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FTR飯能のマーシャルボラ【その1】

こんにちは、JAMです。

 

今回は「FunTrails Round 飯能」のボランティアに参加してきました。

昨年までは秋にFTR100と同時開催していたFT50が、

今年から独立してこの50kの大会となったと聞いています。

 

飯能をスタートして半時計回りに回り、後半は飯能アルプスを巡る。

後半にギザギザ地獄の待っているなかなかハードなコースです。

 

 

コース。

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詳細図↓

http://fun-trails.com/race/2019/hannou/wp-content/themes/ftr-hannou/img/course/course_2019.pdf

 

高低図↓

http://fun-trails.com/race/2019/hannou/wp-content/themes/ftr-hannou/img/course/view_2019.pdf

 

 

今回の担当は最終区間のマーシャルです。

一応、必要な資格もしくは講習の受講者が対象で、私もなんとか対象者でした。

担当区間は後半の30k地点~フィニッシュまで。

あのギザギザ地獄を通ります。

 

 

 

当日6:00前に会場へ到着。 

 深夜まで降り続いた雨により空気が洗われ、澄んだ空気がとても気持ちが良い朝です。

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受付を済ませ、簡単に移動前の準備を済ます。

応急セットやマーシャル・スイーパー用の目立つベスト。

そして無線機もほぼ全員が持ちます。

この辺は過去の経験からくる手厚すぎる緊急対応。

なかなか他の大会では採用できていないのが現状です。

 

 

準備も終わり会場にて様子を伺う。

私はマーシャル以外の業務は割り当ては無かったので、会場を客観的に見渡していました。

その内、荷物預かりの行列が伸びてきたのを確認。

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荷物担当は4人で、受付2名、配置2名。

その間の荷物の受け渡しに少し時間が掛かっていて時間をロスしていたので、その中継役に入りました。

これでロスが少なくなり列はどんどん短くなりました。

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溢れる荷物。

テントを増やすのも予算が必要で、荷物置き場はどうしても限りがある。

遠方から電車で来る方も多いと思いますが、なるべく縮小化を強力頂けると助かります。

また、ちょくちょく防水のビニールを縛っていなかったり、目印のナンバーが見えづらい位置に貼っていたり。

更には一度預けた荷物を出して欲しいなど(基本的には対応できません)。

仕方なく対応せざるを得ない状況ですが、列が伸び、人手不足な上、溢れた荷物を見れば分かると思うのですが。。

 

どういう事が大変で、迷惑で、どういう行動が喜ばれるかなど、

この辺りもボランティアをやってみると皆に共有できると思います。

 

今年から某人気大会が参加条件にボランティア活動を入れました。

結果、昨年までは大人気で抽選だった大会が長い時間定員に達しない時間があったと聞いています。

如何に、ボランティア活動の経験者が少ない事か、浮き彫りになったのではないのでしょうか?

 

私個人的にはこれは凄く良い傾向だと思います。

こうした方針が進んでいって選手にも受け入れられる文化になると、

もっとトレイルランニング民度は素晴らしいものになるかと思います。

 

結果、ロードの人、トレイルの人の棲み分けがもっと強まるかもしれません。

商売としては対象者・お客さんの絶対数が多い方が良いのは当然ですが、

しかし、マスを広げて質を下げるのか、マスは縮小するが質を上げるのか。

色々な業界で問題になる課題ですが、前者が長く繁栄した例は少ない。

 

色々な考えや価値観があるので統一は不可能ですが、一定の大きな流れとして有力な大会は協力し合ってこうした方針を徐々に進めていければ良いのにと、、

外野から願っております。

 

 

結局30分位、スタート15分前に列がなくなるまで手伝いました。

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その頃には開会式も始まり、ゲート前には選手で埋め尽くされていました。

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会場にはマニアにはたまらない超激レアアイテムがひっそりと半額で販売されていました。

好きな人なら定価でもぜんぜん即買いできるほどの良い品。

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スタート5分前。

少しだけ緊迫感が増してきます。

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スタート直後は道路横断があります。

少ない誘導人数では少し不安な箇所なのは分かっていたので、手伝いに入りました。

こういう不安な箇所や不足しがちな箇所、全体で締めたいキモは良く分かっているので、そういう箇所へ積極的に手伝いに入ろうと思っていました。

 

