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奥武蔵ウルトラマラソン

こんにちは、JAMです。

 

「第26回奥武蔵ウルトラマラソン」へ参加してきました。

https://sportsaid-japan.org/NEW/guide/19okumu-site.pdf

 

 

リンク先のコース高低図を見てもらうと分かる通り、

コースは山の中の舗装された林道。

アップダウンばかりで平坦な箇所はほんのわずか。

 

距離は78kmですが、人によっては100kmのウルトラマラソンよりキツいとも。

私はロードのウルトラ100kmなんて走った事はないので違いは分かりません。

 

 

私は今回で3回目の参加、過去2回はギリギリですが完走してます。

100kmのウルトラマラソンには参加したことがありませんが、

この大会は制限時間が12時間と長く、私のようなロードペースの遅い人でも完走が狙えます。

また、エイドが約3kmおきに設営されており、目標が近めにあるお陰かなんとなく気が紛れます。

 

あと、私が一番気に入っている点は、キツい登りが連続するので、

私のような走力では結果的に歩かざるをえません。

無理して走り続けたら早々に足が終わってしまい、それこそ完走なんてできません。

 

「戦略的」なんてカッコイイもんではありませんが、あえて計画的に歩く。

 

「イヤ、ここで走ったら足が終わってしまう。。」

「ここはあえて歩くゼ、あえてね(フッ)」

 

と、「走り続けなくて良いんだ!」というのが気持ち的に凄く楽なんですよね。

 

 

そんな大会ですが、昨年はまさかの寝坊によるDNS。。

練習もできていませんでしたし、気持ち的にダメダメだったように思います。

 

では今年はどうか?

今年はヤル気バッチリ!

練習はゼンゼン(汗)

 

ただ、ヤル気はあるので、先月の中盤から(遅!)山に行ったり、

後半にかけて山に行ったり、、

結局ロードははとんど練習しませんでした(汗)

 

今までの参加の中で、一番練習していないのは確かです。

そして今の期間、人生で2番目の体重が重い期間継続中なので、、

これは苦しい戦いになるぜ。。

 

 

6:00会場に到着!

やった!寝坊せずにスタートにたどり着きました!

 

準備という準備はほとんどする事がないので、

開会式が始まる頃にスタート地点へ。

 

遠目に開会式を聞きながら軽くストレッチ。

開会式中の準備体操にあわせて、私も珍しく準備体操。

なんか、藁にもすがりたい想いでしょうか?

 

さて、スタート5分前にハーレーさんが気づいて声をかけてくれた。

いつ以来でしょうか?

参加するのは知っていたので会えて良かったです。

 

7:00スタート

(今日の写真はコレだけ(汗))

f:id:JAM-Style:20190603192614j:image

 

 

そのままハーレーさんと一緒にスタート。

私は徹底的にペースを守るため、折り返しでの再会を誓い早々にお別れ。

 

最後方からのスタートでしたが、やっぱりペースは速い。

意識的に少しゆっくり進む事を心掛ける。

 

 

私の今日の作戦はトータルキロ9分作戦。

前日、コースの関門を見ながら電卓をパチパチしましたが(スマホなのでパチパチしませんが)

キロ9分で進むと、一番関門時刻の厳しい59.7km地点の高山エイドの16:00の関門ピッタリに到着する事が判明。

なので、前後の関門は気にせず、高山エイドを通過するようトータルキロ9分で進む計画。

 

当然、アップダウンがあるので、登りは10分、11分になるでしょう。

その分、下りはキロ7分とか稼ぐ必要は出てきます。

 

また私の場合、練習が圧倒的に足りていないので、恐らく最後までは足が持ちません。

そこはもう割り切っています。

なので、どんな場面でも極力負担を減らすようなペースや下りでの筋力の使い方、

着地のショックの受け流し方など、そういう技術的なところでカバーする作戦です。

 

 

スタートから21km付近までは里山をぐるりと回り、またスタートに近くまで戻ってきます。

初めはその事実に「まだ全然山へ向かってないじゃん!」と戸惑いましたが、

今ではその区間は比較的勾配が緩いので、「本格的な山が短縮された」と思うようになりました。

 

この区間は疲れとダメージを限りなくゼロにしたい。

でもあんまり遅いと後半に時間が厳しくなる。

そんな感じで進む区間

 

