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MMAイベ:HOKA試し履きレポ

こんにちは、JAMです。


先日のMMA主催、蚊取り線香塾。
とても楽しかったです。

そして、この日のもう1つの楽しみが、
「HOKA」のシューズ貸し出しでした。

「TIME TO FLY」
これはHOKAのブランドイメージ、キャッチコピー的な言葉だそうです。
飛ぶように、軽やかに。
そんな体験に期待感が膨らみます。

主に(現段階では)、ロングに特化した厚底シューズ。
近年ではUTMBをはじめ、多くのウルトラトレイルで愛用者を増やしている。

自分もUTMFに向け、このシューズの購入を考えていた。
その時に、このMMA×HOKAのコラボが決まってくれて、
絶好の機会に恵まれました。



貸し出し風景。



用意されていたのは「スティンソン EVO」。
HOKAのラインナップは、

・ボンディB・・・ ロード&トレイル兼用
   (2013 UTMF優勝者が使用の後継モデル)
・スティンソンEVO・・・ トレイルレース
   (バランス良く、耐久性が一番高いモデル)
・マファテ2・・・ 山岳トレール
   (2010 ハセツネ優勝者が仕様の後継モデル)

があるようです(WEBサイト及び自分調べ)。
※WEBサイトではコレらしか載っていませんが、
某店舗には沢山の種類が置いてありました。

どのモデルでもトレイル対応ですが、
今回は中間のモデルって事になりますね。
自分が購入を考えていたのもこのモデルでした。


早速履いてみる。
※自分が履いてる写真は撮らなかった(汗)

自分が一番気にするシューズの幅は標準的。
自分でもさほど違和感が無いのを考えると、
少~し幅広なのかもしれません。

まずは第一関門突破!
良かった~(笑)

この段階で多くのシューズはダメになります。
今までの経験上、この段階で明らかにダメなのは、
ノース、サロモンのスピードクロス系、
イノヴェイト、スポルティバ。。。


さて、サイズは26.5cmか27cmで迷いました。
結局、少し当たり感を感じながらも26.5cmにしてみました。
どちらにしろ履いてみないと分からないので。

履いた感じの違和感はありません。
靴の中が非常に軟らかく、優しい感じ。

アウトソールの厚さも気になりません。
トレイルの凹凸でどう感じるか?楽しみです。

重量も非常に軽いです。
厚底によるシューズの体積は大きいですが、
それによる重量感は全く感じません。

基本、履き心地良く、足への当たりは軟らかい。
しかし、違和感なく抵抗無く履ける。
と言った感じでしょうか。


== レポ ==

●走り始め、ロード区間
自分にはペースが速く、感触を確かめるゆとりに
乏しかったのはありますが。。。

特に違和感を感じませんでした。
極々、普通のシューズとして履けると思います。
※この件については最後に注意書きアリマス!


●トレイル区間

●クッション性
始めに感じるのは、バツグンのクッション性!
これは今までのシューズとは比べ物になりません。

良い悪いを別にして、
木の根や石、岩に足を置いたとき、
足裏に感じる硬さをかなり軽減してくれます。
これは時間が経てば経つほど、
距離が伸びれば伸びるほど差がつくポイントですね。


●グリップ力
今回、いろいろと試しました。
無理に滑るような足の置き方を試したりしましたが、
全く問題のないレベルだと思います。

凄く良い、という事ではなくて、
今まで自分が履いてきたシューズと比べ、
特に不安を感じる事は無かった、といった意味です。

今まで履いた中でも「これはダメだ!」と思ったシューズもあります。
HOKAはそう思う場面は無かったので、十分合格点だと思います。

また、雨や夜露での路面が濡れた状態は試せなかった。
これは実際に試さないと分かりませんよね。
個人によって感じ方も違うし。


●走行時の取り回しについて
木の根や石を避ける為、瞬時に足の置き場を判断し、
素早く足を動かす、こんな場面。

こんな場面でも、特に違和感を感じる事はありません。
しかし、今回は超ロングを想定し、尚且つ集団での走行なので
全体としては緩やかなペース。
時折、前との差が出来たときは自分のペースで下りますが、
それでも程ほどに抑えたペースになります。

超ハイスピードで神経を尖らせて進む場合には、
また違った印象を受けるかも知れません。
しかし、そういった走行は極限られた場面でしかしないし、
そういう走行を目的としたシューズではないのは誰が承知の事。


●下りも上りも、底が厚い分引っ掛かるのでは?
これは履いてみるまで自分も考えてこと。
しかし、実際に履いてみると全く問題ない印象。

思えば、せいぜい1~2cm程度、普段より高い(足が長い)に過ぎません。
身長、もしくは足の長さと比較すれば微々たるモノ。
そもそも、これで引っ掛かってしまうなら、
その摺り足のような歩き&走り方は危険なので、
改善したほうが良いとも考えられますね。


●20km以上、数時間経過して
いつもなら足裏に疲労を感じる頃。
その日の行程、ルートによっては痛みも出てくるころです。
しかし、今日は全くと言っていいほど、
そのいつもの疲労がありません。

その疲労が出ると、例えば下りの衝撃などが
痛みに感じる事もあります。
しかし、今回はそれが全くありません。
これには驚きです!ビックリです!!


⚫︎最後のオマケロード区間
凸凹の歩道や側溝が多かったですが、
最後まで痛みが出ることはなかった。

最後の方は少し歩いてしまいましたが(汗)
ほとんど走る事ができました。
個人ではなかった、というのもあると思いますが。


コンセプト通り、距離、時間が増えるほど、
このシューズと他のシューズの違いが感じられるのだと思います。








●自分なりの総括

・非常に完成度が高いシューズ
・懸念していた違和感はない
・どんな場面でも対応できる
・距離が長いほど威力を発揮
・これに慣れると他のシューズが履けなくなる
・普段は他の靴も併用して足を鍛える
・ロード&トレイルに限らず超ロングではイチオシ!

箇条書きだとこんな感じです。
結論としては「今すぐ買う」です(笑)

ただ、普段からこのシューズに慣れてしまうのは危険だと思いました。
今まで通り、普段履きにはペラペラのベアフット系。
練習山行には今までのトレランシューズと交互に。
レースや長距離の行程など選んで履きたいと思います。
※そうは言っても、買ったら足慣らしでたくさん履いちゃうな(笑)


【注意】
この記事を書き終えてから知った事実(汗)

このシューズは、見た目とは裏腹に、
ベアフット・ミッドフット系なんだそうです。

湾曲したアウトソール。
大股のカカト着地ではなく、足を重心近くに置き、
足裏の真ん中からちょっと爪先側辺りで着地、
自然な推進力+湾曲による重心移動により
更に推進力を得るのがコンセプトなんだそうな。

自分は普段からミッドフットで、
更に骨盤を意識して走っているので
全く違和感を感じませんでした。
でも、普段がカカト着地の方はどうかわかりません。
この辺が一部の方が言われているらしい
『慣れが必要』という部分なのかも知れませんね。



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