 

7:30スタート。

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車を止めるのと、選手に車道を走ってもらうよう案内。

スタートの列は3分ほど続きます。

選手が過ぎた後は、協力頂いた車両や皆様に一礼を忘れません。

 

 

さて、マーシャル・スイーパーの簡単な案内を受けます。

必要な確認事項も質問して解決しました。

これでこの会場での役割は終わった。

 

私は移動を開始します。

今回は電車と徒歩で担当開始箇所の「A3旧北川小学校」まで向かいます。

 

 

A3最寄り「西吾野駅」。

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道中、どんどん気温が上がる中、3km位歩きます。

なかなか長い。。

 

 

「A3旧北川小学校」

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ここはランニングクラブと、大学生、そしてこの地区の方々によるボランティア。

テントも地元の地区やお店の物をお借りしているようです。

地元に協力頂けるのはホントにありがたい。 

 

エイドにも地元の婦人会でしょうか、作って頂いたおにぎりや豚汁や漬物など、

美味しそうな料理が並びます。

おにぎりがかなり大きかったです(汗)

 

 

私はスタートまでに2時間以上あるので、そろそろ来るであろうトップ選手を迎えにコースを逆走。

予想通り10分ほど歩いたところでトップ通過。

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それにしても気温が上がる。

到着する選手はみんな厚さに苦しんでいる模様。

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人気のシャワー。

選手の嬉しそうな反応にボランティア学生達も喜んでいました。

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レース全体として、想定よりも選手の進行が遅れている模様。

その結果、各マーシャルのスタート時間も遅れる事となりました。

 

私は一応、マーシャルとしては最終の担当。

あまり遅くなると途中の関門時刻やフィニッシュが心配になってきます。

あんまり遅くにしないでね、と心で願う。。

 

 

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続く

 

 

 

 

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エントリー:中央アルプススカイラインジャパン

こんにちは、JAMです。

 

 

次の大会にエントリーしています。

www.centralalps-kmpn.com

 

 

 

コース

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中央アルプス百名山木曽駒ケ岳と空木山の東側麓を巡る35km。

今回が初開催の大会です。

 

初開催なので大会に関する情報は何もありません。

コースも多くが登山地図には載っていないマイナールートです。

 

いくつかのカテゴリーがありますが35kmが最長で、各カテゴリーの募集は200名。

近年ではかなり少なめなので下手をすると最後方にポツンとひとりぼっちの可能性も(汗)

 

 

 

高低図

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麓と言っても流石は中央アルプス

最高地点は2000mを超えます。

しかも、35kmで累積標高が3000m超え。

登りがキツいと言われている神流MR&Wが40kmで3000弱なので、

なかなかの登りです。

 

高低図を見ると最初の大きな登りが相当急で、2km地点から7km地点の最高峰まで、いきなり1200m位登ります。

まだ元気なウチなのが救いですが、ここをいかに我慢するかがこの大会を楽しむカギになりそうですね。

 

しかーし!この大会ではストックを使用できます!

ストック大好き!!

これがあればこの急登だってきっと大丈夫です。

それくらいストックの恩恵は絶大。

 

 

受付が前日のみなのが少しネック。

基本は日帰りや車中泊なのですが、今の車は小さいので車中泊がちと厳しい。

ましてや大会前は特に。

今回は人生で2回目の宿を取りました。

 

さぁ、あとは大会までに実力を少しでも高めるだけです。

ロードと違ってトレイルの方が山での遊びがそのままトレーニングになるので気楽です。

ですが、今はちょっとヤル気モード中。

ダラダラせずにメリハリをもって山を楽しみたいです。

 

 

 

 

 

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マイカップの推奨

こんにちは、JAMです。

 

 

先日、奥武蔵ウルトラマラソンに参加してきました。

jam-style.hatenadiary.com

 

 