その終盤、ゴールドゼッケンの大先輩女性と少し話す。

ゴールドゼッケンとは今年で26回を迎える奥武蔵ウルトラマラソンで20回以上完走されている素晴らしい偉業。

しかもこの女性は全大会に参加し、完走できなかったのは1回だけという。

ホントに尊敬すべき人なのです。

いつも完走はギリギリとの事なので、この方が一つの目安となりそうです。

 

21.4km地点を過ぎると2回目の鎌北湖を過ぎ、本格的な山道区間へ。

過去2回では練習の意味合いでの参加もあったので、序盤は走り続けた。

1回目は20数キロ地点まで、2回目は30数キロ地点まで、エイド以外では歩かなかった。

 

でも今回はここまででも何度も歩いている。

とにかく温存だ。

 

 

今回、エイドではコーラは採らないようにした。

いつも飲み過ぎてお腹がタプタプになってしまうから。

水だけもらって自前のドリンクパウダーで済ます。

足りない分はスポドリで、といった感じ。

 

今回持って行った経口補水パウダーがなんだか調子が良かった。

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胸にソフトフラスコ500mlをつけていたので、そこにパウダーのスティック1本。

味はかなり薄いので水の感覚で飲めるし吸水性も良い気がする。

 

結局、用意した本数が足らなくて途中から飲むのを温存しながらだったのですが、

それまではお腹もタプタプしないし、変に喉が渇く事もなかったし快適だった。

 

 

また最近、糖質オフを再開しているので、脂肪をエネルギーに変えられるよう気にしている。

そのためには血糖値を上げたくないので、それなりの対策をしてみた。

食べ物に関しても、今回は持参したジェルとフルーツ以外は食べなかった。

 

 

血糖値を緩やかに上昇させるジェル。

f:id:JAM-Style:20190603192813j:image

 

 

特別お腹が減ることもないし、大会が終わった後も食べなくていいかなぁなんて思えるほど空腹は少なかった。

結局、栄養補給のために食べましたけど。

これってちゃんと脂肪をエネルギーに変えられていた結果なんですよね。

糖質制限中って変にお腹がすかないんですよ。

 

ということでトータル、今回の補給はうまくいった。

 

 

淡々と進み40km前後。

この頃から足攣りを警戒する。

まだすぐなりそうではないけれど、気を付けないとピキッてきそうな感じが出てくる。

 

更に進み、右足の靴の中が痛い。

私のクセとして、登るときに指をグッって握るようにしてしまうらしい。

その結果、大会後わかりましたが人差し指と小指にマメができていた。

またその筋肉の緊張からちょっとした痛みでてくる。

一歩一歩、グッとしないよう注意を払う。

 

45km過ぎ、場所にして刈場坂エイド付近、ついに温存してきた太ももに軽い痛み。

この頃から気持ちも凄く弱い時間帯が出てきた。

 

「これから30km以上、こんな状態でゴールまで帰れるのか?」

「こんな状態じゃゴールに間に合わない状態になってしまう」

「早めに諦めちゃったほうがイイんじゃないか。。」

 

色んな弱音が頭の中で葛藤する。

 

逆に、ふとポジティブになるときも出てくる。

「太ももの痛み、足指の痛み、こんなのまだまだ全然じゃん!」

「今までの経験の方がもっとツライこと沢山あったよ」

など。

そのたびに痛みが全然大したこと無くなる。

結局は気持ちなんだ。

 

先日、武田真治が面白いことを言っていた。

「肉体の限界は、精神の限界よりずっと先にある

   気持ちでダメだと思っても、筋肉はまだまだ全然大丈夫なんだ」

的なニュアンスのことを言っていた。

まったく、確かにそうだよなぁ。

 

 

そんな事を繰り返しながら、確か刈場坂エイドの先でハーレーさんとすれ違う。

たしか弱気な事を言った。。

 

 

この頃から少し時間も気になる。

私にとっては関門時刻にゆとりはないのだ。

 

持参した資料を見る。

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予定時刻よりほんの少し早いだけ。

予定時刻とはあの高山エイドでピッタリ関門の計画。

つまり、ゆとりは全然ないってこと。

 

大野峠から先は比較的勾配緩やかが多いけど、登りはもう走れない。

両足太ももの痛みと、右ふくらはぎの張り、右靴中の痛み。

 

 

折り返しの丸山エイド。

水着のお姉さんには文字通り目もくれず淡々と進む。

いつも居てくれるまーさんにも弱音を吐いた。。

 

 

さぁ、これからは全体としては下り基調。

ただ下りは太ももに一番厳しい。

どこまで走れるか不安しかない。

 

走り出してみるとなんだか調子が良い。

さっきまでの痛みがほとんどない。

緩い下り勾配のせいか?

