートした。

初めは恐る恐る走っていたが、急な下りになる頃には
自然なペースで下れる様になっていた。


極上トレイルその1に突入。




僕はあまり好きではない(汗)
結構、急勾配でのS字カーブが延々と続く。
スピードが乗らず、僕の場合ブレーキに神経を使うので大変。。。
バンクとかを使うのは楽しいですケドね(笑)



それでもトレイル慣れしている僕のペースは早いみたい。
攣るまで前に居た方にも直ぐに追いつき追い越した。



下りは慣性のみを使うのでペースを上げても足の裏側の筋肉は全く心配ない。
この区間はミドルの方も多くガンガン抜かした。
僕の鈴の音を聞いた方々が早めに道を譲ってくれるので
負担無く抜かせてもらい有り難かった。







ペースが早いせいか、疲れでフォームが悪いせいか、脇腹が痛くなる。
フーっと息を落ち着かせようとするが一時的で直ぐに痛くなる。
痛みで「イッ!」とか「ウッ!」とか声が漏れる。
でもペースは落とさず走った。
ここまで来たら最後まで歩かず極上トレイルを走り抜けてやる!
そうに思ってた。


おっし!ロード合流だ!




ロードに出た先にはビデオ撮影班がいたので、
カメラを過ぎるまで走り元気に振る舞った(笑)
うー、脇腹と足がヤバかった。。。(汗)



歩き出すと美しい景色も楽しめた。



振り返ると、今下りてきた山並みが美しい。



もう少しで持倉集落。




暖かく出迎えて貰える。
ホントにあったかいです。



11:32 第2関門&第3AS 持倉集落。






神流名物、持倉エイドステーション。
この大会の象徴の1つとも言える場所です。
みなさんリラックスしてエイドを満喫してますね!

エイドの豊富さはもちろん、この集落の暖かみが感じられて嬉しい。
コーラ×2、スポドリ、そば、煮豆、そしてハイドレに水を補給してもらいました。
気持ちではソバをもう一杯位食べたかったが、思いのほか固形物が喉を通らず断念した。


11:37
持倉ASを後にする。
タイムに目を向けるとやはり理想と目標の中間。
むしろ今の状態でこのタイムを維持してるって事は良い方だと思う。
そして、大きな落ち込みが無ければ7時間を十分切れそうなタイムだ。

コースも残り3分の1を切りました。
足は攣りそうだけどこの終盤までヒザが痛くならないのは助かった。
さあ、このコースの最大の楽しみである神丸尾根ルートの極上トレイル、
そしてその先のゴールを目指して、いざ出発~♪






今回はここまで、、、つづく。。。