記事の中でも少しだけ触れましたが、この大会では「マイカップ推奨」をしていました。

しかし、実際にマイカップを使用している選手は、私の感覚では5%もいなかったように思います。

 

 

確かに、マイカップというと嵩張ってランニングに携帯するには不便な印象があります。

カップを吊るすと揺れるからイヤ」

「ロードランニングにはしまう場所が無いよ」

など、そんな意見も少し前なら頷けます。

ただ、最近のギアの進化は目覚ましく、マイカップの携帯も随分と楽になりました。

 

そこで今回は、そんな携帯するマイカップの進化を紹介したいと思います。

そして今後の大会でも例え推奨していなくても、ゴミ削減のためにマイカップを使ってくれる方が一人でも増えれば嬉しいです。

 

 

私のマイカップ遍歴。

左が一番古く、右が最新。

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一番左は山ではお馴染みのシェラカップ

山に持っていくならコレですよね、っていう感じでした。

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これはSnow Perkのチタンなので、軽量で高強度。

重さは39.5gと結構軽いです。 

 

しかし、見て分かるように嵩張るので、ロードはもちろん、トレイルでもザックの中にしまうのは現実的ではない。

トレイルではザックの外側に吊るしたり括り付けらりするのが一般的です。

 

シェラカップと同様に、プラスチックなどの樹脂製のカップを持つ方も同様かと思います。

 

 

そんな不満を払拭するべく登場したのがSEA TO SUMMITのXマグ。

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シリコン製のジャバラになっていて薄く収納できます。

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その後、もっと小さくて淵のない類義品がたくさん出ているのでお馴染みですね。

 

これも良いのですが、私のは淵があるので結構固いです。

重さは68gとちょっと重め。

また容量が250mlのモノなので、意外に収納するポケットが嵩張ります。

さらに、ザックのポケットに収納したモノを取り出すのは意外と面倒なんですよね。

多くの方がそう感じている事と思います。

 

 

 

そこで最新のがUltimate DirectionのRE-CUPです。

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[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ULTIMATE DIRECTION(アルティメイトディレクション) RE-CUP
価格:1101円(税込、送料別) (2019/6/7時点)

  

 

容量は200mlで重量が19gと圧倒的に軽く、ザックに吊るしても揺れが気にならないレベルです。

全体的にフニャフニャですが、飲み物を入れても転倒してしまう事はありません。

淵は少し硬い素材になっていて、これが飲みやすさや取り出しやすさなどに役立っています。

 

この他にもsalomonのモノなど同じような商品はありますが、salomonは150mlで私には微妙に小さく、

またUTMFなので多くの選手が使ってましたが、全体的にsalomonのは柔らかすぎると思いました。

ギリギリ自立するレベル。超ロングにならない限りあまり置く機会はないので、そこは人それぞれかと。

 

 

そして、このカップの最大の利点はその収納性です。

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このようにかなり雑に畳んでも大丈夫なので、簡単に取り出せるポケットにしまうと面倒にならず、

いつでも使えるので大会などではとても便利です。

 

私はパンツの腰部分にもポケットがあるタイプのモノを履いていたので、

取り出しも収納も歩きながら2,3秒でできてしまい、とても快適でした。

 

 

トレイルランニングを始めてもうすぐ10年が経とうとしていますが、その間にホントに色々なものが進化しました。

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私もこの商品を使うまではマイカップの出し入れはとても面倒でした。

それが技術によってとても快適になり、それがほんの少しですが社会貢献になるなんて、なんだか嬉しいですよね。

 

大会運営やボランティアをすると良く分かりますが、エイド一つでも発生するゴミの量は半端ではありません。

選手の一人ひとりがほんの少しずつの負担を受け入れる事によって、そのゴミの量は大幅に減ります。

 

もう大量消費の時代ではありませんからね。

時代にあった行動をしたいものです。

世の中は、今の時代の人達だけのモノではありませんから。 

 

 

 

 

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奥武蔵ウルトラマラソン

こんにちは、JAMです。

 

「第26回奥武蔵ウルトラマラソン」へ参加してきました。

https://sportsaid-japan.org/NEW/guide/19okumu-site.pdf

 

 