 

ゴールドゼッケンの大先輩女性にも元気に手を振る余裕だ。

だたその時間は長くは続かなかった。

 

急な下り勾配では両足の太もも全面が悲鳴を上げる。

「さぁ、ここからが勝負だ。。」

私なりにどれだけ粘れるか。

もはやウルトラマラソンではない。

 

一気にペースが落ちた。

周りは同じくらいの方達なので速いわけではないはずだが、

まったく同じようなペースでは走れない。

どんどん抜かされる。

 

でも抜かされることなんて全く気にならない。

トレイルの最後のロードで抜かれるのは気分が良くないけど。

これはホント自分との闘い、時間との闘い。

 

エイドも極力寄らず時間短縮に努めた。

計画的に、胸のボトルの補充とジェルを採るところだけ立ち寄る。

 

 

高山エイドの手前の下り勾配がキツイ。

この辺りは土地勘が少しあるので、関門はなんとか大丈夫そう。

ただ、このダメージなので今度はフィニッシュの関門が心配。

 

高山エイドに関門10分前に到着。

私が到着してすぐ収容車両が到着する。

半分、「関門アウトであれに乗っても良かったかも」とも思う。

気持ちは弱いまま力なく再スタート。

 

次の目標は清流エイド。

ここの関門は18:25だが、この時刻に着いたのではフィニッシュには間に合わない。

残り4.7kmをしっかり走れるのなら別だが、今の痛めた足で、下りもロクに走れないのに、

4.7kmを35分では絶対に無理。


できれば1時間。ダメでもそれに近いなるべく多く時間を残したい。

 

 

顔振エイドを超えると登りも多くなってくる。

ゆとりがあるようで意外とないのがこの登りのせい。

ペースの落ちた登りの歩きは全然距離が進まない。

もう頭の中には残りの距離しかない。

 

この頃が一番キツかった。

色んな心の弱さが出てきた。

 

途中、ゴールドゼッケンの女性にも抜かれる。

さすが、一定のペースで淡々と進むのは素晴らしい。

 

北向地蔵を超える。

確かこの先には登りはない。

清流エイドもそう遠くはない。

 

 

清流エイド。

確か18:05くらいだった気がする。

あまり頭が回らなかったんですけど、今の状態で約5kmを55分は決して楽じゃない。

ちょっと焦る。

 

なんかスイッチが入った。

ちょっと急な下りなんですけど今までより3倍のスピードで駆け下りる。

太ももが全然痛くない。

これは気持ちっていうよりアドレナリンな気がする。今思うと。

 

しかし、思っているより下りが長い。

この急勾配を下り終わるまでペースを維持するつもりだったけど、

あまりの長さにアドレナリンが切れ始める。

でも今止まったらペースがガクッと落ちてしまうのでそれは怖すぎる。

何としても下り終わるまでは頑張る。

 

長い下りの最終版、ゴールドゼッケンさんが見えた!

なんとか最後に追いついた!

それと同時に急下りは終わった。

そして私の足も終わった。。

 

 

もう今までのペースでは進めないので、トイレによるということでゴールドゼッケンさんには先行してもらった。

ここまで来たら一緒にフィニッシュしたかったですけど。

 

さぁ、いよいよ走れねぇ。

でも流石にここまできたら歩いても間に合う時間は確保できた。

最後の激走のおかげだ。

 

 

最後の鎌北湖エイド。

残りは2.1km。

 

ここで今までのようにマイカップを出したらお礼を言われた。

こっちがビックリしてしまった。

 

この大会ではいつからかマイカップが推奨されている。

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しかし、今日見た限りではマイカップの浸透率は5%あるかないか。

トレイルランの大会ならあり得ない低さだ。

しっかりしようぜ、ロードランナー

 

 

さぁ、完全に切れた気持ち。

もう間に合うから頑張れない。

この辺がオレたる所以だなぁ。。

 

最後の500mからは頑張った。

この大会はフィニッシュ前が長いし人が多いので、ちょっとしっかり走らないと恥ずかしい。

色んな方から「おかえり」「おめでとう」をもらいながらフィニッシュ!!

