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2010-07-04:北丹沢12時間山岳耐久レース【後記】

初めてのキタタンを終えて、JAMはひとり考えた…(某番組風 笑)

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北丹沢12時間山岳耐久レース。。。

この大会は文字通り「耐久」なんだと思う。

駐車場の不手際、レース中の大渋滞。。。
もちろん過酷なコース。。。

その全てを克服し、耐え抜いた者だけが
「完走」という称号を掴む事が出来る。

そんなレースなんだと思う。

この一見理不尽とも思えるしがらみに、
人は果敢に挑み続け、己を鍛練し、
来年もまた北丹沢の地に足を運ぶのだろう…

ゴールの先にあるものを追い求め…

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今回キタタンに出場するにあたり、過去に参加された方のブログやらサイトのレポートは非常に参考になりました。
それらがなければ今回の完走は絶対に無かった。
本当にありがたかった。。。

自分は来年出場するかは分からないけど、僕がそうだったように、今後参加しようと思う方々は少しでも多くの情報を得たいハズ。。。
そんな方々の役に少しでもなればと思い後記を残します。



【準備・レース前】
◆自分は非常に寝付きが悪く、また睡眠も浅いのか起きやすい。今回キタタンに挑むにあたって、睡眠の時間と環境を優先して行動した。それは正しかったと思う。ある程度の安眠が得られたおかげで、最後まで体調が崩れる事なくゴールまで帰って来る事が出来た。睡眠不足だったらゴールできたかは分からない…


◆駐車場は当日は停められないと思った方がよい。
睡眠時間と重なるが、深夜に出発して明け方に会場に着いたとしても車は停められない。休みも取れずスタート時間だけが迫ってくる。
そんな事なら前日の夕方もしくは夜に出発し、駐車場に着いてから十分休んだ方がマシ。


◆近くの宿に前泊を推奨。
自分はちょっと離れた他の施設で睡眠をとったが、食費、風呂台、その他宿泊に必要な小物を用意すると出費も馬鹿にならない(汗)
それなら、会場への送迎付きの宿に泊まった方が安心だし、出費もそれほど割高にはならない。

◆ちなみに、会場の青根キャンプ場は施設の充実した広いキャンプ場だが、大会駐車場にもなるので夜間の車の出入りがうるさいらしい。神経質な人やキャンプ慣れしてないと厳しいかな?バンガローを借りればマシなのかな?



【レース中】
◆エネルギーはしっかり補給!
会場を見渡すと、ビックリするほど軽装な方や、小さいバッグの方…。

最長12時間のレース。仮にも山に立ち入るので、最低限の装備、行動食は自分で用意して欲しい。
山の中でエネルギー切れとかになると、ホントに命の危険に係わるから、しっかり補給をオススメします。
それ以前に、しっかり補給すれば体に元気が沸いてくるし!

僕は1時間に100kcalを目安に、+αを見込んで用意。
ジェル×8、ゼリー×4、スポーツ塩飴、スニッカーズ×2、スーパーヴァーム×1、等を持ちました。
結構多めに持ったつもりだけど、残ったのはジェル×2とスニッカーズ×1.5だけ。
大した重さじゃないので十分用意しましょう!


◆スタートはなるべく前に並びましょう。
キタタンはスタート直後からキツいロードの登りに入るので、周りのスピードはそれほど早くないです。だから歩くほど遅い人じゃなければ迷惑にはならないと思います。すぐに渋滞になりますし(汗)


◆スタートから渋滞になるまでのロード区間2kmは飛ばしましょう!足が終わらない程度に!
すぐに渋滞になりますから(笑)


◆完走を目標にするなら、分岐から下った先~立石建設までのロード区間が1番重要な気がする。ダラダラと長い7km程のロードだが、ペースを保ち走り続けたい。

僕はヘナチョコランナーなんでスピードも遅いし休み休み走った。この区間で軽く100人以上に抜かれた。その先の区間でも疲労の蓄積でまともなペースで走れなかったけど、それでも第2関門をなんとか突破する事が出来た。

だったら、十分に余力のあるこの区間でペースとポジションを保ちたい。立石建設からの鐘撞山から県境分岐までは大渋滞があるから、回復も出来るしなるべく前の方に居たいから。

よほど力のあるランナーじゃ無ければ、この先からペースアップなんて出来ないから(汗)


◆これは個人差があるが、自分的にはハイドレは必須。2Lのリザーバーだったが2回空になった(汗)3回補給した。それほど水分を必要としたって事。
ただ、スタート時は1Lでも多すぎるかも知れない。立石建設までのロードを重視するなら少なめにして、立石建設の給水所で補給するのが賢いかも。

第2関門手前の給水所では、時間があるならリザーバーを満タンにしましょう。給水所から関門ゲートまでは歩きでも3分あれば間に合う。
関門ゲートを潜った先には、姫次を降りるまで給水所は無い。(※今回はありがたい事に私設給水所があったが)


◆登りはキツく体が動かない事も。「お爺さん歩き」は覚えておいて損は無い(笑)(キタタンのレポ参照)
爪先での蹴り出しが強く、太ももの力を大きく使う登り方では、よっぽど鍛練した方でないと耐え切る事は出来ないと思う。


◆ゼッケンが紙製なので汗でクリップ止めした箇所が破れて取れやすい。事前に郵送されてくるので、テープ等で補強した方がよい。


【レース後】
◆完走証を受け取るのをお忘れなく。あまり案内が無いので注意。

◆荷物預かりから荷物を引き取るにはゼッケンと荷札の照合がある。クシャクシャにしないよう。

◆駅までの送迎バスは本数が少なく、最終の時間も非常に早い。19:00頃だったか?




とまぁこんな感じですかね。
思い出す事があれば追記します。