リンク先のコース高低図を見てもらうと分かる通り、

コースは山の中の舗装された林道。

アップダウンばかりで平坦な箇所はほんのわずか。

 

距離は78kmですが、人によっては100kmのウルトラマラソンよりキツいとも。

私はロードのウルトラ100kmなんて走った事はないので違いは分かりません。

 

 

私は今回で3回目の参加、過去2回はギリギリですが完走してます。

100kmのウルトラマラソンには参加したことがありませんが、

この大会は制限時間が12時間と長く、私のようなロードペースの遅い人でも完走が狙えます。

また、エイドが約3kmおきに設営されており、目標が近めにあるお陰かなんとなく気が紛れます。

 

あと、私が一番気に入っている点は、キツい登りが連続するので、

私のような走力では結果的に歩かざるをえません。

無理して走り続けたら早々に足が終わってしまい、それこそ完走なんてできません。

 

「戦略的」なんてカッコイイもんではありませんが、あえて計画的に歩く。

 

「イヤ、ここで走ったら足が終わってしまう。。」

「ここはあえて歩くゼ、あえてね(フッ)」

 

と、「走り続けなくて良いんだ!」というのが気持ち的に凄く楽なんですよね。

 

 

そんな大会ですが、昨年はまさかの寝坊によるDNS。。

練習もできていませんでしたし、気持ち的にダメダメだったように思います。

 

では今年はどうか?

今年はヤル気バッチリ!

練習はゼンゼン(汗)

 

ただ、ヤル気はあるので、先月の中盤から(遅!)山に行ったり、

後半にかけて山に行ったり、、

結局ロードははとんど練習しませんでした(汗)

 

今までの参加の中で、一番練習していないのは確かです。

そして今の期間、人生で2番目の体重が重い期間継続中なので、、

これは苦しい戦いになるぜ。。

 

 

6:00会場に到着!

やった!寝坊せずにスタートにたどり着きました!

 

準備という準備はほとんどする事がないので、

開会式が始まる頃にスタート地点へ。

 

遠目に開会式を聞きながら軽くストレッチ。

開会式中の準備体操にあわせて、私も珍しく準備体操。

なんか、藁にもすがりたい想いでしょうか?

 

さて、スタート5分前にハーレーさんが気づいて声をかけてくれた。

いつ以来でしょうか?

参加するのは知っていたので会えて良かったです。

 

7:00スタート

(今日の写真はコレだけ(汗))

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そのままハーレーさんと一緒にスタート。

私は徹底的にペースを守るため、折り返しでの再会を誓い早々にお別れ。

 

最後方からのスタートでしたが、やっぱりペースは速い。

意識的に少しゆっくり進む事を心掛ける。

 

 

私の今日の作戦はトータルキロ9分作戦。

前日、コースの関門を見ながら電卓をパチパチしましたが(スマホなのでパチパチしませんが)

キロ9分で進むと、一番関門時刻の厳しい59.7km地点の高山エイドの16:00の関門ピッタリに到着する事が判明。

なので、前後の関門は気にせず、高山エイドを通過するようトータルキロ9分で進む計画。

 

当然、アップダウンがあるので、登りは10分、11分になるでしょう。

その分、下りはキロ7分とか稼ぐ必要は出てきます。

 

また私の場合、練習が圧倒的に足りていないので、恐らく最後までは足が持ちません。

そこはもう割り切っています。

なので、どんな場面でも極力負担を減らすようなペースや下りでの筋力の使い方、

着地のショックの受け流し方など、そういう技術的なところでカバーする作戦です。

 

 

スタートから21km付近までは里山をぐるりと回り、またスタートに近くまで戻ってきます。

初めはその事実に「まだ全然山へ向かってないじゃん!」と戸惑いましたが、

今ではその区間は比較的勾配が緩いので、「本格的な山が短縮された」と思うようになりました。

 

この区間は疲れとダメージを限りなくゼロにしたい。

でもあんまり遅いと後半に時間が厳しくなる。

そんな感じで進む区間

 