 

 

いやぁ、キツかった。。

今回が今までで一番キツかったと思う。。

もうダメージが半端ない。

 

帰り仕度中は生まれたての小鹿。

脚を曲げるのが辛かったぁ。

 

家に運転して帰るのが眠くて大変でした。

帰っても疲れすぎて寒気がするし。

厚着をして早めに寝ました。

夜中に暑くて目が覚めたけど(笑)

体温が戻って体調が回復したと思おう。

 

 

とは言え。

こんな私でも完走できるウルトラマラソンだし、終わってみると楽しい。

完走10回のグリーンゼッケンを目指して来年も参加します。

 

 

 

  

 

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シューズのリペア

こんにちは、JAMです。


今、私がメインで使用しているトレイルランニングシューズは、
ALTRAの「OLYMPUS」というシリーズです。

OLYMPUSはALTRAのトレイルランニングシューズの中では1番の厚底になりまして、私の様なヘビーウェイトでもショックを最小限に吸収してくれる凄いヤツです。



しかも、このOLYMPUSは近年、トレイルランニングシューズとしては珍しく、ソールにあの有名なVibramソールを採用しているんです。
登山靴ではお馴染みで信頼度バツグンの高性能アウトドアソールです。


ここ最近はずっとOLYMPUSを使っていたので忘れていましたが、最近購入したローンピークを履いたとき、やっぱりVibramは凄いんだなと痛感しました。



さて、そんな私の相棒ですが、私にとっての一つの難点があります。
それはアッパーの強度がイマイチ?
ということ。

あまり他とは比べていませんが、私の用途が多岐に渡りまして、
トレイルランはもちろん、百名山巡り、オリエンテーリング、旧道巡り、藪漕ぎと。
この用途だと本来ならもっと丈夫なシューズを選べば良いのですが、私の足形にはもうALTRAしか合わんのですよ。。


重いザックで行動する事もあり普段から足の置き場などには細心の注意をしています。
なので距離にして300kmは軽く超えていると思いますが、ソールはほとんど減っていません。
ですが、アッパーが先に破れてしまって履けなくなるんですよ。。



今履いているモノもまだまだ全然履けるんですが、小指のところに小さな穴が空いてしまいました。

新品は他のシューズに比べても高いし、結構取り扱う数が少ないのか同じものは早いうちからほぼ売り切れ状態。

なのでどうにかして修理してもっと使いたいなぁと思っていました。
専門の靴修理に出そうとも思ったのですが、ネットを探していて「これは使えるかも!?」というものを見つけました。



シューグー。


クリーム状?の塗って固めて使うタイプの補修剤。
固まるとシリコンみたいな弾力のある仕上がりになります。
シューズリペアとしては有名らしく、色んなお店で取り扱ってるし、ネットにも使用例がいくつか載っている。

私の場合は穴を塞ぐのと同時に、その穴が空きそうな周辺を覆って保護したかった。
登山靴の周辺がゴムで保護されている様なイメージです。
なので、このシューグーで穴の空きそうな場所に少し厚めに塗ってみました。


見た目は悪い。
でも気にしない(笑)




今は光沢があるから余計に目立つけど、使ってマットな質感になればそんなに変じゃない?

とにかく、これでまだまだお気に入りを使っていけそうです。
今年もこれでアルプス行けるかな?



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凄いよ!MMAウェア(POLARTEC® Power Grid )

こんにちは、JAMです。


徹夜明けでの30度越えの昼下がり。
今週末に向けてゆっくり2、3時間走りたかったのですが、
ワラーチで激坂を登ったら足裏が擦れて痛みが出てしまった。

ふにゃふにゃあんよ。
弱ぇ。。



そんな中。
めちゃめちゃ暑いのにあんまり汗かいてないなーと思って、
ウェアを見てみると結構汗かいてる。



どういう事かっていうと、たくさん汗をかいているのに、
ベタベタしたり、冷たくなったり、生温くなったり、そういう不快感が全然なかったって事なんですよね。

先日は山にも着ていきましたが、汗だくの峠走からトレイルの稜線へ出て、冷たい風に吹かれても
今まで見ないに汗冷えしたりお腹が冷えたりすることもありませんでした。
これを着ていればかつて大流行したファイントラックのメッシュアンダーも必要ありません。

それって凄くないですか?


