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ULTRA武尊60K参戦記【その3】

こんにちは、JAMです。


続き。
※レース中、カメラのトラブルが発生しブレた写真が多いです(汗)


山頂前の登りと、山頂後の下りそれそれの鎖場で
トータル2時間38分の渋滞
ようやく全ての鎖場を抜けました。



13:24 鎖場を後にします。
ここからA3武尊牧場スキー場まで8kmで600mの下り。



こんな序盤で足にダメージを負いたくないので、
飛ばしはしないが慣性で進む感じで走る。



路面は序盤はテクニカル。
石と木の根が多かったし、ぬかるみもチラホラ。
スピードを控えるがブレーキで足に疲労が溜まる。






終盤はキレイなトレイル。
気持ちよく走れるが、疲労が溜まり楽しめない(汗)
早く終われと思ってた。



なんだかデリケートな箇所が擦れて痛くなってきたよ(涙)
インナーパンツの履き具合を調節して揺れを抑える。
あぁ、ワセリンを塗っていれば(汗)



なんだか整備された箇所に出た。
スキー場か!?





ここまでそれなりに頑張って走ってきた。
ここの下りは長かったが2人に抜かれ8人くらい抜いただけ。
ほとんど単独での走行となった。



14:13 30km A3武尊牧場スキー場に到着。



エイドにはスポドリ、コーラ、セブンの味噌汁、バナナ、オレンジ、
他はよく覚えてません。おにぎりもあったかな?

自分は持参したいなり寿司2個を味噌汁で流しこんだ。
メシに味噌汁は最高!
今度から小分けのだし味噌を持参しようかな?

ここまで水は1.3Lしか持ってなかったので足りてよかった。
飲むのをセーブしていたので少し水分不足気味。
ここでスポドリをガブ飲み、水も補給しこれで心配は無くなった。

そして気になる関門は2時間延長したとの事。
でも、それはココの関門だけで、この先がどうか、ゴールはどうか、
この時点では分からないとの事だった。
まぁ、そうだろう。これも経験済みだし怒りも焦りもない。

どちらにしても進むしかないし、忙しいからとスピードを上げる実力も無い。
普通に坦々と進むしかないのです。



14:23 A3を出発。
焦らず十分補充したけど比較的滞在時間は短かった。




ここからゲレンデ下りが始まります。






写真で見るよりよっぽどキツイ下りです。
強いブレーキが必要で、前もも、つま先が痛い(汗)




ここが一番の激下り。
斜度は上級者コースですがコブ無く色んな方が通るコース。
むかし来たことがあるんですよね、ここのスキー場。




14:40 ロードの下りへ。
勾配は緩めだったか?頑張って走り続ける。






擦れの痛さもあってキツイ。
ロードなのでやっぱり何人かに抜かされました。




14:57 33km CP3十二様




ここは約900m、ここから1400mくらいまで登る。
どんな道か分からなかったが序盤はうれしい林道であった。




序盤は勾配も少ないし走れないでもない。
でもヘロヘロなので迷わず歩く。




周りと比べて悪くないペースのよう。
前の方にゆ~っくり近づき抜かす展開、数人だけど。






その先、シングルトラックとなる。
勾配がどんどんとキツくなる。

(※キツ過ぎて写真がありません(汗))

この辺でスーパーヴァームを投入。
激のぼりの前に気合を入れる。

もうヘロヘロ、ゆっくりしか登れない。
なるべく途中で止まらないようなペースで登る。
一度止まると止まりグセがつくきがするからだ。

その内、これでもか!って登りに突入!!
高低図を見て1350mくらいまで激登りが続くのは知っていた。
時々時計を見ながら耐えるように登る。

抜かした方に「あの先で終わりですかね?」と聞かれる。
J:「ん~、期待しないほうがイイですよ(汗)」

勾配キツく、足場の段差も大きく、路面が柔らかい。
登りづらくて仕方が無い。
ホント心が折れそう、イヤ折れていた。
もう辞めてもイイかなと何度も思った。

何度かモモに手を着いて立ち止まる。
バイザーから汗がポタポタ垂れる。
普段はペースを抑えて途中では止まらないんだけど、
ここの激登りはそれを許さなかった。
それ程スゲェ登りだった。
でもホンの数秒で直ぐにスタートする。

激登りがやっと終わる。
林道みたいなところへ出てきた。

もうずっと歩いていたいんだけど。。。
でも下り勾配になったら走った。
だって早く着きたいんだもの。
タイム云々ではなくて早くレースを終えたい。
歩いてるとドンドン時間が掛かってしまうし(汗)
そんな気持ちで走った。




16:12 スキー場っぽい所へ出た。




でも直ぐに整備されたトレイルに入る。



トレイルの下りはしっかり走る、これはどのレースに出てもそう。
これは自分のポリシー。
ロードでいくら抜かれても気にしないけどね。

下の方に何か見えてきた。
そのうちスタッフの声も聞こえるようになってきた。



この雰囲気は間違いなくエイドでしょ!




16:21 A4 オグナ武尊スキー場に到着!




スキー場のメイン施設がエイドになってます。
広いしキレイだし良かった。



補給は先程のエイドの内容に加え、おにぎりとスープがあったかな。
やっぱり味噌汁&メシがうまい!

ここではドロップバッグが受け取れます。
その時、関門について質問しました。
今後の関門とゴールが全て2時間延長されるとの事
嬉しくもあるが、ゴールが日付を跨ぐ可能性もあるし素直に喜べない(笑)
まぁ、一安心であるのは間違いないが。
UTMFと違い寛大な対応であるのは間違いない。

汗ビッショリだったので全身を着替える事にしました。
更衣室に行きましたが自分の他は居なかった。
そのうち120Kの選手がひとり入ってきただけ。

少し話しをした。
この方もまだ50番より早いと思うが、
どうやら武尊山の渋滞に並んでいたそうだ。
確かに、走ってて120Kの選手に抜かれるのが少ないなぁっ思ってた。
まぁ、渋滞中にいつまで先に行って貰うんだろう。。。とは思ってた。

コレばっかりは仕方が無いが、この方にとって残念なのは
この方の前の方は通してもらったのが見えたらしい。
でもこの方から誰の判断か状況はわからないが止められた。
恐らく軽く1時間以上の差は出来るだろう。
この方のモチベーションの低下はお察しするが、
60Kの選手にとっては助かった。
そんな話しをしながら着替えを終えた。


着替えは非常に良かった。
靴下も変えたがテーピングは変える必要は無いと感じたのでそのまま。
水没もあったのにここまでマメ等は無いと思われる。
サラサラな服が気持ちよく、お陰でもの凄くリフレッシュした。

デリケートゾーンにはクスリとワセリンを着けた。
これ以降は一切痛まなかった。

そして、ドロップバッグの最大の利点。
ここからストックの使用が出来るんです。

実は用意はしていたけど、使わないでよそうかな?と思ってました。
最近は使用できるレースも少ないし、なんとなくポリシーみたいな。

でも、ここに来るまでの激登りで心が折れました。
ストックを使う事を全く躊躇しませんでした(汗)

いやー、すっかり休んだ。
こんなに気持ち新たになったエイドは始めてかも。
ドロップバッグ使うのも初めてだし。



16:52 30分滞在したA4を出発!
すっかりリフレッシュしてリスタートすることができた!



そろそろ暗くなるのでヘッドライトを装着しスタートした。


続く。。。



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