その終盤、ゴールドゼッケンの大先輩女性と少し話す。

ゴールドゼッケンとは今年で26回を迎える奥武蔵ウルトラマラソンで20回以上完走されている素晴らしい偉業。

しかもこの女性は全大会に参加し、完走できなかったのは1回だけという。

ホントに尊敬すべき人なのです。

いつも完走はギリギリとの事なので、この方が一つの目安となりそうです。

 

21.4km地点を過ぎると2回目の鎌北湖を過ぎ、本格的な山道区間へ。

過去2回では練習の意味合いでの参加もあったので、序盤は走り続けた。

1回目は20数キロ地点まで、2回目は30数キロ地点まで、エイド以外では歩かなかった。

 

でも今回はここまででも何度も歩いている。

とにかく温存だ。

 

 

今回、エイドではコーラは採らないようにした。

いつも飲み過ぎてお腹がタプタプになってしまうから。

水だけもらって自前のドリンクパウダーで済ます。

足りない分はスポドリで、といった感じ。

 

今回持って行った経口補水パウダーがなんだか調子が良かった。

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胸にソフトフラスコ500mlをつけていたので、そこにパウダーのスティック1本。

味はかなり薄いので水の感覚で飲めるし吸水性も良い気がする。

 

結局、用意した本数が足らなくて途中から飲むのを温存しながらだったのですが、

それまではお腹もタプタプしないし、変に喉が渇く事もなかったし快適だった。

 

 

また最近、糖質オフを再開しているので、脂肪をエネルギーに変えられるよう気にしている。

そのためには血糖値を上げたくないので、それなりの対策をしてみた。

食べ物に関しても、今回は持参したジェルとフルーツ以外は食べなかった。

 

 

血糖値を緩やかに上昇させるジェル。

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特別お腹が減ることもないし、大会が終わった後も食べなくていいかなぁなんて思えるほど空腹は少なかった。

結局、栄養補給のために食べましたけど。

これってちゃんと脂肪をエネルギーに変えられていた結果なんですよね。

糖質制限中って変にお腹がすかないんですよ。

 

ということでトータル、今回の補給はうまくいった。

 

 

淡々と進み40km前後。

この頃から足攣りを警戒する。

まだすぐなりそうではないけれど、気を付けないとピキッてきそうな感じが出てくる。

 

更に進み、右足の靴の中が痛い。

私のクセとして、登るときに指をグッって握るようにしてしまうらしい。

その結果、大会後わかりましたが人差し指と小指にマメができていた。

またその筋肉の緊張からちょっとした痛みでてくる。

一歩一歩、グッとしないよう注意を払う。

 

45km過ぎ、場所にして刈場坂エイド付近、ついに温存してきた太ももに軽い痛み。

この頃から気持ちも凄く弱い時間帯が出てきた。

 

「これから30km以上、こんな状態でゴールまで帰れるのか?」

「こんな状態じゃゴールに間に合わない状態になってしまう」

「早めに諦めちゃったほうがイイんじゃないか。。」

 

色んな弱音が頭の中で葛藤する。

 

逆に、ふとポジティブになるときも出てくる。

「太ももの痛み、足指の痛み、こんなのまだまだ全然じゃん!」

「今までの経験の方がもっとツライこと沢山あったよ」

など。

そのたびに痛みが全然大したこと無くなる。

結局は気持ちなんだ。

 

先日、武田真治が面白いことを言っていた。

「肉体の限界は、精神の限界よりずっと先にある

   気持ちでダメだと思っても、筋肉はまだまだ全然大丈夫なんだ」

的なニュアンスのことを言っていた。

まったく、確かにそうだよなぁ。

 

 

そんな事を繰り返しながら、確か刈場坂エイドの先でハーレーさんとすれ違う。

たしか弱気な事を言った。。

 

 

この頃から少し時間も気になる。

私にとっては関門時刻にゆとりはないのだ。

 

持参した資料を見る。

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予定時刻よりほんの少し早いだけ。

予定時刻とはあの高山エイドでピッタリ関門の計画。

つまり、ゆとりは全然ないってこと。

 

大野峠から先は比較的勾配緩やかが多いけど、登りはもう走れない。

両足太ももの痛みと、右ふくらはぎの張り、右靴中の痛み。

 

 

折り返しの丸山エイド。

水着のお姉さんには文字通り目もくれず淡々と進む。

いつも居てくれるまーさんにも弱音を吐いた。。

 

 

さぁ、これからは全体としては下り基調。

ただ下りは太ももに一番厳しい。

どこまで走れるか不安しかない。

 

走り出してみるとなんだか調子が良い。

さっきまでの痛みがほとんどない。

緩い下り勾配のせいか?