今日着ていたのは、
MMA×POLARTEC® collectionの、POLARTEC® Power Grid。

普通にネットで検索すると、ちょっと厚手の製品が出てくるけど、
MMAのTシャツやロングスリーブで採用しているものは裏面の薄くてグリッドの目が細かいもの。
表面はツルッとしていてとても手触りがよいものです。



最近、MMAが一押しの素材として採用しているPOLARTEC®。
mountain-ma.com


ホントにどれも手触り肌触りが良くて、着ているだけで幸せになれるような、そんな製品。


ランニング界やトレイルランニング界でも色んな人が居て、
ウェアには気を使ってるのかどうか分かりませんが、
よくある「〇〇市民マラソン」みたいな参加賞Tシャツを着ている方も多い。

それ自体は全然悪い事ではないし否定もしません。
貰ったものを大切に着ている。
それはとても良い事だと思います。


一方、今回紹介したTシャツとかは結構な値段もするので、
「そんな高いものなんか必要ないよ」
という方の価値観もわかります。

でももし!少しでも興味があるならば。
もし今アナタが着ているウェアがベタベタに張り付いて不快な思いをしながら
「汗かきだからどうしようもないよね」とあきらめているならば。

長いランニング人生。
一度は試してみても良いのではないでしょうか?

毎月1回、2回とランニング大会に参加されている方も多いと思います。
その1度でも良いウェアの予算に充ててみたならば、
今までと全然違った快適さのランニングが待ってるかもしれませんよ?


今回私がオススメするのはこのMMAの「POLARTEC® Power Grid」です。
残念ながら発売から数か月経過しているので、なかなか見つけるのは難しいです。


残りは少ないですが、以下のショップリストの各オンラインストアで扱っています。
mountain-ma.com



ネット他店で似たような商品はあるかもしれませんが、厚さが違うかもしれないしオススメ対象外です。
それも良い商品だと思いますけど。


MMAをはじめ、良い製品は値段はそれなりに張りますが、
品質が良く長く使えるモノも多いです(たまには失敗もあります)。

その分、長く使うし愛着も沸くので、安いものを沢山買うよりトータルでは満足度も費用対効果も高いです。
これは間違いない。

ランニング界、トレイルランニング界にも
「良いものの価値を認め、長く愛されるモノ」
という価値観が一般的になるともっと誇れる業界になりますよね。

「山も愛する。モノも愛する」



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今週末はオクム

こんにちは、JAMです。


今週末は2年ぶり3回目の奥武蔵ウルトラマラソンに参加します。

天気も良さそうで、序盤終盤は標高も低く暑くなりそうです。



昨年は寝坊をしてDNSという情けない事になってしまいました(汗)
今年こそは無事にスタート地点に立てるよう頑張ります!
ってアホな事を言っておりますが。。


昨年は今年以上に準備が出来ていなくて、気持ち的に全然ダメだったので寝坊をしても仕方がない状況だったと、今ではそう思います。
ある意味、必然だったのかなと。

今年も全然万全ではないし、よい走りとか自分に納得のいく走りなどという高い目標はありません。
当然苦しい戦いになると思いますが、今後の為にも絶対に完走はしたいと思っています。


最近は色々とゆとりも出来てきて、ようやく走る事も楽しくなってきました。
この後もいくつか予定を入れているし、今後の活動の為にもオクムはなんとしても攻略したいです!



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山は蘇る

こんにちは、JAMです。


先日の大雨の翌日。
先日も通った県民の森~金昌寺のトレイルに行きました。

長い年月をかけて作られ、長い年月保たれているトレイルの多くは強く逞しい。
前日の大雨でも荒れたりなどの影響はほぼ無く、少しの湿り気が残り土は柔らかくなっているものの、
山に慣れていない方が見れば何事も無かったかのように私たちを迎えてくれます。




このコースには思い入れがありまして、私がトレイルランを始めた頃に初めて行きましたが、
初めて行った頃はあまり人が通ってなさそうなコースで、ちょうど先日紹介したような荒れた印象のコースでした。
jam-style.hatenadiary.com


その後、私が主催したゆるゆるトレイルランのイベントでこのコースを使用し、偶然にも当時大会運営団体の1人であった人も参加してくれた。
後にこのコースで大会が開催される事となり、トレイルを走る方々にもこのコースが知られる事となった。

駅から遠く、距離も長い事から、今でもハイカーはあまり通りませんが、
トレイルを走る人は頻繁に見かける様になりました。
このように定期的に一定の人が入る様になったこのコースでは、私が初めて行った時とは違った変化が生まれてきています。



ひとつはこの箇所。
かつては落ち葉が堆積し、落ち葉の下にはゴロゴロとした石が潜み、一見フカフカのトレイルのようですが実際は石に気を配る気の抜けないトレイル。



それが今ではこんなにも落ち葉が踏み固められ、ゴロゴロした岩も取り除かれとても気持ちよく走れるトレイルに。



ひとつはこの箇所。
かつては落ち枝が多く堆積し、足に引っかかるし躓くし決して走りやすいとは言えないトレイル。



それが今では枝はなくなりこんなにも綺麗な路面のトレイルに蘇りました。



人が入らなければ植物が遮り、枝や葉が堆積し、落石が路面に残り続け、際限なく荒れ続ける。
後には人が立ち入ることができない状態になることも多いし、そういう現場をいくつも見てきた。

それが人が入ることにより、その一人ひとりが少しづつ障害物をどかし、路面を踏み固め綺麗にしてきた。

人が入ることにより山が綺麗になる。
この瞬間をまさに体験できている。

「山は何度でも蘇る」

言葉では聞く機会があるかもしれませんが、今こうして実際に体験できていることは、今後の活動への自信にもなりますし、とても有意義な経験でもあります。



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FTR飯能の下見その2

こんにちは、JAMです。


先日アップしたコースの続きに行ってきました。
今回は「R299~子の権現」です。



先日行ったコース「飯盛山~A3北川小学校跡」。
jam-style.hatenadiary.com



正丸駅に駐車してジョグで5分。
国道299線の横断個所でコース合流。
ちなみにこの国道、この付近には信号がなく、休日は交通量も多いので、
横断するには結構待たされそうな気がします。
試走などで無理な横断は危険です。

更に、前回の記事で触れた関係者以外立ち入り禁止区間は、
A3北川小学校跡~この国道299の間のトレイルです。



さて、国道からゆるーい登りのロードを1kmほど進む。
トレイルの入り口は登山地図にも線が載っていないコースなので、入り口が分かりづらい事は想定していました。
地図で現在地を確認しながら探したので大丈夫でしたが、道標も小さな看板もないホントに分かりづらい箇所がトレイルの入り口でした。
走りながらでは見つけられないでしょうね。



トレイル入り口。


入り口からコースを覗く。


全く通られていない感じではありませんが、基本的にはほとんど登山者は来ない道だと思います。
路面も斜めに崩れがちで、しばらく手を入れている感じもありません。


すぐにあるこの橋は怖くて乗れませんでした。



間もなく樹林帯に入りますが、入ってしまえば踏み跡はハッキリしています。


徐々に勾配がキツくなりこれから向かう森坂峠へ向かって直登気味に進みます。
今日は疲労の蓄積があるので登りがキツいです(汗)


森坂峠へ出ました。
ここから稜線上を進むので勾配は緩めになります。


細かいアップダウンはありますが、しっかりした道だし元気なら楽しい道です。


イモリ山の手前の登りはキツい勾配です。


イモリ山直下では目の前にそびえる岩山に「エッ!」と思いますが、左側から巻くので一安心。


でもヒィヒィ言いながら巻き道を登り終えました。


細かいアップダウンをしながら気持ちよい道を進む。


撤去中の送電鉄塔



そして、西吾野駅方面から続く赤実践コースに合流すると、道が一気に広くなりました。
こちらが子の権現への表参道何でしょうか?
違うとしても今のメインコースです。


広く歩きやすい道。
植林は手入れされているようです。



またもや古びた丸太橋。
あと何年持つかな?という感じです。



だんだん勾配がキツくなります。



神社に近づくと立派な樹木も増えてきました。



最後の最後は段差も大きくヒィヒィヒィです(汗)



子の権現すぐ下のロードに出ました!