 

ゴールドゼッケンの大先輩女性にも元気に手を振る余裕だ。

だたその時間は長くは続かなかった。

 

急な下り勾配では両足の太もも全面が悲鳴を上げる。

「さぁ、ここからが勝負だ。。」

私なりにどれだけ粘れるか。

もはやウルトラマラソンではない。

 

一気にペースが落ちた。

周りは同じくらいの方達なので速いわけではないはずだが、

まったく同じようなペースでは走れない。

どんどん抜かされる。

 

でも抜かされることなんて全く気にならない。

トレイルの最後のロードで抜かれるのは気分が良くないけど。

これはホント自分との闘い、時間との闘い。

 

エイドも極力寄らず時間短縮に努めた。

計画的に、胸のボトルの補充とジェルを採るところだけ立ち寄る。

 

 

高山エイドの手前の下り勾配がキツイ。

この辺りは土地勘が少しあるので、関門はなんとか大丈夫そう。

ただ、このダメージなので今度はフィニッシュの関門が心配。

 

高山エイドに関門10分前に到着。

私が到着してすぐ収容車両が到着する。

半分、「関門アウトであれに乗っても良かったかも」とも思う。

気持ちは弱いまま力なく再スタート。

 

次の目標は清流エイド。

ここの関門は18:25だが、この時刻に着いたのではフィニッシュには間に合わない。

残り4.7kmをしっかり走れるのなら別だが、今の痛めた足で、下りもロクに走れないのに、

4.7kmを35分では絶対に無理。


できれば1時間。ダメでもそれに近いなるべく多く時間を残したい。

 

 

顔振エイドを超えると登りも多くなってくる。

ゆとりがあるようで意外とないのがこの登りのせい。

ペースの落ちた登りの歩きは全然距離が進まない。

もう頭の中には残りの距離しかない。

 

この頃が一番キツかった。

色んな心の弱さが出てきた。

 

途中、ゴールドゼッケンの女性にも抜かれる。

さすが、一定のペースで淡々と進むのは素晴らしい。

 

北向地蔵を超える。

確かこの先には登りはない。

清流エイドもそう遠くはない。

 

 

清流エイド。

確か18:05くらいだった気がする。

あまり頭が回らなかったんですけど、今の状態で約5kmを55分は決して楽じゃない。

ちょっと焦る。

 

なんかスイッチが入った。

ちょっと急な下りなんですけど今までより3倍のスピードで駆け下りる。

太ももが全然痛くない。

これは気持ちっていうよりアドレナリンな気がする。今思うと。

 

しかし、思っているより下りが長い。

この急勾配を下り終わるまでペースを維持するつもりだったけど、

あまりの長さにアドレナリンが切れ始める。

でも今止まったらペースがガクッと落ちてしまうのでそれは怖すぎる。

何としても下り終わるまでは頑張る。

 

長い下りの最終版、ゴールドゼッケンさんが見えた!

なんとか最後に追いついた!

それと同時に急下りは終わった。

そして私の足も終わった。。

 

 

もう今までのペースでは進めないので、トイレによるということでゴールドゼッケンさんには先行してもらった。

ここまで来たら一緒にフィニッシュしたかったですけど。

 

さぁ、いよいよ走れねぇ。

でも流石にここまできたら歩いても間に合う時間は確保できた。

最後の激走のおかげだ。

 

 

最後の鎌北湖エイド。

残りは2.1km。

 

ここで今までのようにマイカップを出したらお礼を言われた。

こっちがビックリしてしまった。

 

この大会ではいつからかマイカップが推奨されている。

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しかし、今日見た限りではマイカップの浸透率は5%あるかないか。

トレイルランの大会ならあり得ない低さだ。

しっかりしようぜ、ロードランナー

 

 

さぁ、完全に切れた気持ち。

もう間に合うから頑張れない。

この辺がオレたる所以だなぁ。。

 

最後の500mからは頑張った。

この大会はフィニッシュ前が長いし人が多いので、ちょっとしっかり走らないと恥ずかしい。

色んな方から「おかえり」「おめでとう」をもらいながらフィニッシュ!!

 

 

いやぁ、キツかった。。

今回が今までで一番キツかったと思う。。

もうダメージが半端ない。

 

帰り仕度中は生まれたての小鹿。

脚を曲げるのが辛かったぁ。

 

家に運転して帰るのが眠くて大変でした。

帰っても疲れすぎて寒気がするし。

厚着をして早めに寝ました。

夜中に暑くて目が覚めたけど(笑)

体温が戻って体調が回復したと思おう。

 

 

とは言え。

こんな私でも完走できるウルトラマラソンだし、終わってみると楽しい。

完走10回のグリーンゼッケンを目指して来年も参加します。

 

 

 

  

 

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シューズのリペア

こんにちは、JAMです。


今、私がメインで使用しているトレイルランニングシューズは、
ALTRAの「OLYMPUS」というシリーズです。

OLYMPUSはALTRAのトレイルランニングシューズの中では1番の厚底になりまして、私の様なヘビーウェイトでもショックを最小限に吸収してくれる凄いヤツです。



しかも、このOLYMPUSは近年、トレイルランニングシューズとしては珍しく、ソールにあの有名なVibramソールを採用しているんです。
登山靴ではお馴染みで信頼度バツグンの高性能アウトドアソールです。


ここ最近はずっとOLYMPUSを使っていたので忘れていましたが、最近購入したローンピークを履いたとき、やっぱりVibramは凄いんだなと痛感しました。



さて、そんな私の相棒ですが、私にとっての一つの難点があります。
それはアッパーの強度がイマイチ?
ということ。

あまり他とは比べていませんが、私の用途が多岐に渡りまして、
トレイルランはもちろん、百名山巡り、オリエンテーリング、旧道巡り、藪漕ぎと。
この用途だと本来ならもっと丈夫なシューズを選べば良いのですが、私の足形にはもうALTRAしか合わんのですよ。。


重いザックで行動する事もあり普段から足の置き場などには細心の注意をしています。
なので距離にして300kmは軽く超えていると思いますが、ソールはほとんど減っていません。
ですが、アッパーが先に破れてしまって履けなくなるんですよ。。



今履いているモノもまだまだ全然履けるんですが、小指のところに小さな穴が空いてしまいました。

新品は他のシューズに比べても高いし、結構取り扱う数が少ないのか同じものは早いうちからほぼ売り切れ状態。

なのでどうにかして修理してもっと使いたいなぁと思っていました。
専門の靴修理に出そうとも思ったのですが、ネットを探していて「これは使えるかも!?」というものを見つけました。



シューグー。


クリーム状?の塗って固めて使うタイプの補修剤。
固まるとシリコンみたいな弾力のある仕上がりになります。
シューズリペアとしては有名らしく、色んなお店で取り扱ってるし、ネットにも使用例がいくつか載っている。

私の場合は穴を塞ぐのと同時に、その穴が空きそうな周辺を覆って保護したかった。
登山靴の周辺がゴムで保護されている様なイメージです。
なので、このシューグーで穴の空きそうな場所に少し厚めに塗ってみました。


見た目は悪い。
でも気にしない(笑)




今は光沢があるから余計に目立つけど、使ってマットな質感になればそんなに変じゃない?

とにかく、これでまだまだお気に入りを使っていけそうです。
今年もこれでアルプス行けるかな?