今回の区間は大会では中盤を越えた折り返しはじめの地点。
この後には飯能アルプスのアップダウン区間が控えます。

登りの区間なので選手にとってはキツい区間ですが、コース自体は変化に富んだ楽しい区間なので、今後に備え無理のないペースで楽しみながら進んでいけたら良いと思います。
実際そんな余裕はないんですけどね。



以上。
オツカレ。


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飯能アルプス~奥武蔵丸山トレイルランの見学

こんにちは、JAMです。


日曜日の午前中はお家でゴロゴロしていたんですが、午後は走りたいなぁと思いコースを考えました。
で、今日はSAJ主催の「飯能アルプス~奥武蔵丸山トレイルラン」があったなぁと思いだし、
応援ってつもりではないけど、少しでも雰囲気を感じようかとコースに行ってみようと思いました。

あんまり選手が沢山いるコース走るのは気が引けるので、選手かバラける後半でボリュームより少し早い方がいる時間帯に行くよう調整しました。


町営グラウンドの駐車場に止めて、行きはオールロードで県民の森を目指します。
延々と登り。来月のウルトラの練習には丁度いい。

でも、予定していた自販機で飲み物を買えなかったので、山の中の5km先の自販機で水分が買えるか心配で集中できませんでした(言い訳)。
今日は風も強く、山の地形によっては突風が吹くほど。山の稜線ではもっと強い風が吹いているかもしれない。
汗をかいた身体がどんどん冷やされてしまうので、遅い時間に稜線で強風に吹かれたら厳しいなと思いました。


途中の風景「棚田と武甲山」。


気持ちはなるべく走るつもりなのに直ぐに歩いてしまう。。
来月のウルトラがとても心配。。


無事に自販機で飲み物を購入し安心。
途中からトレイルへ入り直登コースで県民の森を目指す。

防火帯の直登にゼェハァしながら進む。
こういうところをスタスタ登れるくらいまで戻したいなぁ。



そんなこんなでようやく県民の森へ。
関東平野がキレイに見えましたよ。


狙い通り、選手はまだまだ全然まばら。
1分間に1,2人通る程度。
おそらくですが上位の1/3以内くらいの方達だと思う。
これなら邪魔せず走れます。

まぁ本来、選手とかハイカーとか、私のような一般で来た人とか、どちらも優先とかないので気にする事ではないのですが、
気持ち的にお互いの干渉を避けるよう、少しでも配慮したら良いんじゃないかなぁと思いまして。


選手達はトレイルで30km地点。
私はロードと少しのトレイルで10km地点。
実力は私の方が劣りますが、疲労と下り基調を考慮すると私の方がかなり余裕があります。

前の方には詰めないよう、かなり距離を取って走ります。
全体的なペースは私の方が早いですが、登りのピッチの速さが普段の私の周りの選手とは違いますね。
そして、走れるところはなるべく走る。平坦はもちろん緩い登りもなるべく走る。
むぅ、懐かしい。。



途中、ペースが合わない方に何人かの選手が詰まり気味になってたんですが、私は後ろから来たペースの早い方に素早く譲り、
その方の後について一緒にパスさせてもらいました。

その方は先行し、その後はしばらく私は単独で走りました。
今日は新しいシューズだったのでその感触を確かめながら、気持ちの良い下りを気持ちのいい程度のペースで。


気持ちの良い区間が終わると勾配が少しキツくなるんですが、足の疲労が蓄積した選手たちはここでガクッとペースが落ちますね。
後ろからの気配は全く感じないので、ここから私もペースを落とし、前にプレッシャーをかけないよう10m以上は距離を開けました。
そのまま、下り終わりの金昌寺まで行きました。

そこからのロードもなるべく走るようにしましたが、気持ちも身体も弱く何度か歩いてしまった(汗)
弱ぇ。。


普段は1人で走っているので、少しでも気持ちが乗らないと下りでも歩いてしまうんですが、
今日は周りのペースを意識しながらだったので、必然的にほぼ走り続けることができよい練習になりました。

また、最近とは違う選手層の方と走ったのですが、特別に何か違う訳ではなく
日々の努力の差からくる、ほんの少しのペースの差であったり、ダレない気持ちの差だったり。


私は別に大会で速く走ることには全く興味はありませんが、
山を楽しむ人としての「強さ」というのは常に備えておきたいと思っています。
こと「走る速さ」という点に関しては今日の周りにいた方々は私より強いので、
良い刺激を頂くことができました。


痩せて、鍛えて、強くなる!
オツカレ。



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