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凄いよ!MMAウェア(POLARTEC® Power Grid )

こんにちは、JAMです。


徹夜明けでの30度越えの昼下がり。
今週末に向けてゆっくり2、3時間走りたかったのですが、
ワラーチで激坂を登ったら足裏が擦れて痛みが出てしまった。

ふにゃふにゃあんよ。
弱ぇ。。



そんな中。
めちゃめちゃ暑いのにあんまり汗かいてないなーと思って、
ウェアを見てみると結構汗かいてる。



どういう事かっていうと、たくさん汗をかいているのに、
ベタベタしたり、冷たくなったり、生温くなったり、そういう不快感が全然なかったって事なんですよね。

先日は山にも着ていきましたが、汗だくの峠走からトレイルの稜線へ出て、冷たい風に吹かれても
今まで見ないに汗冷えしたりお腹が冷えたりすることもありませんでした。
これを着ていればかつて大流行したファイントラックのメッシュアンダーも必要ありません。

それって凄くないですか?


今日着ていたのは、
MMA×POLARTEC® collectionの、POLARTEC® Power Grid。

普通にネットで検索すると、ちょっと厚手の製品が出てくるけど、
MMAのTシャツやロングスリーブで採用しているものは裏面の薄くてグリッドの目が細かいもの。
表面はツルッとしていてとても手触りがよいものです。



最近、MMAが一押しの素材として採用しているPOLARTEC®。
mountain-ma.com


ホントにどれも手触り肌触りが良くて、着ているだけで幸せになれるような、そんな製品。


ランニング界やトレイルランニング界でも色んな人が居て、
ウェアには気を使ってるのかどうか分かりませんが、
よくある「〇〇市民マラソン」みたいな参加賞Tシャツを着ている方も多い。

それ自体は全然悪い事ではないし否定もしません。
貰ったものを大切に着ている。
それはとても良い事だと思います。


一方、今回紹介したTシャツとかは結構な値段もするので、
「そんな高いものなんか必要ないよ」
という方の価値観もわかります。

でももし!少しでも興味があるならば。
もし今アナタが着ているウェアがベタベタに張り付いて不快な思いをしながら
「汗かきだからどうしようもないよね」とあきらめているならば。

長いランニング人生。
一度は試してみても良いのではないでしょうか?

毎月1回、2回とランニング大会に参加されている方も多いと思います。
その1度でも良いウェアの予算に充ててみたならば、
今までと全然違った快適さのランニングが待ってるかもしれませんよ?


今回私がオススメするのはこのMMAの「POLARTEC® Power Grid」です。
残念ながら発売から数か月経過しているので、なかなか見つけるのは難しいです。


残りは少ないですが、以下のショップリストの各オンラインストアで扱っています。
mountain-ma.com



ネット他店で似たような商品はあるかもしれませんが、厚さが違うかもしれないしオススメ対象外です。
それも良い商品だと思いますけど。


MMAをはじめ、良い製品は値段はそれなりに張りますが、
品質が良く長く使えるモノも多いです(たまには失敗もあります)。

その分、長く使うし愛着も沸くので、安いものを沢山買うよりトータルでは満足度も費用対効果も高いです。
これは間違いない。

ランニング界、トレイルランニング界にも
「良いものの価値を認め、長く愛されるモノ」
という価値観が一般的になるともっと誇れる業界になりますよね。

「山も愛する。モノも愛する」



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今週末はオクム

こんにちは、JAMです。


今週末は2年ぶり3回目の奥武蔵ウルトラマラソンに参加します。

天気も良さそうで、序盤終盤は標高も低く暑くなりそうです。



昨年は寝坊をしてDNSという情けない事になってしまいました(汗)
今年こそは無事にスタート地点に立てるよう頑張ります!
ってアホな事を言っておりますが。。


昨年は今年以上に準備が出来ていなくて、気持ち的に全然ダメだったので寝坊をしても仕方がない状況だったと、今ではそう思います。
ある意味、必然だったのかなと。

今年も全然万全ではないし、よい走りとか自分に納得のいく走りなどという高い目標はありません。
当然苦しい戦いになると思いますが、今後の為にも絶対に完走はしたいと思っています。


最近は色々とゆとりも出来てきて、ようやく走る事も楽しくなってきました。
この後もいくつか予定を入れているし、今後の活動の為にもオクムはなんとしても攻略したいです!



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